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「人生の目的は人それぞれ」は勘違い?仏教が教える万人共通のたった一つの目的とは

こんにちは!みなさんは「人生の目的ってなんだろう?」と考えたことはありませんか?

「そんなの十人十色でしょ!」「一人ひとり違った輝きがあるはず」と思う方が多いかもしれませんね 。しかし、仏教では 「すべての人に共通する、たった一つの尊い目的がある」 と教えられているんです 。

「えっ、たった一つ!? それって個性を無視した全体主義(ファシズム)みたいで嫌だな…」と感じた方、ちょっと待ってください! 実はそこには、私たちが普段カンチガイしがちな「ある大きな誤解」が隠れているんです 。

今回は、人種や貧富、美醜を超えた「真の人生の目的」について、分かりやすい例えを交えて解説していきます !


「人生の目的は人それぞれ」…実はそれ、勘違いかも?

「生きる目的は一人ひとり違う」と考える人が100人中99人はいる現代ですが 、仏教では「人生の目的は万人共通で唯一である」と教えられます 。

これを聞くと「押し付けじゃないの?」と抵抗感を持つ方もいますよね 。ですが、これは「生きがい」と「人生の目的」を混同しているところから来る誤解なのです 。

「生きがい」と「人生の目的」は全くの別もの!

私たちが普段「人生の目的」と呼んでいるものは、仏教でいう「生きがい」「目標」「趣味」にあたります 。

生きがい・目標の例

  • メジャーリーグでMVPを取る

  • 弁護士としてバリバリ活躍する

  • ノーベル賞を受賞する

  • 温かい家庭を築く

これらはまさに「人それぞれ」で選んで良いものです 。アメリカのファストフード店でサンドイッチの具材を自由にトッピングするように、一人ひとりの個性や多様性は尊重されるべきですし、型にはめる必要はありません 。

しかし、これらの「生きがいや目標」には「達成しても、あるいは時間が経つと変化してしまう」という特徴があります 。

生きがいの性質 大学合格や就職、美味しいお酒やご褒美のスイーツなど、これらは「当面の目標(通過点)」です 。1つの目標を達成したら、また次の目標を探さなければなりません 。

これに対して、すべての人に共通する変わらないゴール、それが「人生の目的」なのです 。

飛行機の旅で考える「本当の幸せ」

この「人生の目的」と「生きがい」の違いを、「飛行機」に例えて考えてみましょう 。

  • 飛び立った瞬間 = 私たちが生まれたとき

  • 空を飛んでいる状態 = 今、生きている状態

  • いつか必ず降りる = いつか必ず訪れる「死」

どんなに科学や医学が進歩しても、燃料(寿命)が尽きれば、人間はいつか必ず着陸(死)しなければなりません 。

機内食をどれだけ楽しんでも消えない「墜落の不安」

空を飛んでいる飛行機の中で、どんな映画を見るか、肉と魚どちらの機内食を食べるかは「個人の好み(趣味・生きがい)」です 。

しかし、もしその飛行機が「どこに着陸するのか分からない(死んだらどうなるか分からない)」としたらどうでしょうか?

どれだけ美味しい機内食を食べていても、乱気流で激しく揺れた瞬間、みんな一斉に顔を曇らせて「落ちるんじゃないか…」と不安になりますよね 。

  • 機内食や映画・映画鑑賞 = 趣味、仕事、晩酌などの「生きがい」

  • 墜落の不安 = 死んだらどうなるか分からない心(仏教でいう「無明の闇」)

どれだけお金や健康に恵まれて「生きがい」を満喫していても、どこへ向かっているのか(着陸地)が分からない限り、私たちの心から不安が消えることはありません 。

「無明の闇」を破ることで手に入る「本当の安心」

仏教で教えられる「人生の目的」とは、この死んだらどうなるか分からない心(無明の闇)を打ち破り、「いつでも安全に着陸できる大空港(着陸地)」をハッキリと確保することなのです 。

これを仏教の言葉で「破闇満願」といいます。

無明の闇が破れると(破闇)「いつ燃料が切れても大丈夫! 人間に生まれてきてよかった!」という「絶対の幸福」になれます(満願) 。

目的地(大空港)がハッキリして初めて、機内食や映画などの飛行機の旅(生きがいや趣味)も、心から安心して満喫できるようになるのです 。

お釈迦様が伝えたかった「唯我独尊」の本当の意味

お釈迦様が生まれたときに言われたとされる、有名なお言葉があります 。

「天上天下 唯我独尊(てんじょうてんが ゆいがどくそん)」

(釈迦)

よく「世界で自分だけが一番偉いんだ」という自己中心的な意味だと誤解されがちですが、本当は全く違います 。

  • 天の上にも天の下(大宇宙)にも

  • 我々人間にのみ

  • たった一つ(独)の尊い(尊)目的がある

つまりお釈迦様は、「人種や民族、男女、身分、貧富や美醜に関係なく、すべての人間には共通して果たすべき、たった一つの尊い目的があるんだよ」と宣言されたのです 。


【天上天下唯我独尊とは】


まとめ

今回は、仏教が教える「真の人生の目的」についてご紹介しました!

  1. 生きがい(当面の目標)人生の目的 は別もの 。仕事や趣味、家庭などの「生きがい」は人それぞれで OK 。

  2. 人生の目的とは、行き先不明の不安(無明の闇)を解消し、「人間に生まれてきてよかった!」と心から思える絶対の幸福になること

  3. 目的がハッキリしてこそ、日々の生きがいや趣味も心から安心して楽しめる 。

自分の人生という飛行機がどこへ向かっているのか、時には立ち止まって考えてみるのも素敵ですね 。

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