【半導体株の本命】キオクシア急騰の理由――“記憶”を制する企業がAI時代の主役になる
2026年5月7日、東京証券取引所プライム市場でキオクシアホールディングスの株価が、制限値幅の上限であるストップ高水準、前営業日比7000円(19.23%)高の4万3410円で取引を終えた。時価総額は約23兆7000億円に膨らみ、日立製作所やアドバンテストを抜いて国内6位に浮上した。かつて東芝の一事業部門にすぎなかったこの会社が、ファーストリテイリングに次ぐ国内上位企業に並んだ事実は、単なる株価の話にとどまらない。AIが支配する新しい時代の構造変化が、企業の序列を根底から塗り替えつつあることを示している。
この動きを正確に理解するには、「なぜこの日にストップ高になったのか」だけでなく、「そもそもキオクシアとはどんな会社で、何を売って、なぜ今こんなに注目されているのか」を丁寧に追う必要がある。表面の株価だけを見ても、本質は見えてこない。
キオクシアとは何者か――東芝が生んだ「記憶の発明」
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