🌖十六夜杯🌙俳句 花風賞🌸
◉はじめに
十六夜杯に参加させていただきとても楽しかったです。その感謝の気持ちを込めて「勝手に花風賞」を選出したいと思いました。
俳句はよくわかりません。なので、審査基準(?)は完全に「私の好み」です。一つ一つ丁寧にみれば、どれも楽しく温かく個々の良さ、巧さがあります。私など及びもつかないほどの発想の豊かさ、温かさ、ユーモア、言葉選び。そして何より読んでて楽しい。
今回は、パッと見て「なんか新鮮〜」と思ったものを中心に選ばせていただきました。じっくり見ていくとどれも良く見えちゃうから最初の印象で。
自分が選ぶ意味はあるのかと考えると前に進めなくなっちゃうので、とにかくやる、やりたい。「まぁ花風さん、こういうのが好みなのね。」ぐらいの軽い気持ちでお付き合いください。どうぞよろしくお願いします。
なお、コメントは勝手な感想です。的外れなところが多々あると思いますがお許しください。
◉花風賞 5句
✨月の刃を我が身に受けて終夜✨
十六夜さんの句。月の光とひやりとする冷たさ。その突き刺さるような美しくも冷たい光を一身に受け夜が過ぎていく。緊張感と美しさと孤独と青い光と闇と。なんとも私の好みの世界、ど真ん中です。
✨筥崎祭り水笛吹けぬまま大人✨
野乃さんの句。俳句に馴染んでらっしゃる方かなぁと思いました。地元のお祭りが季語になってるなんてすごい。季語の後の「水笛吹けぬまま大人」が句としてピタリと決まってるように感じました。こういう表現好きなんです。
✨満月が綺麗ですねといえなくて✨
井戸乃くらぼーさんの句。口語でさらりと詠んでらっしゃる。さらりとだけれど、完成度がすごく高いように思う。「満月(月)が綺麗」とは「あなたを愛してる」という意味だそうですが、それが言えない。なんとも余韻があります。
✨新月やピエロは月を消したまま✨
やどかりさんの句。月とピエロ。この取り合わせのピエロは、19世紀フランスのメランコリックなピエロを連想させます。悲しげな表情と青白い月は相性が良い。まるでピエロが月を消しさったかのような不思議な雰囲気がします。
✨秋風のせいで早退いたします✨
祐希さんの句。一体何があったのだろうと惹きつけられました。秋風のせいとは言うけれど、本当は?と聞いてみたくなるような。こういう表現は自分にはできないのでとても新鮮に思えました。印象に残った句です。
◉おわりに
今回選んだ句はどれも瑞々しい。自分には詠めないものばかりです。コメント力がないので、結局好きな句へのラブレターのようになっています。「好き好き♪」ばかりの。
「勝手に賞」を勧めて下さった運営の方々、ありがとうございます。綺麗にまとめて下さったので、機器オンチなワタシでもなんとか記事にできました。感謝です。
