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港式奶茶(香港式ミルクティー)について(1)どんな茶葉を使う?

港式奶茶(香港式ミルクティー)に使うベースの茶葉としてよく紹介されているリプトンイエローラベル。これを使って自分で奶茶を淹れてみようというなら、ぜひ香港のLipton Yellow Labelを使ってみてください。
日本で売っているイエローラベルとは味わいが違うのです。日本の茶葉はティーエキスパートの方が日本の水、そして日本人の嗜好や水質に合わせてブレンドしており、ケニア産の茶葉がメイン。
香港のイエローラベルはセイロン(スリランカ)産(違う地域のもあるようなのでラベルを確認) です。

リプトンイエローラベル以外の香港のスーパーで買えるものではRick Shawのも悪くないと思います。

香港の茶餐廳では4〜5種類の茶葉をブレンドしていて、その種類や割合はそれぞれの店の企業秘密。なので香港での自分好みの奶茶の味を思い起こしながら、自分でも色々組み合わせ、試してみたいです。

茶葉の基本的なミックスの仕方は、
【粗茶】ブロークンオレンジペコ (BOP)(主に香りのため)
【中茶】ブロークンオレンジペコファニングス(BOPF)
【幼茶】ティーダスト(粉レベルに細かい)(主に色と味を濃くするため)
赤っぽい色を増すために、【少量の普洱茶】を加える場合もあります。味に少し深みも出ますが、あからさまにわかる量では入れすぎです。

港式奶茶は、ポットを火にかけて5〜10分(家庭ではそのくらいが手頃かと)煮出すので、ブレンドによってはひどく渋くなります。 (ちなみに、中国系の人は紅茶に限らず『渋味』は苦手とされています)煮出しても渋くなりすぎない、自分の舌に合うブレンドを模索するのが、また楽しみでもあります。

充分に色も味わいも濃くて、けれど渋すぎず香りが芳醇ならば最高!
※要は、セイロン(スリランカ)産の茶葉を基本として、色が濃く出て、渋み少なく、香りが高い種類のものを探すってこと。そして少し大きめの茶葉、細かい茶葉、とても細かい茶葉の組み合わせでブレンドするということです。また、セイロン産だけでなく、中国産の某紅茶(もちろん高価でないダストの茶葉、それが何かはご自身で調べてね)を混ぜていた店もあったと聞いています。※

そもそも昔の冰室、茶餐廳は店側もお金がなかった(店もお客も食べてくだけで精一杯)。皆英国人のティータイムには憧れたけれど、もちろんまともな高い茶葉は使えないし、香港庶民の好みはもっと強い味のお茶だった。(当時の香港庶民のお茶の味や濃さの基準は普洱茶などでした。)そこで細かい茶葉を煮出す方法なら濃い色と味も出るし、なにより安価でよかったわけてす。

自分でブレンドなんてめんどくさいー、まずはすぐに飲みたい!というかたには…
香港のお茶屋さんには、奶茶用に独自にブレンドした茶葉を売っている店もあります。またTeaaddictのようなメーカーからも出ていますので、それを利用するのが手っ取り早いかと。

港式奶茶に不可欠な淡奶(エバミルク)については、次回。

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