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ロンドンで心理カウンセリングを受ける目的

辛さは自分の価値観を見直すサイン

ロンドンでの生活、仕事も、生活も、なんとか回っているけれど、
「もっとポジティブに考えなきゃ」
「これくらいで弱音を吐いていられない」
そうやって自分を奮い立たせてもどんどん辛くなる。

ポジティブ思考で乗り切れない時

「前向きに考えよう」だけで乗り越えていけないと感じた多くの場合、
そこには自分の「嫌な部分」を見ないようにしようとする力
働いています。

自信のなさ、劣等感、恥かしさ、孤独。
そういった感情に対して批判的になるほど、
心はかえって疲弊していきます。
押さえようとすればするほど押し返してくる。

日本にいたら、息抜きできる居場所がもっとあったのに

心が疲れている時、日本なら気心の知れた友人、家族、温泉、
馴染みのお店など、「いつもの居場所」で息抜きすることで
回復できる機会が多いです。
でもロンドンでは、深い話ができる友人がまだ少ない、
家族とは時差があるなど、居場所の確保が難しいかもしれません。

ロンドンで心のサポートを意図的に作ることは、
心のバランスをとる方法として、贅沢ではなく現実的な選択です。

「辛さ」は、価値観を見直すチャンス

たとえば、英語でのディスカッションや会議の場で
発言できない自分が嫌だと感じる場合、
「対等に意見を言いたい」という願いがあるから。
孤独が辛いのは、「本当につながれる関係」を求めているから。

辛さは弱さのサインではありません。
自分が本当に大切にしているもの、価値観を教えてくれるサインです。

「嫌な自分」に、批判ではなく好奇心を

カウンセリングのセッションを重ねたクライアント様が、
ご自分の「嫌な部分」を責める代わりに、
一緒に好奇心を持って眺められるようになるにつれて
笑顔が増えていらっしゃるのを拝見してきました。

「嫌な部分」には、必ず起源があります。
子どもの頃の経験、家族との関係、
日本だけでなく他文化の社会の中で身につけてきた
思考・行動・感情のパターン。それらは欠点ではなく、
あなたが生き延びるために身につけた、賢い適応の形です。
今まであなたを支えてきた事を労ってあげましょう。

メンタライゼーションという視点

私がセッションで大切にしているアプローチのひとつが、
メンタライゼーション(Mentalisation)です。
NHS・プライベート共に、イギリスの心理セラピーで
取り入れられています。

一文で説明するとすれば、
「自分や他者の行動の背後にある、気持ちや意図を想像する力」で、
たとえば親、先生、教授や上司に厳しいフィードバックをもらった時に、
「また批判された」と直結するのではなく、
「厳しいフィードバックをもらった事で、
自分の中でどんな気持ちが反応しているのか」
と少し立ち止まって眺められるようになることです。

このような捉え方が育つと、感情に飲み込まれることが減り、
「なぜかいつもこうなってしまう」という繰り返しのパターンも
少しずつ変わっていきます。

「辛い自分」を責めるのではなく、自分の気持ちを理解してあげることで、
生きやすさにつながっていきます。

ロンドンで頑張っているあなたへ

自信のなさ・劣等感など、自分の中で感じる様々な感情を批判する前に
人間らしい気持ちとして興味を持って捉えられるようなってくると、
無理にポジティブになろうとしなくても、
自然と「大丈夫」と思える瞬間が増えていきます。

日本語で安心して話せる空間で、
「辛い自分」を理解していく体験をしてみませんか。

英国UKCP・HCPC公認心理療法士・アートセラピスト
ロンドン在住|NHS勤務|日英バイリンガル

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