10年勤めた会社を語りたい
今日で会社を辞めて151日目。
この場を借りて10年間勤めた会社の長所と短所を語ってみたい。
長所
1️⃣家から近い
徒歩12分の通勤時間は最強。8時10分に起きても8時40分の定時に間に合う。タイパにうるさいZ世代も納得すること間違いなし。
2️⃣休んでもクビにならない
有休の範囲+αなら、休んでも遅刻してもクビにならない。普通の会社なら間違いなく半年でクビ。この緩さは最強。勿論、昇進・昇格はしないが。
3️⃣仕事が楽
中小企業独特のやり方さえマスターすれば仕事は楽。加工屋さんとの信頼関係さえ構築できれば問題ない。大手で身に付けたスキルを応用すれば、企画も発注も納期管理も楽勝。ただし雑用は多い。ASKULのコピー用紙の受け入れは死ぬほど嫌だった。
4️⃣下請けではない
持論だが、客先から図面を貰ってモノづくりするのが下請け。客先の仕様書をブレイクダウンして図面から書くのがメーカー。この違いはモチベーションに大きく影響を与える。客先も大手ばかりだし「知り合いにマウントが取れる」とCADオペ女子が言っていた。
5️⃣業界は右肩上がり
詳しくは書けないが、最終的な発注元は官公庁なので景気の波に左右されることはない。競合他社は10年先まで仕事が決まっていると聞いたことがある。ただし、あの会社に受注を取れるだけの営業力があるか、モノづくり出来る技術力が継承されているかは別問題。
短所
1️⃣人が良くない
30人足らずの会社なのに死ぬほど嫌いな奴が何人もいた。会話が噛み合わないというか、共通言語が見付からない感じだった。大手企業で優秀な上司や同僚たちと切磋琢磨していた頃のわたしとは真逆の環境。妻からは「日本語が通じないと思えば気が楽でしょ」とアドバイス。おっしゃる通りだが、日々ストレスしかない最悪の職場であることに変わりはない。
2️⃣トップが良くない
創業者であるトップふたりが良くない。会長は脳内が昭和で止まっており、社長は絶望的に人望がない。「この人たちに付いていこう」「この人たちのために頑張ろう」とは1ミリも思えない。だから鳴かず飛ばずで30年。
敬愛するnoterさん、すえながさん。のお言葉を贈ろう。
——組織は、トップの器以上には大きくならない。
3️⃣社風が良くない
トップがあれなので、良識ある人たちは馬鹿馬鹿しくなり、すぐに辞めていく。残っているのは……分かりますよね。
また、社長が無能なのでパワハラお局の悪行を目の当たりにしても見て見ぬふり。そして奴らは増長する、まさに負のスパイラル。
4️⃣管理部門が軽視される
技術者偏重主義。管理部門の人員など職安で適当に採ってきたら回ると思っている。図面を丸投げしていただけのあの会社に、大手で学んだ購買の概念を持ち込んだのはわたしが初めてだった。
5️⃣福利厚生が皆無
入社当時は退職金すらなかった。会長が「退職金か賃上げか選べ」と言ったとき、見るに見かねて「今どき退職金もない会社では、優秀な人材は採れないですよ」と進言した。住宅手当、社宅、独身寮、家族手当、フレックスタイム、半休、記念日休暇……何もない。何なら交通費も2万円を越えたら自腹である。
よくあんな会社で10年も働いたと思う。自分を誉めて上げたい。
とはいえ、わたしの老後を作ってくれた10年ではあった。
退職の経緯はこちらに纏めています。
お時間あればご覧ください。
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