旅で、自分に戻る① 予定通りにいかない旅が教えてくれた「なんとかなる」
~夏休みも終盤んに入り、旅に出ていました。~
今回の旅は、
出発前からとても楽しみで少し特別でした。
行ったことのない場所に行く。
久しぶりに会える友人。
仲間との時間。
親子の旅。
予定を考えているだけで、
気持ちは自然と前へ前へと進んでいたのです。
「楽しみ」
「早く行きたい」
そんなワクワクは、私は好きなんです。
でも今回、
そのワクワクのすぐ隣にあるものにも目が行った。
それは、
「予定通りに進んでほしい」という気持ちでした。
いや、元々予定とうりにいくはずだろうと思っていました。
まず、家を出て駅へ行くと電車が止まってて動き出したところ。
ラッキーとおもいつつ乗り込んだら、
また事故で停まってしまったのです。
もう思い切って、タクシーで空港に行くことにしました。
空港に着くと、目的地は強風。
飛行機は条件付き運航になりました。
もし着陸できなければ、
出発した空港へ引き返すということ。
予定時刻も大幅に遅れた。
せっかくここまで来たのに、
もしかしたら飛行機に乗って、
空を散歩して帰ってくるだけになるかもしれない。
そんな状況でした。
以前の私なら、この時点でかなり焦っていたと思う。
「どうなるんだろう」
「予定が全部狂う」
「せっかくの旅行なのに」
頭の中で、
まだ起きてもいないことを次々考えていたはずです。
でも今回は、少し違いました。
もうどうにもできない。
風を止めることもできない。
飛行機を飛ばすこともできない。
私が焦ったところで、
着陸できるかどうかが変わるわけでもない。
だったら、
「まあ、なんとでもなるか」と思った。
その時はその時で考えようと。
結果として、飛行機は無事に目的地へ着いたのです。
悪天候の中、
着陸してくれたパイロットさんに、
思わず「ありがとうございます」と伝えた。
ところが、
着いてからも予定通りにはいかない。
雨。風。曇天。
青い空もない。
青い海もない。
まるで嵐。
レンタカー屋のおじさんは、
今週はずっとこんな感じだとふんでる。
と言われたのです。
見たかった、
青い空、白い雲、絵メレル度グリーンの海。。。
予定していたバーベキューもできないのです。
でも、不思議とそこまで嫌ではなかった。
「雨なら、雨の楽しみ方を探そう」
そう思えたのです。
食材を買って、宿で食べることにしたのです。
自分たちが食べたいものしか買っていないから、
むしろ普通に美味しいし、現地の食材も豊富。
予定していた形とは違ったけれど、
これはこれで、ちゃんと旅だったのです。
そこで気がついたのです。
私は今まで、
「予定通り」を安心材料にしすぎていたのかもしれない。
予定が決まっている。
時間通りに進む。
想像した通りになる。
それは確かに安心する。
でも、
人生はそんなに予定通りにはいかない。
天気も変わる。
人の気持ちも変わる。
自分の体調も変わる。
環境も変わる。
なのに、
全部を予定通りにしようとすると
予定から外れた瞬間に、自分まで乱れてしまう。
今回の旅で少しわかったのは、
予定が崩れても、自分まで崩れなくていい。
ということでした。
できなくなったら、その時考える。
違う方法を探してみる。
それも無理なら、やめる。
そして、
「じゃあ今、何を楽しもう?」と考える。
それだけでいい。
「なんとかなる」という言葉は、
投げやりな言葉ではないと思う。
何もしなくていい、という意味でもない。
自分にできることはする。
でも、
自分ではどうにもできないものまで、握りしめないこと。
その境界線をつくる言葉なのかもしれない。
旅から帰ってきた今も、日常では予定がある。
仕事もある。
時間もある。
遅れたら困ることもある。
それでも、
何かが予定通りにいかなかった時、
「あ、また全部どうにかしようとしてる」と気づけたらいいのです。
そして一度、
「まあ、なんとかなる」と自分に言ってみる。
すると、
次にできることが少し見えやすくなる。
今回の旅は、
予定通りではなかった。
でも、だからこそ得られたものがあったのです。
旅は、
予定を消化するためにあるんじゃなかった。
その時その時を、
自分で選びながら進むものなのかもしれない。
そして人生も、案外それと同じなのだと思ったのでした。

またいつかリベンジします!!

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