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紫陽花

いよいよ6月。
私の嫌いな季節。

梅雨やから雨も多いけど、
雨が降っても現場に出んなん日もあるし
祝日もなく、1年でいちばんしんどい月。

そして、6月になってさっそく、
事務所で、お客様から預かった資料の
紛失事件が発生。

これ、担当が私だったとはいえ、
ちゃんとお客様から預かってきた書類を
所定の場所に保管したことは間違いない。
たしかに、毎日ここにあるな、
という確認はしていなかったけど
それはほかの資料に関しても同じことで
決められた場所に置いたものを
毎日見るなんてしなくないか?
でも「責任はJさんにある」と怒られ、
焦りながら探し回るはめに。

書類を預かってきたのが4月10日、
で、事務所の引っ越しが4月後半。
お客さんから預かってきて
それ以降事務所からは持ち出してないので、
私としては、引っ越しの際に
だれかが保管する場所を間違えて
置いてしまった、と思ってたんやけど。

で、同僚が、本当に持ち帰ってきたのか、
ここから持ち出していないのか、
とか何度も聞いてきて、
いやいやマジで私って信用されてないと
少々凹みつつ、2時間探し続けたところ
やっぱり、あるべきはずではない、
案件終了済みの棚の奥の奥のほうに
置かれているのを発見。

探している間、生きた心地がしなかったんで
無事発見できてほんとうによかった。
誰がそこに置いたとかはどうでもよくて、
とにかく出てきたからめでたしめでたし。
その間、私がなくしたと決めつけて
怒ってきた先生のこともまあ許そう。
(根には持つけど)

でも、冷静に考えたら
私は被害者のような気も……

まいいか。本当に心配して自分の仕事も
ほっぽって同僚が一緒に探してくれて
本当に感謝している。

そういえば、金曜日に測量に行った現場が、
森みたいな場所で裏には池もあったせいか、
ものすごい蚊にさされてしまって
おでこだけで10か所、顔全体で15か所。
蚊取り線香や虫よけスプレーでは
どうしようもなかった。

前回書いた、ワタサバも終わっちゃったし
毎日の楽しみが消えた。

まったく6月ってやつは。

で、去年も書いたけど、
私は6月生まれで、
彼も6月生まれ。
誕生日が同じ。

昨日、電話で話したときに、
どうせ当日は彼は誕生日のことなんて
忘れてるやろうし、
さきにおめでとう、ありがとうを
言い合っておいた。
これで、忘れられたなって思うことはなく
過ごせる。

6月、なんか楽しい予定も入れておきたいし
オリックス戦のチケットも取ろうと
思ったけど……最近仕事終わりも遅いし、
土日もけっこう予定が入っているし、
阪神には三連敗するし。
これ、またドツボになりそうないやな予感。

あと、紫陽花が見ごろになるので、
これを見物に行くのもいいな。
椿屋四重奏の『紫陽花』っていう曲が
すごく切なくて好きで、
この時期になるとヘビロテしてしまう。

それから、映画『国宝』を見に行く。

吉田修一の小説はだいたい読んでいる。
文章が読みやすいし、
人間の業というか性というか
そういうものをうまく読ませる作家さん
という良いイメージがある。
『国宝』は長くて時間があるときに読もう、
と放置になってたんやけど、
気づいたら、映画化されていて
あわてて読みだした。

通勤電車でとかお風呂とかで読んでたら、
面白くて上下巻を3日ほどで読み終えた。

簡単にあらすじを説明すると、
歌舞伎が題材で、
ヤクザの息子である喜久雄が
上方歌舞伎大名跡の花井半次郎一門に入門し
半次郎の息子である俊介と競いながら
成長していくみたいな(ざっくりすぎる笑)
小説と映画は、必ずしも一緒ではある必要はないし、別物と思っておくべきやろうけど
この原作でしょうもない映画やったら
切腹ものやろう。
事前情報とかは全く入れず、
カンヌ映画祭の速報で、
出演者くらいは知ってる
程度の状況で見に行きたい思う。

で、キャストもだいたい理想的やなあって
感じがする。
私は、寺島しのぶファンなんやけど、
彼女も出演していて、すごく楽しみ。

だいたいにおいていいことがないベースで
楽しいことがあったらラッキーくらいで
6月はすごそう。





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