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創業者の教え、私の答え #11受け継がれた想い きっかけは小さくても、人は大きく成長できる

「家が近かったから」
それが、彼女が入社した理由でした。
その時、彼女は決して
技術者を目指していたわけではありません。

彼女は毎日、
危険予知を書き続けました。
それは一日や一週間ではありません。
一年間、
一日も欠かさず続けました。
自分のためではありません。
次に作業する人が、
安心して仕事ができるように。
それだけを思い続けていました。

その姿を見ていて、
私は創業者の言葉を思い出しました。

他人に気を配り、思いやりを持って接し、信頼関係を築け。

社長になってから、
私はこの言葉に、
もう一つだけ、
自分なりの想いを加えました。
それは、
人の夢も応援できる会社でありたい。
そんな想いです。

人の夢や目標に関心を持ち、その達成に向けてサポートします

あれから時が流れ、
彼女は今、
技術部をまとめる立場として、
仲間を支えながら、
新しい製品の工程を考え、
それを製造部のメンバーに
危険予知も含めて指導をしています。

彼女の今の夢は、
「業界で一番有名な女性技術者になる」
ことです。
昔、
私も同じ夢を持っていました。
だからこそ、
私は知っています。
夢は、
口にするだけでは叶いません。
努力を続ける人だけが、
近づいていけるものです。
だから私は、
彼女の夢が
現実になるその日まで、
全力で、
応援し続けたいと思っています。

いつの日か、
彼女が夢を叶えた時、
私は誰よりもうれしいと思います。
その日を、今から楽しみにしています。

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