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この夏できるようになったこと

この夏できるようになったことがたくさんあるので、ここに記録しようと思う。

①美味しいとうもろこしを見分けられるようになった。
とうもろこしというと、父親を思い出す。あの人は、ものすごく綺麗にとうもろこしを食べる。小さい頃、父が食べ終えたとうもろこしの芯を眺めながら、「私もいつか綺麗に食べられる日が来るはず」と思っていた。
けれど、父の食べ方にはコツがあったようで、粒を一粒、指で引っこ抜いたら、抜いた粒の列から順に歯を当てて、粒を引っこ抜くように食べるらしい。
私はその熟練の歯技をついに中学生の頃に学んだけれど、いつまで経っても上達することはなく、次第にとうもろこしを齧るのが億劫になった。
けれど秋田の実家からは「キミ送ったがら、け。(訳:とうもろこし送ったから食べろ)」と毎年とうもろこしが送られてくる。今年もとうもろこしを齧り、「また上手く食べられなかったな」と思うのか……そう思うと億劫だった。
それで、とうもろこしをかじらなくて良いように、コーンポタージュを作るようになった。
とうもろこしを齧る必要がないし、一度に大量のとうもろこしを消費できる。さらに芯も一緒にコトコト煮ることで、芯の出汁までいただける。てな感じで、毎年コーンポタージュを手作りするのが私の夏仕事となり、習慣となった。
そして、それを毎回食べる同居人は私のコーンポタージュが大好きになり、スーパーへ行くととうもろこしをねだるようになった。
話が遠回りしたけれど、コーンはなるべく、髭が湿っているものを選ぶと良い。パサパサに乾いているものは、粒がしなしなになっていることが多いから。
また、とうもろこしが安い時期は意外とあっという間に過ぎ去るので、100円を切るうちに、入手しておくと良い。

②メロンの見分け方と産地を知る。
近所のスーパーへ行くと、まずは入り口付近に果物コーナーがあり、そこで季節の移り変わりを感じる日々。つい半月ほど前までは、メロンが破格だった。
中位の青肉メロンがなんと498円。赤肉メロンは598円。安い。でも、安すぎて怖い。
それに、産地を見てみると、「茨城」。大変失礼ながら、茨城には果物のイメージがなく、このメロンは本当に大丈夫なのか?信用できるのか?売り場で腕を組みながらしばらく悩んだ末、安いから買うことにした。
ここに並んでいるメロンの中で一番美味しいメロンを選びたい。その強い信念のもと、網目が均一で、食べた時の青っぽさを感じないよう、お尻部分が少し柔らかいものを選ぶ。
自宅に帰り、夕飯のデザートにいそいそと冷蔵庫から出し、迷いなく包丁を入れた瞬間、勝利を確信。
もう香りがただものではない。甘い香りがふぁーーっと香って、中心部はしっかりと熟している。
今まで食べてきたメロンのそれとは次元が違う味の濃さと甘さに驚き、大変失礼ながら(2度目)「茨城 メロン」で検索をかけてみると、茨城県はメロンの生産数がナンバーワンなんだそうな。
無知の知。みくびっていてごめんなさい。
メロンは恐ろしいことに2日で平らげ、すぐに赤肉メロンも購入。茨城県産、網目が均一、おしりふかふか。同じ選び方で、またもやとびきり美味しいメロンをいただけた。
本当にありがとう、茨城のメロン農家さん。

③パインを切れるようになった。
パインって硬くて切るのが大変そうで、いつもカットパインを購入していたのだけど、沖縄産の、いかにもパインです!!というような、鮮やかなオレンジ色のパインが498円だったので買ってみた。
事前にYouTubeでパインの切り方を調べて、その通りに切ってみる。熟したパインだったからか、力をこめずとも、スッと包丁が入り、驚く。
パインは外見でとても損をしてるな、と思った。
本当は柔らかくて扱いやすいし、カットパインを買うより断然お得なのに避けられがち。パインに同情しつつ、自分は顔と中身のギャップがそこまでない方でよかったなと思った。

④折り畳み日傘を綺麗に畳めるようになった。
友人が、私の誕生日に折り畳み日傘をプレゼントしてくれた。
後日友人に「ほら、見て、傘もってきたんだよ!!」と鞄から出して見せた時、「畳み方汚すぎwww」と言われてしまった。それから折り畳み傘を畳むたびに友人の言葉を思い出すようになった。たしかに汚い。綺麗に畳める人になりたいな。それから傘をさすたびに綺麗な畳み方の練習を重ね、ついに、ピシッと美しく畳めるようになった。次友人に会った時、自慢しようと思う。

他にもまだあるけれど、疲れたのでこの辺にしておく。
できることが増えるって楽しい。
まだまだ暑い夏は続く。

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