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AIで、瀟員の限界を拡匵し続ける。_瀟長ブログ#31

はじめに

代衚取締圹瀟長の角田です。
「ゞャストは、AIにどう取り組んでいるのですか」
こんな質問を面接で受けるこずがありたす。

この蚘事では、ゞャストは、なぜAIに取り組むのか、いたどこたで来おいるのか、これからどこぞ行くのか、戊略の勝ち筋は䜕か。あらゆる業界でビゞネスの前提を倉えおいるAI。その䞭で、ゞャストのAI戊略をお話したす。

① なぜやるのか

AI戊略で私たちが掲げおいるミッションは、これです。

AIで、瀟員の限界を拡匵し続ける

瀟員の胜力拡匵は、起点です。胜力拡匵により、顧客付加䟡倀ず生産性が向䞊したす。それにより、良い仕事・スキル向䞊・幎収アップに繋がり、結果ずしお「瀟員の幞せ」ずいうゞャストの経営理念に繋がりたす。

その先には、優秀な人材が集たるようになり、さらに競争優䜍性が高たり、埗られた利益でより瀟員の胜力拡匵するための投資が実珟されたす。

このルヌプこそが目的であり、ゞャストが成長し続けるためには、AIによる瀟員の胜力拡匵が奜埪環の起点ずなりたす。

AI投資は「コスト削枛」で語られがちですが、最も倧事なのは、青色の「瀟員ぞの還元」。぀たり、AIを掻甚するこずで良い仕事をできる満足感、垂堎䟡倀の向䞊、幎収アップに繋がるずいったむンセンティブに繋がるこずが肝ずなりたす。

ゞャストの経営理念埓業員ずその家族の幞せの远求

② いた䜕をしおいるか

いたやっおいるこずを䞀蚀でいうず、
AIを最倧限に掻甚できるむンフラ基盀敎備ず人材育成
です。このためには、぀の準備が重芁です。

① デヌタの準備
 ã™ã¹ãŠã®ãƒ‡ãƒŒã‚¿ãŒã€AIに接続されおいるこず。
② むンフラの準備 
AIを動かすための技術基盀が敎っおいるこず。
③ 育成・文化の準備
 AIを䜿いこなせる人材ず文化が、組織に根付いおいるこず。

今は本栌的なAI時代に備えた準備のステヌゞ

③ どうやっお実珟するか

䞊蚘を実珟するための戊略ずしお、いた動いおいるのが぀のプロゞェクトです。

01クラりド型業務基盀「Google Workspace」の導入

今幎床から導入したGoogle Workspace。目的は、AIが力を発揮できる土台を぀くるこずにありたす。メヌル、ファむル、スケゞュヌル、Slack、Sansan、勀怠システムなどのデヌタが分断された状態では、AIは情報を暪断しお扱えたせん。これらを䞀぀の基盀に集玄し、デヌタを統合するこずで、Geminiが瀟員の胜力を匕き䞊げるむンフラを構築しおいきたす。

䟋えば、こんなシヌンが既に始たっおいたす。

「あの資料どこだっけ」がなくなる。メヌル、フォルダ、チャット、議事録を暪断しお、Geminiに䞀蚀尋ねるだけで必芁な情報にたどり着けたす。

文章・資料䜜成時間が、激枛。提案曞も、報告曞も、お客様ぞのメヌルも、䞋曞きは数秒で出おくる。瀟員がやるのは、刀断ず蚀葉を足すこずだけ。
 
匕き継ぎが、資料づくりから始たらない。担圓者が倉わっおも、過去のやり取りがそのたた残る。「前任者に聞かないずわからない」がなくなる。

02新基幹システム「Just One」の開発

「Just One」は、芋積情報から案件情報、請求情報たでを䞀気通貫で管理する自瀟開発の基幹システムです。ゞャストが毎幎実斜するおよそ1䞇件の案件には、お客様の課題ず提瀺した解決策ず実行した䜓制などがデヌタずしお残りたす。これは圓瀟固有の資産であり、Just One はそれを分断させずに蓄積し、AIが掻甚できる圢に敎えるための基盀ずなりたす。

Just Oneのシステム管理領域

䟋えば、こんなシヌンが実珟したす。

芋積の粟床が倉わる。新案件に、過去の類䌌案件の芋積構成ず実際の原䟡をその堎で照合できる。想定しおいなかった費甚の抜けが芋えたす。

案件別の収支が、芋える。 売䞊・利益を案件単䜍で接続するこずで、営業担圓者ごず、顧客ごず、サヌビスごず、あらゆる切り口で収益構造を分析できる。自分の仕事のうちどこで利益が出おいるのかが、数字で分かりたす。

毎月の業瞟敎理が、ボタン䞀぀で。 デヌタが分散しおいるため、党囜の拠点でデヌタを纏めお、さらに本瀟の集蚈に1〜2日かかっおいるが、䞀぀の基盀に集玄されるこずでボタン䞀぀で完了したす。

03AI掻甚の「瀟員スキル向䞊組織文化倉革の掚進」

そしお、いちばん難しいのがここです。ツヌルを配垃するだけでは、人は䜿っおくれたせん。デヌタずむンフラがどれだけ敎っおも、䜿う人ず文化がなければ、それはただの箱です。研修による底䞊げ、業務ぞの適甚を考える堎づくり、成功事䟋の暪展開を継続的に回しおいく。文化は日々の積み重ねでしか倉わりたせん。最も時間のかかる投資ですが、最終的な成果はここが最も重芁だず考えおいたす。

この぀のプロゞェクトを䞻導し、「瀟員の胜力拡匵」のため、AIX掚進郚ずいう専門組織を立ち䞊げたした。たた、人事郚においおも、AI時代の人事戊略ずしお評䟡制床や資栌制床ぞの反映などを進めおいたす。

④ さらなるむンパクトを出すために・・・

私はAIの䜿い方を「氎平型」ず「垂盎型」の二぀に分けお考えおいたす。

いた私たちが敎えおいるのは、党瀟を暪断する基盀です。Google Workspace、Just One、Slack 、Sansan、カオナビ、勀怠システムなど、これたで別々に存圚しおいたデヌタを぀なぎ、党瀟員が同じ情報にアクセスできる状態を぀くる。これを「氎平型」ず呌んでいたす。薄く広く、党瀟を底䞊げする仕組みです。

ただ、私たちが本圓に描いおいるのは、その先にありたす。

営業、蚈画、珟堎、報告曞。私たちの顧客䟡倀を生む仕事は、この流れでできおいたす。それぞれの業務サヌビス郚門別に特化したAIを立おおいく。提案ず芋積を組み立おる営業のAI、工皋ず芁員を組む蚈画のAI、珟堎を支えるAI、サヌビスごずに報告曞をサポヌトするAI。これが「垂盎型」です。

AI掻甚の2局構造

氎平型が薄く広くなら、垂盎型は深く狭く。成果のむンパクトは、垂盎型のほうが倧きくなりたす。

垂盎型のAIがどれだけ賢く振る舞えるかは、その䞋にあるデヌタの質が重芁です。土台のないずころに、柱は立ちたせん。珟圚、進めおいる基盀敎備は、その䞊に立おる柱のための地面づくりなのです。

これが実珟したずき、䜕が倉わるか。

䟋えば、
AIが䞋曞き、人が刀断する。お客様ずの䌚話蚘録ず図面をもずに、AIが瀟内ファむル・Slack・Just Oneを暪断しお分析し、工皋案・仕様案・芋積案たでを䞀気に䜜成する。営業ず珟業の担圓者は、そのAI案を土台に仕事を進めおいきたす。

これが、近い未来に実珟したい働き方です。

â‘€ 動きはじめた垂盎型AI

この1幎で既に動き始めおいる業務特化垂盎型AIを玹介したす。

䟋1マンホヌル管理アプリ

図面䞊にマヌカヌを眮き、マンホヌルを開けた状態ず閉じた状態の画像を蚘録するこずで、開閉の状況ず劣化の皋床を怜査したす。iPadに察応しおおり、珟堎で蚘録しおそのたた速報を出力できたす。すでに珟堎で実際に運甚しおいたす。

䟋2地䞭探査AI

地䞭埋蚭物調査においお、資料をアップロヌドするずAIが内容を解析しお自動で日報やKY報告曞を䜜成するシステム。モバむル察応しおおり、出先で簡単にPDFの報告資料を䜜成するこずができたす。今たで玙の管理だったが、デゞタル化ぞの足掛かりができたした。


䟋3コア詊隓自動䜜成ポヌタル

コア抜き詊隓での野垳甚蚘録シヌト、写真台垳、報告曞を自動䜜成するアプリ。GoogleAppScriptを䜿っお珟業メンバヌが開発。2時間ほどの資料䜜成䜜業時間が3分ほどに短瞮されたした。珟業発案者がマニュアルや段取りを組みチヌム内に浞透させおおり、アプリ開発から珟堎適応たでの流れを非垞に早く実珟するこずができたした。

䟋4コンクリヌトの匷床掚定AI

グルヌプ䌚瀟のクォリティヌずゞャストで開発し、サヌビス提䟛を始めたAIコンクリヌトの圧瞮匷床予枬特蚱第7851000号。工事においお、コンクリヌトの圧瞮匷床管理は、構造物の品質確保や工皋管理においお重芁な芁玠です。

材霢を説明倉数、圧瞮匷床を目的倉数ずする孊習デヌタセットを甚いおAIにより予枬モデルを生成し、圓該予枬モデルに基づいお、耇数の材霢に察応する圧瞮匷床を予枬したす。

これにより、所定の匷床に達する時期の芋通しや、匷床発珟の遅れに関する刀断を支揎し、コンクリヌト工事における工皋管理の高床化および品質確保に寄䞎するこずが顧客䟡倀ずしお期埅されたす。

匷床掚定AIシステム


そしお、こうした珟堎発のAIを、䞀郚門で終わらせないための仕組みも動き始めおいたす。

瀟内AI・ナレッゞ共有基盀「タテリア」

AIにより゜フトりェア開発が民䞻化され、誰でも容易に䜜れる䞖界になりたした。瀟内で生たれた䟿利なプロンプトやアプリを党瀟で暪展開するナレッゞ共有基盀がタテリアです。

珟堎で課題を発芋し、珟堎で開発運甚たでを実行する。䌚瀟はそれを支える仕組みずサヌバヌ・セキュリティヌ管理ず暪展開を掚進したす。

⑥ゞャストのAI戊略の勝ち筋

AIに取り組む䌚瀟は無数にありたす。ツヌルやモデルは誰でも同じものを䜿えたす。差が぀くのは、その䌚瀟が䜕を持っおいるかです。わたしたちが考えるゞャストのAI戊略には勝ち筋が3぀ありたす。


ひず぀めは、瀟員が䞻圹の䌚瀟であるこず。

ゞャストの売䞊高のうち、およそ5~6割は人件費です。人が最倧の資産であるこずは、䞀人ひずりの胜力が䞊がれば、それがそのたた生産性ず利益に跳ね返るずいうこずです。材料費や蚭備費が䞻䜓の産業では、瀟員の胜力が䞊がっおもコスト構造の倧半は動きたせん。AI投資の効きしろが、構造的に最倧なのです。しかも生産性の向䞊は、そのたた瀟員ぞの還元原資になりたす。

ふた぀めは、「珟堎」を持っおいるこず。

AIに眮き換えられるのは、情報だけで完結する仕事です。䞀方、私たちの仕事は構造物の前に立ち、自分の目ず手ず技術で状態を確かめる。この工皋は、AIはできたせん。構造物に近づく技術も、資栌も、実瞟も、お客様ずの信頌関係も、䞀朝䞀倕には手に入らないからです。むしろAIが安く広く行き枡るほど、珟堎を持っおいるこずの䟡倀は盞察的に䞊がっおいきたす。私たちが立っおいるのは、AIに奪われる偎ではなく、AIを歊噚にできる偎です。

珟堎力は最倧の匷み

みっ぀めは、その珟堎から、宝ずなるデヌタが毎日生たれおいるこず。

幎間およそ1䞇案件。その党工皋が蚘録ずしお残りたす。営業ではお客様の課題ず提瀺した解決策。蚈画では調査手法・䜓制・工皋の刀断。珟堎デヌタず蚺断結果、その埌の経過。報告曞では根拠から結論に至るロゞック。むンタヌネット䞊のどこを探しおも存圚しない、私たちだけの資産です。どこからも買えたせん。

この3぀の勝ち筋のもず、そこにAI基盀が敎い、人ず文化が育ったずき、最も倧きな成果が出せる䜍眮に私たちはいたす。

AI戊略の勝ち筋は瀟員が䞻圹、珟堎、豊富なデヌタ

さいごに・・・・

「AI時代に、䟡倀の䞊がる仕事にしおいく」

建蚭業界の人手䞍足は構造的な問題です。私たちの仕事は需芁は増えるが、人手は枛る。このギャップは、加速しおいきたす。

だからこそ私たちはAIに取り組み、この仕事そのものの䟡倀を、AI時代に䞊げおいきたす。

私たちの仕事には、AIでは絶察に替えのきかないものがありたす。

ひず぀は、珟堎です。もうひず぀は、第䞉者ずしおの立堎です。私たちは利害関係のない立堎で正しいこずをありのたたに䌝える䌚瀟です。AIで䜜業のコストは䞋がるが、信甚の䟡倀は䞊がる。AIが䜜業を安くするほど、信甚は垌少になるからです。

AIによっお、䜜業コストは䞋がり、人間にしかできない刀断や顧客䟡倀を考えるこずに時間が䜿えるようになりたす。䜜業が枛り、刀断が増える。それは、この仕事がより専門性の高い、より䟡倀の認められる仕事になっおいくずいうこずです。

人手䞍足の業界だからこそ、䞀人ひずりの䟡倀を䞊げおいく。そしお、その䟡倀の向䞊は、そのたた働く人に返りたす。

構造物の安心・安党を守るずいう、瀟䌚に䞍可欠な仕事。それを、AI時代にもっず䟡倀の高い仕事にしおいく。

ゞャストのVISIONである、他にない「構造物の総合病院」。これにはAIぞのチャレンゞも䞍可欠です。その挑戊を、䞀緒にしたせんか。

いいなず思ったら応揎しよう