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クラウドワークスで心が折れて、京都へ逃げた。その2

京都一人旅2日目。

朝、カーテンを開けると、窓の外は激しい雨でした。「今日はどうなるんだろう。」
少し残念な気持ちになりましたが、この日はホテルのアクティビティ「東寺晨朝さんぽ」に申し込んでいたので、傘を手にホテルを出ました。

OMOレンジャーさんの案内で向かったのは、まだ人も少ない早朝の東寺です。
夏の午前中だけ花を咲かせる蓮は、豪雨の中でも凛とした美しさを見せていました。大きな蓮の葉には雨水がたっぷりとたまり、あふれた水が葉の縁から静かに流れ落ちていきます。五重塔を背景に咲く蓮も、晴れの日とはまったく違う趣です。
OMOレンジャーさんからは、弘法大師空海と蓮のつながりや東寺の歴史について教えていただきました。ただ景色を眺めるだけでは気づかなかった背景を知ることで、目の前の風景がより印象深く感じられます。
散歩の最後には東寺近くの「東寺餅」に立ち寄り、名物の東寺まんじゅうを購入。ホテルへ戻り、お茶と一緒にいただきました。

雨も上がり、身支度を整えたあとは、烏丸御池にあるイノダコーヒ本店へ向かいました。京都に来たら、一度は訪れてみたいと思っていた場所です。
クラシックで落ち着いた店内で、名物のコーヒー「アラビアの真珠」と朝食をいただきました。ゆったりと流れる時間の中で味わうコーヒーと朝食は格別で、憧れていた場所で過ごせたことが、とても嬉しく感じられました。

朝食のあとは東山エリアへ向かいました。今回のルートは、Geminiと相談しながら組んだものです。59歳でも無理なく歩ける距離感を提案してもらえたので、「全部回らなきゃ」と焦ることなく過ごせています。

まず訪れたのは南禅寺です。大きな三門や、レンガ造りの水路閣をゆっくり歩きながら見学しました。観光客はいても不思議と落ち着いた雰囲気があり、歩いているだけで心が穏やかになっていくようでした。

続いて訪れたのは永観堂。紅葉の名所として有名ですが、雨に濡れた青もみじは一段と色鮮やかで、鮮やかな緑が境内を包み込んでいました。思わず立ち止まり、しばらくその景色を眺めていました。

永観堂を出たあとは四条へ移動し、大丸京都店の地下食品売り場へ立ち寄りました。
お弁当やお惣菜を選んでいると、この時期ならではの和菓子「水無月」が並んでいるのを見つけました。6月下旬だったこともあり、「もうそんな季節なんだなぁ」と思い、迷わず一つ購入しました。


水無月は、6月30日の「夏越の祓」に食べる京都の伝統的な和菓子です。三角形の外郎は暑気払いの氷を表し、小豆には邪気を払う意味が込められているといわれています。

ホテルへ戻り、お弁当と一緒に水無月をいただきながら、その日に撮った写真を見返します。豪雨の東寺、憧れだったイノダコーヒ本店、雨に濡れた青もみじ。
歩き疲れた体だけでなく、クラウドワークスのことで少し張りつめていた気持ちまで、少しずつほぐれていくのがわかりました。

3日目は、昨日買っておいたパンとコーヒーで朝食を済ませ、ゆっくりとホテルを出て、そのまま帰途につきました。

京都にいる間は、クラウドワークスのことは頭からすっかり抜けていました。
戻ったら、また少しずつ始めてみようと思います。

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