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「見守りカメラ必要?」が一晩で変わった話【 認知症 / 介護 / 家族 / エッセイ / 4コマ漫画 / AIイラスト / 画像生成AI / 創作日記 】

「見守りって、そこまで必要?」
そう思っていた兄が、“たった一晩”で考えを変えた話です。

4コマまんが 介護編#106


この四コマを描いて、改めて感じたことがあります。
それは、**「介護のリアルは、説明より“体験”で伝わる」**ということでした。

今回のネタは、

「見守りカメラって必要?」

という、兄の何気ない一言から始まります。

正直、この時点では兄はまだ“他人事”なんですよね。

「そこまでしなくてもいいんじゃない?」
「ちょっと大げさでは?」

たぶん読者も、最初は同じ感覚で読み始めます。

でも――。

深夜2時。

母が突然、

「買い物行かなきゃ…」

と、玄関へ向かう。

そして兄は、パジャマ姿のまま全力疾走。

ここで一気に空気が変わります。

“聞いていた話”が、“現実”になる瞬間

この四コマで描きたかったのは、まさにそこでした。

介護や認知症の話って、言葉では知っていても、実際に目の前で起きると衝撃が全然違うんです。

夜中に突然外へ出ようとする。
目を離した隙にいなくなる。
家族は常に気を張っている。

でも、当事者本人には悪気がない。

むしろ本人は、

「普通に買い物へ行こうとしているだけ」

なんですよね。

だからこそ難しい。

そして、だからこそ周囲は必死になる。

この漫画で“怖い存在”を作りたくなかった

今回、母の表情をかなり悩みました。

怖い顔にすることもできたし、無表情にすることもできました。

でも最終的に選んだのは、**「きょとん顔」**でした。

4コマ目で母は、

「なんの話?」

という顔をしています。

これはギャグのためでもありますが、同時に、

「本人には異常な自覚がない」

という現実を表しています。

ここを“ホラー”として描いてしまうと、読後感がかなり重くなる。

なので今回は、できるだけ生活コメディとして読める温度感を意識しました。

一番好きなのは、妹のセリフ

個人的に、この漫画で一番好きなのは最後の、

「帰省初日で納得したよね」

です。

妹はずっと冷静なんです。

つまり彼女にとっては、これはもう“日常”。

一方、兄にとっては“非日常”。

その温度差が、この四コマの軸になっています。

兄は最初、

「見守りカメラって必要?」

と言っていたのに、数時間後には、

「GPS! センサー! 開閉通知!!」

と全部盛りになっている。

でも読者は、
「わかる……」
となる。

たぶん、説明を受けるより、あの深夜のダッシュを一回見る方が早いんですよね。

「見守りって必要?」


その疑問が、一晩で変わることがある。

家族にとっては日常でも、
初めて見る人には衝撃的な夜があります。

そんな“ある夜のリアル”を、
今回は四コマにしてみました。


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