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日照技術コンサルタントとの経営統合について_社長ブログ#29

ジャストは本年3月末、日照技術コンサルタント(京都府宇治市)の発行済全株式を譲受し、経営統合を実施しました。あれから2カ月半。京都に根ざす日照のこと、統合に至った経緯、そして動き始めた取り組みについてレポートします。

日照技術コンサルタントについて

日照技術コンサルタントは、京都・宇治を拠点に、京都での営業基盤と、測量を核とした技術力を強みとする会社です。高精度機器を活用した測量を軸に、道路・河川分野の設計や災害復旧まで、社会インフラを支えてきました。

日照 宇治本社

京都における強い営業基盤

日照の強みの1つは、京都での営業基盤です。

地元・京都府および宇治市の行政と長年かけて築いてきた強いつながりがあり、地域に深く根ざしています。この信頼は、単なる人のつながりだけで築かれたものではありません。一つひとつの業務で高い品質を積み重ね、災害対応など、地域のために力を尽くしてきた ── そうした技術と誠実な姿勢で勝ち得てきた信頼が、京都での地力の土台になっています。

業務について

測量技術
基準点測量・路線測量・横断測量など、設計の基盤となる高精度な測量を行います。

道路・河川設計
道路、河川・砂防・海岸/海洋分野の設計業務を幅広く手がけます。

災害復旧・災害査定
災害復旧設計、災害査定調査・設計など、地域の安全を守る業務に取り組んでいます。

測量業務

経営統合の経緯

2025年7月に日照の市原社長と初めてお会いしたことがきっかけです。その後、会議や会食を重ねる中で、経営理念や会社として大切にしている価値観について率直に対話を続けてきました。 また、事業面での相乗効果や、技術領域・顧客基盤の補完関係についても具体的な議論を重ねてきました。

その過程において、市原社長より、ジャストを「ベストパートナー」として評価していただき、またジャストとしても、両社が大切にしている価値観の親和性の高さ、そして将来的なシナジーの可能性に強い確信を持つに至りました。両社の強みを掛け合わせれば、新たな価値創造によって、両社従業員にとってより良い未来を築くことができる ── そう確信し、経営統合の実現に至りました。

日照 市原社長とジャストエントランスにて

経営統合を前に進めるチーム

経営統合を「絵に描いた餅」にしないために、ジャストからも実務の担い手が日照に参画し、統合を具体的に前へ動かしています。

建設コンサルタント事業部長の金替さん、古田さんが、日照の営業やジャストとの連携の最前線を担当。AIX推進部長の重光さんが、裏方として統合実務全体の推進役として伴走しています。Slackの導入や業務のデジタル化など、二社が一つのチームとして滑らかに動ける土台づくりを一つひとつ整えています。

さらに、人事部の杉山さんが日照の採用戦略に参画し、ジャストで培った採用ノウハウで支援にあたっています。採用サイト・ホームページのリニューアルも進行中です。

ジャストメンバーが見た、日照という会社

統合を進めるメンバーに、日照の率直な印象を聞いてみました。

口をそろえるのは、「堅実さ」と「挑戦心」を併せ持つ会社だということ。長年築いてきた顧客基盤と技術力を大切にしながら、新しい挑戦にも前向き。一つひとつの仕事に実直に向き合う誠実さがあり、社員同士が理解し、フォローし合う温かい社風も印象的です。私たちを温かく迎え入れ、ジャストの「調査」分野にも関心を寄せて、どんな相乗効果(シナジー)を生み出せるかを一緒に考えてくださっています。

統合を組織再編ではなく成長の機会と捉え、より良い未来を一緒に創ろうとしてくださる ── ご一緒できて本当にありがたい。それが、現場で統合を進めるメンバー共通の想いです。

動き始めた連携

現場でも、コミュニケーションでも、二社の連携はもう動き始めています。

合同現場が始動──ジャストの調査業務を、横浜・調査診断部の村上(武)さんを中心に、ジャストと日照の合同チームで実施する案件なども出始めています。日照測量×ジャスト調査が、一つの現場で噛み合い始めています。

コミュニケーションの共通化も進めています。Slackに両社の合同チャンネルを開設し、日照の皆さんにもご参加いただきました。大阪事業所では懇親会も開催。市原社長ご自身も、Slackに挑戦してくださっています。

日照メンバーが大阪事業所を訪問
大阪事業所兼高さんによるデジコアの説明の様子

他にない「構造物の総合病院」に向けて

VISION2030として、他にない「構造物の総合病院」というキャッチコピーを掲げています。多様な専門家(ビルディングドクター)が、構造物に関するあらゆる課題を解決できる会社を目指すものです。

点検・調査/診断・試験検査に加え、測量・設計、そして道路・河川分野という新たな強みが加わり、両社で解決できる課題の幅がさらに広がりました。経営統合を受けて、ビジョンイラストも日照を加えてアップデートしています。

VISIONイラストに日照が加わり、アップデート
日照の玄関に掲示していただきました

さいごに・・・

経営統合後、もっとも大事なことは何か・・・?
それはやはりコミュニケーションの量(その先にある関係性の構築)だと考えています。

何十年も別々の会社として、働き方も企業文化も違う中で歩んできた日照とジャストの社員です。色々な思いや不安はあって当然。まずは社員同士が接点を持ち、互いを知ることから、すべては始まります。

シナジーの追求や事業拡大も大切です。けれど、この経営統合で本当に実現したいのは、もっとシンプルなことです。それは、数年後に日照とジャストの社員が、**「一緒になって良かった」**と心から思えること。これこそが本件の目的であり、一番の成果だと考えています。

懇親会で記念撮影

それぞれの強みを持ち寄りながら、垣根のない一つのグループ(家族)として── そんな未来を一つひとつ実現していきたいと思います。

角田賢明

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