起業28幎の氞久迷路 第15話 起業準備3事業蚈画・䌚瀟蚭立


第15話 起業準備事業蚈画・䌚瀟蚭立

前々回第13話 起業準備では
      ①賃貞借契玄を結ぶ
  ②家賃に぀いお開業から13幎埌の閉店埌に思ったこず
  ③店名を決める
  ④店舗䌁画をする店舗むメヌゞ図ず店舗平面図の承認

又、前回第14話 起業準備では、
      ①家族の同意
  ②店舗䌁画・蚭蚈・工事䞀匏の芋積
に぀いおお話ししたした。

今回第15話 起業準備もその続きです。

①事業蚈画

さお、投資の䞻圹、店舗䌁画・蚭蚈・工事䞀匏の芋積が出た段階で、次元氏ず䞀緒に事業蚈画の䜜成を始めたした。

事業蚈画ずは、蚀うたでもなく、
・どこから開業資金を調達するか
・開業資金を、開業埌の売䞊から生じる利益によっお、いかに回収するか
を蚈画するこずです。

1)どこから開業資金を調達するか

必芁な開業資金は、
店舗䌁画・蚭蚈・工事䞀匏玄1700䞇円皎別を含めお、
合蚈で玄3100䞇円皎別
になりたした。

開業資金は皎蟌みで支払いたすから、敷金500䞇円ず運転資金150䞇円を陀く郚分に圓時の消費皎5を加えるず、
合蚈で玄3200䞇円皎蟌
の開業資金が必芁ずいう蚈算になりたす。

これに察しお、私が圓初芋蟌んでいた資金調達蚈画は、自己資金ず芪族達からの借金で、
合蚈玄2600䞇円
ずいう蚈画でした。

぀たり、
必芁な開業資金玄3200䞇円に察しお、
箄600䞇円の䞍足
ずいうこずになったわけです。

ここで、女房ずの玄束、
・借金をしないこず
が制玄になりたす。

しかも、圓初考えおいた芪族達からの借金にしおも、
女房からすれば、
・借金をしないこず
に抵觊するかもしれたせん。

そこで前から考えおいた、
株匏䌚瀟の䌚瀟蚭立
を実行に移すこずにしたのです。

株匏䌚瀟なら、芪族達からの借金も、借金ではなく、株匏投資に倉曎しお貰うこずで、借金ではなくなりたす。
又、䞍足分の玄600䞇円に぀いおも、株䞻を募集しお資金を集めるこずが出来れば、借金するこずなく資金調達するこずが出来るわけです。

こうしお、
必芁な開業資金玄3200䞇円をどこから調達するか
に぀いおは、

株匏䌚瀟を蚭立しお
・玄2600䞇円に぀いおは、私自身ず芪族達からの出資によっお調達する。
・䞍足分玄600䞇円に぀いおは、私自身ず芪族達以倖の、他人出資によっお調達する。
ずいう蚈画になりたした。

この資金蚈画たでは次元氏も、
「本圓に他人出資しおくれる人なんおいるんですか」
ず蚀いながらも、900人のリスト第12話参照の嚁力が倧きかったのか、半信半疑でしたが、同意はしおくれたした。

次元氏ず揉めたのは、この開業資金をいかに回収するかです。

開業資金を、開業埌の売䞊から生じる利益によっお、いかに回収するか

投資回収蚈画を立おるに圓たっお、たず、カマタ倶楜郚の月額固定費を以䞋のように蚈画したした。

1私の人件費     80䞇円
2.アルバむト3名 40䞇円
3.家賃         42䞇円
4.光熱費        25䞇円
5.通信費         ïŒ—䞇円
6.その他        10䞇円
合蚈          204䞇円

ここで次元氏が噛み぀いたのは、圓然のこずながら、
「1,私の人件費80䞇円」
でした。

次元氏は、本圓のルパン3䞖の次元倧介のような枋ヌい顔をしたした。
「勘匁しお䞋さいよ。80䞇円っお、幎収にしたら、ほずんど1000䞇じゃないですか」

そこで私は、女房の条件に぀いお説明するのです。
・NECの時ず同じ幎収を埗られるこず

「奥さんによく蚀っおくださいよ、飲食玠人が脱サラしお飲食起業したら、最初の1幎は、無報酬くらいの意気蟌みでやらないず、なかなか、成功したせんよっお。幎収1000䞇円なんお、カマタさんが儲かる店を3店舗くらい持っおからの話にしおください」

私も、半分は次元氏の蚀うこずに同意なのですが、これは、女房ず玄束した条件なので、どうしおも譲れないのです。

しかも、私には、次元氏には、あえお、蚀っおいなかった、
・昌はコンサル
ずいう思惑がありたした。
぀たり、昌はコンサルの報酬を蚭立予定の株匏䌚瀟の売䞊に蚈䞊出来れば、私が、蚭立予定の䌚瀟から、NECの時ず同等の報酬を埗るこずなど、十分に可胜だず思っおいたのです。

そこで、
「たあ、でも、たずは、この固定費月額204䞇円で投資回収出来るかどうか考えおみたしょうよ」
ずか䜕ずか蚀っお、話を先に進めたす。

固定費の月額204䞇円を皌ぐには、
月額204䞇円の粗利が必芁です。
月額204䞇円の粗利を皌ぐには、
酒ず料理の原䟡率を売䞊の30ずするず、
粗利率は70%ずいうこずですから、
月額291䞇円の売䞊が必芁です。
291䞇円204䞇円÷70

私は、甚意しおおいた
カマタ倶楜郚の事業蚈画メモ
を次元氏に枡したす。

事業蚈画の前提条件
・ビゞネス街立地だから土日は䌑み。
本圓は、土日はカマタバンドの緎習やラむブがあるから䌑み
・営業時間は18:00深倜2:00
・BARなのでランチはやらない
本圓は昌はコンサルなのでランチはやらない
・垭数38åž­
・皌働垭数率50%
・1日の回転数2.5回転
倕食2次䌚3次䌚で2.5回転

1日の客数蚈画
・47.5人38垭×50×2.5回転
客単䟡
・3500円
月間売䞊蚈画
・332.5䞇円47.5人×3500円×20日
月間利益蚈画
・28.7䞇円売䞊332.5䞇円-原䟡99.8䞇円30%-204䞇円固定費
投資回収蚈画
・玔粋な投資2550䞇円=3200䞇円-500䞇円敷金-150䞇円運転資金
・投資回収月数88.9カ月7幎5カ月=2550䞇円玔粋な投資÷28.7䞇円

私は埗意げに次元氏に蚀いたす。
「ね、7幎半で投資回収出来るんですよ。たあたあじゃないですか」
「銬鹿なこず蚀わないでください、飲食店は3幎です、3幎で投資回収出来るような蚈画じゃなきゃだめです」

「ふヌヌん、そうなんですか」
「そうです。それに、このカマタさんの蚈画なら、簡単に3幎で投資回収出来たすよ」

「どうするんですか」
「カマタさんの絊料を80䞇円じゃなくお40䞇円にするんです」
「えっ、又、その話に戻るの」

次元氏は倧きな電卓を取り出しお、その電卓を叩きながら、私に芋せたす。
「いいですか、絊料を40䞇円枛らせば、利益は28.7䞇円じゃなくお40䞇円増えお68.7䞇円になるじゃないですか。これを玔粋な投資の2550䞇円で割ったら、ほらね、37.1カ月、ほが3幎になりたすよ。1幎無報酬なら、ほら、2幎近くで投資回収したすよ」

「でも、それじゃあ、女房の同意が埗られないから起業出来ないんですよ・・」

しかし次元氏は耳をかしたせん。
「それに䜕ですか、この事業蚈画。土日䌑み、ランチもやらない、やる気あるんですか、それに、客数が、ランチもやらないのに、1日、2.5回転、そんなに回るはずないじゃないですか、それず客単䟡3500円、倢でも芋おるんですか」

私は黙っおしたいたしたが、私の頭の䞭では、
昌はコンサル
で少なくずも、
月間50䞇円は皌げるずいう腹積もりがありたした。
月間50䞇円のコンサルフィヌはそのたた粗利ですから、倜はBARのマスタヌが収支トントンでありさえすれば、2550䞇円の投資など、4幎ちょっずで回収出来るのです。

芁は、私には、
昌はコンサル
ずいう次元氏には蚀っおいないカヌドありたした。
ですから、私は、この事業蚈画を倉える぀もりは党くなかったのです。

私の報酬を40䞇円枛らし、土日も営業しお、ランチをやっお、その前提の事業蚈画で、仮に、投資回収3幎ずいう結果が出お、その事業蚈画に次元氏もおおいに玍埗しおくれたずころで、次元氏ず九鬌氏の飲食コンサルファヌムが、投資回収3幎をコミットしおくれるわけではないのです。

事業蚈画にコミットしお責任を負うのは私しかいないのです。

コミットしおくれるなら話は別ですが、コミットしおくれないなら、コミットする私が玍埗する事業蚈画で進めるべきだず思ったし、それだけは、今でも正しかったず思っおいたす。

以䞋に添付した画像は、この圓時、私が䜜成しお、次元氏に散々文句を蚀われた事業蚈画メモの䞀郚です。

1998幎5月頃䜜成した事業蚈画メモの䞀郚
圓然、この通りになど、
なるはずがありたせん。

党く幌皚な事業蚈画で、恥ずかしくお顔が赀くなるくらいのシロモノです。

しかし、この事業蚈画も又、改めお芋れば、SINCE1968の販促甚マッチず同様に第13話参照、圓時の私の超プロダクトむン、マヌケットむン発想れロを䞀生懞呜䞻匵するかのように、埮かな茝きを攟っおいるように思えるのです。

②株匏䌚瀟蚭立

ずころで、
株匏䌚瀟蚭立を前から考えおいたのは、
・借金をしないずいう条件ず
・資金䞍足600䞇円
を想定しおいたためではありたせん。
・昌はコンサル
ずいう蚈画あったからです。

「倜はBARのマスタヌ」だけなら、個人事業䞻でもいいのですが、
NECでの経隓から、コンサル契玄を顧客䌁業ず亀わすこずを考えるず、やはり株匏䌚瀟にしおおいた方が、顧客䌁業にずっおも、私にずっおも、䜕かず郜合がいいず考えおいたからなのです。

なので、䌚瀟登蚘の曞類を取り寄せお曞けるずころは蚘入するなど、株匏䌚瀟蚭立の準備の入口くらいのこずはしおありたした。

しかしながら、圓時は今ず違っお、
株匏䌚瀟の資本金は1000䞇以䞊
ずいうハヌドルがたずありたした。

しかも、圓時の株匏䌚瀟の蚭立登蚘制床は、今では絶滅しおしたいたしたが、圓時の私からするず、絶滅しお圓然の旧態然ずした制床でした。

䟋えば、最䜎資本金1000䞇円の䌚瀟を蚭立するずしたす。
このためには、出資者党員が出資金を指定した銀行に払い蟌みたすが、圓時は、それを銀行が、1000䞇円になるたで、保管しお、管理するずいう制床だったのです。

そしお、資本金の1000䞇円が各方面から党額振り蟌たれお、初めお、銀行は、
「株匏払蟌金保管蚌明曞」
なるものを発行しおくれたす、

私のように株匏䌚瀟を蚭立しようずする人は、この銀行の蚌明曞を゚ビデンスに、登蚘申請を行い、無事に蚭立登蚘されお、ようやく、資本金1000䞇円を䜿えるようなる、そんな制床だったのです。

ですから䞀郚の出資者の郜合で、払蟌が䞀郚でも遅れたり、銀行の蚌明曞手続きや、登蚘申請手続きが手間取れば、その間は資本金を䜿うこずが出来たせん。

その間に発生した、起業のための支払いは延ばしお貰うか、誰かが、個人的に立替えるしかないのです。
実際に私はそのために300䞇円の支払いを立替える矜目になりたす。自分自身や芪族達が払い蟌んだ資本金が銀行にあるのにです

そんな、今は絶滅しおしたった旧態然ずした制床が面倒で、準備だけはしおいたしたが、䌚瀟登蚘の曞類を党郚曞いお提出するような実行段階にたでは至っおいなかったのです。

ずいうか、出来るずころたではやったものの、やれ定欟だの、やれ取締圹䌚議事録だの、そもそも、どこに資本金を集玄するのかなど、実務をどうしたらいいのか分からないこずがたくさんあっお止たっおいた、ずいうのが正しい状況でした。

ずころが、
・600䞇円の資金調達䞍足
・しかし、借金は出来ない、
ずいう課題が登堎したす。

株匏䌚瀟蚭立を、制床が旧態然ずしおいるから躊躇したり、実務が分からないから止めたおいたりしおいる堎合ではなくなっおしたったのです。

そこで、九鬌氏ず次元氏の飲食コンサルファヌムから叞法曞士の先生を玹介しお貰っお、䌚瀟登蚘の手続きを急ぐこずになりたした。

叞法曞士の先生から指導を受けお、䌚瀟登蚘はようやく進み始めたす。

すぐに集められそうな私の自己資金ず芪族達の資金から、たずは、最䜎資本金の1000䞇円で、株匏䌚瀟を蚭立するこずにしたのです。

必芁な資金は3200䞇円で、しかも借金が出来ないのですから、本来は資本金を3200䞇円にしなくおは、これは実珟したせん。

しかし、3200䞇の金が党郚揃うたで、䌚瀟蚭立を埅っおいたら、䞊蚘のような理由で、起業のために必芁な支払いが出来なくなるか、個人で立お替えるしかなくなっおしたうのです。

このため、叞法曞士の先生の指導に埓っお、たずは、最䜎の資本金1000䞇で䌚瀟を蚭立し、金が揃ったら、埌で資本金の倉曎手続きによっお資本金を増額するこずにしたずいうわけです。

䌚瀟の蚭立は急を芁したす。
早くしないず、䌚瀟蚭立前の立お替えによっお、私の自己資金が枯枇しお、資本金の1000䞇円に私自身の資金を回せなくなっおしたうからです。

店名を決めた時のように、排萜た䌚瀟の名前を考えたり、悠長にロゎを䜜っおいる暇など勿論ありたせん。
次元氏から、
「䌚瀟の名前は、株匏䌚瀟カマタ・クラブでいいですよね。倶楜郚の挢字は、今颚にカタカナにしおおきたした」
「たた、カマタ・・・」
ず思いたしたが、こずは急ぎたす。
もう、諊めお、䜕も蚀わずに了解したした。

こうしお、1998幎の5月䞋旬くらいから、ずりあえず、資本金1000䞇円で、株匏䌚瀟カマタ・クラブの蚭立準備が具䜓的に動き始めたす。

そしお、

・6月1日 曞面での発起人䌚を開催し、発起人議事録に眲名捺印
・6月2日 䌚瀟定欟の公蚌人圹堎認蚌
・6月3日頃から 私はじめ、芪族達による出資金の振蟌開始
・6月15日 株匏䌚瀟カマタ・クラブ蚭立登蚘

添付した画像は、株匏䌚瀟カマタ・クラブの創業時の䌚瀟定欟です。
第2条の目的を今芋るず、恥ずかしいを通り越しお、笑っおしたいたす。
圓時の私の、
「あれもやりたい、これもやりたい」
が定欟の目的に、ずらずらず曞かれおいるからです。

この定欟も又、SINCE1968の販促甚マッチや事業蚈画ず同様に、食っおおけば埮かに茝きだすのかもしれたせん。

株匏䌚瀟カマタ・クラブの創業時定欟

ずころで、この時点でも、私はただNECに圚籍しおいたした。
私がNECに退職願いを出したのは5月25日で、退職したのは7月3日でした。

次回第16話 起業準備では、NECの退職ず私の出資者募集掻動に぀いおお話ししたす。

この連茉は。抂ね月曜日ず朚曜日に曎新する予定です

次ぞ
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