芋出し画像

今を生きる

自由枯曞店、6幎目を迎えおいたす。
先日の投皿noteYouTube動画に、たくさんの反応をいただき、本圓にありがずうございたした。

お店をやめおしたうのですか
ずいう心配の声も倚くいただきたした。

先日の投皿noteYouTube動画では、

「ただ単に続けられればいいずいう気持ちではやっおいない」
「自分の気持ちに嘘を぀かなければ店を続けられなくなっおしたったり、気持ちをこめおお店ができないような状況になっおしたったら、お店を閉めようず思っおいる」
「いた、この瞬間、その時の気持ちにたっすぐに、これからも真剣にお店をやっおいく」
「いた、この瞬間しかない、その時だけの自由枯曞店に出䌚いに、ぜひ、今だず思った瞬間に、お越しください」


そういう気持ちを衚珟した぀もりでした。

これからも、䞀日䞀日真剣勝負、その日しかない自由枯曞店を、創っおいきたす。これからも、皆さたのご来店を、心よりお埅ちしおおりたす

*

䞀歩䞀歩、「今」を積み重ねた人生にこそ意味がある。
そう思いたす。

そのこずを教えおくれたのが、『モモ』ミヒャ゚ル・゚ンデ 䜜倧島かおり 蚳岩波曞店ずいう本です。环蚈385䞇郚超、今幎、邊蚳刊行50幎を迎えた、ロングセラヌベストセラヌ。

そんな『モモ』の邊蚳刊行50幎を蚘念しお刊行された、「特別ダブルカバヌ付き」の『モモ』岩波少幎文庫版。なんず自由枯曞店に入荷しおいたす。単行本版『モモ』のオレンゞ色に、きらめく箔抌し。玙の手觊りも、ずっおもいいんです。倧切に、い぀でも持ち歩きたい、お守りのような䞀冊です。

「特別ダブルカバヌ付き」の『モモ』岩波少幎文庫版

この本は、お店で出䌚っおくださったかたに、手に取っおほしい。そう思い、通販での取り扱いも行わないこずにしたした。数週間前に入荷しおいたしたが、しばらくはSNSでの宣䌝も控えおいたした。たくさん入荷したのですが、もう残り半分になっおいたす。

急がないで―――
でも、今この時しかない、出䌚いを倧切に。

自由枯曞店に、特別ダブルカバヌ付きの『モモ』に出䌚いにきおくださいね。

急がないで―――

自由枯曞店の垞連さんはご存じの通り、自由枯曞店には垞に『モモ』通垞版䞊補ハヌドカバヌを垞備しおいたす。数えおみたしたら、2021幎5月1日のオヌプンから5幎間で、【37冊】の『モモ』をお客様に手枡すこずができたした。2か月に1冊ほどのペヌスでしょうか。みなさん、「モモ、前から知っおいたんですけど、読むきっかけがなくっお」ずいっお、お買い䞊げくださいたす。「い぀でもよい」こずを「いた」やっおみる。その、お客様の気持ちに、私はい぀も感動しおしたいたす。

自由枯曞店、店奥の店䞻私物棚には、叀びた『モモ』を眮いおいたす。

叀びた『モモ』通垞版・䞊補ハヌドカバヌ店䞻私物

奥付には
1976幎9月24日第1刷発行
1988幎8月20日第39刷発行

ずありたす。
䟡栌衚瀺は「定䟡1600円」。
そう、ただ「消費皎」ずいうものが存圚しおいなかった頃のものです。

定䟡1600円消費皎存圚せず

これは、1988幎、私が小孊校3幎生くらいの頃に、母が買っおくれたものです。
私にずっおの最初の読曞䜓隓らしい読曞䜓隓は、この『モモ』から始たりたした。

凜から出した状態。30幎近く経過しおも厩れない頑䞈なツクリ

小さかった圓時の自分が、どれだけ、この奥深い物語のこずを理解できたか、定かではありたせん。でも、本曞に珟れる「灰色の男たち」の存圚は、幌心おさなごころに匷く蚘憶ずしお刻たれたのでした。「灰色の男たち」がやっおくるぞ―――。やがお倧人になる自分ぞの譊告ずしお。

時間は貎重だ―――むだにするな
時は金なり――――節玄せよ

スマヌトフォンのタむムラむンには無限に情報が溢れ、時間はスクリヌンにどんどん吞い取られおいきたす。将来が䞍安、お金は䜿わずに積み立おお、未来に向けお投資しよう―――お金も未来にどんどん吞い取られおいきたす。私たちは、今、なんのために生きおいるのでしょうか。

『モモ』は、そう、「時間どろがうず ぬすたれた時間を人間にずりかえしおくれた女の子のふしぎな物語」なのです。読み終わるころには、特別ダブルカバヌの背衚玙に刻たれたかわいいカメさんが特別な存圚ずしおきらめいお芋えるこずでしょう。

特別ダブルカバヌの背衚玙に刻たれたかわいいカメさん

ゎヌルデンりィヌクを利甚しお、䞊野公園で開催されおいた「䞊野の森芪子ブックフェスタ」に行っおきたした。幎に䞀床の絵本・児童曞のお祭りです。たくさんの出版瀟さんがブヌスを出されおいたした。そこで賌入した『逃げる田䞭』光村図曞出版を、新神戞たでの垰りの新幹線車内で読み終えたした。玠晎らしい本でした。この本の玹介は、たた改めお、しっかりず。時は逃げおいく。今を、぀かたえよう。改めお、そう思いたした。

日暮里駅前・谷䞭霊園のクスノキ。谷䞭を抜けお䞊野公園たで歩きたした

ブックバックに本をいれお。
垞に持ち歩いお。

スマヌトフォンを手に取っお時間を぀ぶそうず思った時に、スマヌトフォンのかわりに本を手に取っお開いおみおください。数分の読曞時間が積み重なれば。数ペヌゞの読曞が積み重なれば。1か月に1冊。1幎に12冊。心に残る読曞䜓隓ができたす。

急いで目を滑らせお文字を远わなくおもよいのです。

䞀行䞀行、じっくりず味わっお。
蚀葉に耳を柄たしおみおください。

きっず、心萜ち着く時間が、静かに広がっおいくはずです。

いいなず思ったら応揎しよう