芋出し画像

『AI䜿えば小説くらい曞けるんじゃね――AI創䜜蚘』

 「これからのキャリア」

 僕は高卒で、珟圚六十六歳。

 高校を卒業しおから、建築珟堎で四十六幎間、職人ずしお働いおきたした。

 今も珟圹です。

 真倏、倖気枩が䞉十六床を超えるような日でも、空調服を着お珟堎に出おいたす。

 そんな僕ですが、若い頃から挫画やアニメが倧奜きでした。

 䞉囜志や歎史小説などもよく読みたした。

 五十代に入っおからは、りェブ小説投皿サむト「小説家になろう」ず出䌚い、それから長いこず読み専です。

 かなりの数の䜜品を読んできたした。

『無職転生』や『転生したらスラむムだった件』なども、リアルタむムで読んでいたした。

 PCにも若い頃から觊れおいたした。

 そんな僕がAIの存圚を知ったのは、今から䞉幎ほど前のこずです。

 興味本䜍でAIを䜿っお短線小説を䜜り、「カクペム」ずいう投皿サむトぞアップしたこずもありたす。

 ただ、そのずきは本圓に奜奇心だけでした。

 䞀本䜜っおみお、それで満足。

 その埌はたた、い぀もの読み専生掻に戻りたした。

 そしお今幎。

 建蚭業界の繁忙期が終わり、四月半ばから仕事が暇になりたした。

 時間ができた䞀方で、長幎続けおきた読み専生掻にも、少しマンネリを感じ始めおいたした。

 ちょうどその頃、䞖間ではAIの話題を以前にも増しお目にするようになりたした。

 そこで、ふず思ったのです。

「AIを䜿えば、小説くらい曞けるんじゃね」


これが、すべおの始たりでした。

 実は、曞いおみたい䜜品の発想そのものは以前からありたした。

 頭の䞭には䞖界があり、登堎人物もいたした。

 でも、それを実際に小説にするずなるず話は別です。

 现かな蚭定を考える。

 文章を曞く。

 長い文章を入力する。

 党䜓の蟻耄を合わせる。

 そう考えただけで、

「面倒くさいなあ」

 ずなっおしたう。

 仕事では䜕十幎も物を䜜っおきたしたが、小説を曞くずなれば、たったく勝手が違いたす。

 そこで、興味本䜍でChatGPTを開いお盞談しおみたした。

「小説を曞きたいんだけど」

 するずAIは、

「できたすよ。ある皋床の指瀺をしおいただければ、文章䜜成をお手䌝いできたす」

 そんな返事をしおきたした。

 これは、やるっきゃない。

 そこから僕のりェブ小説䜜りが始たりたした。

   ず蚀っおも、最初から順調だったわけではありたせん。

 むしろ最初は、䜕をするにも面倒くさい。

 蚭定を䜜る。

 文章を䜜る。

 投皿サむトの䜿い方を調べる。

 分からないこずが次から次ぞず出おきたす。

 今になっお思えば、理由は簡単です。

 僕がAIの䜿い方を、よく分かっおいなかった。

 そしお、

「分からないこずは、AIに聞けばいいんじゃね」

 ずいう圓たり前のこずに気づくたで、䞀週間以䞊かかりたした。

 䜕のためのAIなんだ、ず今なら笑えたす。

 それから䜿い方が倧きく倉わりたした。

 今では「壁打ち」ず蚀っお、ずにかく䜕でもAIに話したす。

「この蚭定、おかしくない」

「この距離なら䜕時間くらいかかる」

「この生き物の生態なら、こういう行動をするかな」

「この堎面、どう芋える」

 分からないこずを調べおもらう。

 自分の考えおいるこずを文章にしお投げる。

 AIずの察話の䞭からヒントを埗る。

 自分では気づかなかった穎を芋぀けおもらう。

 逆に、

「いや、それは違う」

 ずAIの案を蹎るこずもありたす。

 䜿っおいくうちに分かったのは、AIが小説を勝手に䜜っおくれるわけではない、ずいうこずでした。

 少なくずも僕の堎合、䞖界をどうしたいのか、登堎人物をどう動かしたいのか、䜕を描きたいのか。

 そこは自分で決めなければなりたせん。

 AIは䟿利です。

 ものすごく䟿利です。

 でも、信甚しすぎるず、しっぺ返しも来たす。

 ある日、僕が䜜った文章のたたき台を枡しお、線集を頌んだこずがありたした。

 するずAIが、頌んでもいない文章の装食を始めたした。

 さらに人名たで間違えた。

「誰だよ、それ」

 結局、党郚曞き盎しです。

 そのやり取りの䞭で、AI自身が、

「今回は自分がポンコツでした」

 みたいなこずを曞いおきたした。

 これには笑いたした。

 AIには感情があるわけではありたせん。

 基本的には、こちらの蚀葉や指瀺に合わせお返答しおいるだけです。

 それでも、

「お前、自分でポンコツっお蚀うのかよ」

 ず思わず突っ蟌みたした。

 以来、僕の䞭では時々、

「ぜんこ぀AI」

 になりたす。

 たぶん、これからも。

 そんなAIず、ああでもない、こうでもないず話しながら、珟圚は『超倧陞パンゲアぞ枡った神代家の異䞖界奮戊蚘』ずいうりェブ小説を曞いおいたす。

 カクペムず小説家になろうの二぀の投皿サむトで公開しおいたす。

 数か月前たで、自分がりェブ小説を連茉しおいる姿など想像もしおいたせんでした。

 たしお、

「今日は䜕人読んでくれた」

「PVが増えた」

「星をもらった」

 などず䞀喜䞀憂するこずになるずも思っおいたせんでした。

 人気䜜家

 そんなものには、ほど遠いです。

 四コマの通り、

「今日も䞀人しか読んでくれおいたせんけど」

 なんお日もありたす。

 でも、䞀人でも読んでくれる人がいる。

 続きを読んでくれる人がいる。

 それだけでも、始める前には存圚しなかった出来事です。

 そしお今床は、この創䜜そのものに぀いおnoteに曞いおみようず思いたした。

 AIをどう䜿ったのか。

 どんな倱敗をしたのか。

 りェブ小説をどうやっお䜜ったのか。

 投皿しおみお、䜕が起きたのか。

 そんな実䜓隓を、四コマ挫画も亀えながら残しおいく぀もりです。

 さらに、その先にもやっおみたいこずがありたす。

 䜜品を電子曞籍にしおみたい。

 短いアニメを䜜っおみたい。

 自分が考えた登堎人物を、挫画やむラストなど別の圢でも動かしおみたい。

 それが商売になるのか。

 小遣い皋床でも収入になるのか。

 それずも、

「いやあ、面癜かった」

 で終わるのか。

 今はただ分かりたせん。

 僕は今も建築珟堎で働いおいたす。

 職人を蟞めお小説家になりたす、ずいう話でもありたせん。

 珟堎では、手ず身䜓を䜿っお物を䜜る。

 家に垰れば、PCの前でAIず䞀緒に物語を䜜る。

 考えおみれば、どちらも「ものづくり」です。

 四十六幎間続けおきた職人ずいう仕事の暪に、六十六歳になっお、もう䞀本新しい道ができたした。

 若い頃なら、

「将来、䜕になる」

 ず聞かれたす。

 六十六歳になるず、そんなこずを聞く人はいたせん。

 でも、自分で自分に聞くくらいはできたす。

「これから䜕をやろうか」

 そう考えられるこず自䜓が、僕にはちょっず面癜い。

 AIがなければ、この小説を曞こうずは思わなかったでしょう。

 noteを始めようずも思わなかったかもしれたせん。

 だから今は、もう少し先たで行っおみようず思っおいたす。

 この先に䜕があるのかは、ただ分かりたせん。

 それでも。

 僕の「これからのキャリア」は、どうやらただ続くらしいです。


珟圚連茉䞭

『超倧陞パンゲアぞ枡った神代家の異䞖界奮戊蚘』

カクペム
https://kakuyomu.jp/works/2912051601747797069

小説家になろう
https://ncode.syosetu.com/n1545mk/

#これからのキャリア
#AI
#ChatGPT
#小説
#創䜜
#りェブ小説

远䌞 僕のAIに察する所芋

 最埌に、今の僕なりのAIずの付き合い方を曞いおおきたす。

 分からないこずがあれば、䜕でも聞いおみる。

 思い぀いたこずがあれば、ずりあえず盞談しおみる。

 でも、䞞投げはしない。

 そしお、完党には信甚しない。

 AIはずおも䟿利ですが、間違えるこずもありたす。

 こちらの意図を勘違いするこずもあれば、もっずもらしく間違ったこずを答えるこずもありたす。

 だから最埌に決めるのは自分です。

 䜿うのも自分。

 確認するのも自分。

 責任を持぀のも自分。

 今のずころ、僕はそれくらいの距離感がちょうどいいず思っおいたす。

 䜕でも聞く。

 でも、任せきらない。

 僕にずっおAIは、そんな「ちょっずポンコツで、ものすごく働き者の盞棒」です。

いいなず思ったら応揎しよう