ChatGPTは製造業でも使える?現場改善担当の私が実感した2つの活用事例
「ChatGPTって、学生や事務職が使うものでしょ?」
私もそう思っていました。
でも、異業種から製造業へ転職し、現場改善を担当するようになった今では、仕事に欠かせない存在になっています。
製造業の仕事は、設備を動かしたり、現場で人と関わったりすることが中心です。そのため、「AIなんて自分の仕事には関係ない」と感じていました。
でも実際に使ってみると、その考えは大きく変わりました。
改善提案を考えるとき。
資料を作るとき。
原因分析をするとき。
ChatGPTは、答えを出してくれる存在ではなく、一緒に考えてくれる相棒になってくれたのです。
今回は、私が実際に「これは仕事で使える」と感じた体験をご紹介します。
製造業でもChatGPTは活躍する
「製造業ではAIは使えない」
そんなイメージを持つ人も多いかもしれません。
もちろん、設備を動かしたり、製品を組み立てたりすることはできません。
でも、管理職や改善担当の仕事には、
改善提案を考える
会議資料を作る
教育資料をまとめる
不良の原因を分析する
といった、「考える仕事」がたくさんあります。
実は、この部分こそChatGPTが力を発揮してくれる場面でした。
私が「これは仕事で使える」と感じた2つの出来事
① 急な改善会の資料作成
ある日、急に改善会で発表する資料を作るよう指示されました。
今までの改善会では、紙や口頭で説明したり、Excelのデータをそのまま見せたりするやり方を多くの責任者が行っており、皆「伝わる資料」を作った経験はほとんどありませんでした。
「何から考えればいいんだろう…」
正直、『管理職なのにこんなことも分からない』と焦っていました。
そんなとき、私はChatGPTに相談してみました。
改善内容を伝えるための構成を考えてもらうと、
現状
課題
原因
対策
効果
という流れを提案してくれました。
ゼロから考える必要がなくなり、自分の考えを整理しながら資料を作ることができたんです。
もちろん、そのまま使ったわけではありません。
現場の状況に合わせて内容を修正し、自分の言葉でまとめました。
でも、「何をどんな順番で伝えればいいか」が見えたことで、資料作成への苦手意識がぐっと減りました。
② 不良が発生したときの「なぜなぜ分析」
製造業では、不良が発生すると「なぜなぜ分析」を行います。
私も最初は、
「どこまで掘り下げればいいんだろう?」
「この原因だけで本当にいいのかな?」
と、考えが止まってしまうことがありました。
そんなときもChatGPTに状況を説明すると、
「こんな原因も考えられるかもしれません」
「設備だけでなく、人・方法・材料の視点もあります」
と、原因を広げるヒントをくれます。
もちろん、AIの回答をそのまま採用することはありません。
現場を確認し、事実に基づいて判断することが大前提です。
それでも、自分一人では思いつかなかった視点に気付けるので、原因分析を進める大きな助けになっています。
ChatGPTは「答え」ではなく「相棒」
私はChatGPTを、
「答えを教えてくれるAI」ではなく、「一緒に考えてくれる相棒」
として使っています。
AIが考えるきっかけをくれて、
最後に判断するのは自分。
この使い方が、製造業では一番実践的だと感じています。
まとめ
異業種から製造業へ転職した私は、毎日が勉強の連続でした。
改善、安全、品質…。
知らないことばかりだったからこそ、ChatGPTは学びを支えてくれる存在になっています。
製造業だからAIは使えない。
そう思っている方にこそ、一度試してみてほしいと思います。
きっと、「こんな使い方があったんだ」と感じてもらえるはずです。
今日の一歩
もしChatGPTを使ったことがない方は、まずはこんな一言から始めてみてください。
「改善会で発表する資料の構成を考えてください。」
きっと、「こんな使い方があるんだ」と新しい発見があるはずです。
おわりに
このnoteでは、製造業で実際に試して役立った生成AI活用や現場改善の工夫を発信しています。
同じように製造業で働く方や、AIを仕事に活かしたい方のヒントになればうれしいです。
ぜひ、フォローや「スキ」で応援していただけると励みになります。
