【編入体験記】早稲田大学・電気通信大学・岡山大学・筑波大学|前編【不合格】
不合格こそ書くべき。
はじめに
不合格だったし書かないつもりだったけど、天才のnoteを見つけてしまったので執筆モチベ爆増。体験記の歴史を変えてやれ。
プロフィール
出身高専:岐阜高専 電気情報工学科
学年順位:
1年次:席次 3/43
2年次:席次 2/45
3年次:席次 3/45
4年次:席次 3/38
資格:TOEIC 750点
基本的に同じ順位をキープ。上位2人も変わらず(2年次の時も同率だったはず)。面白くないね。
なぜ編入をしようと思ったのか
高専入学時点から編入をするつもりであった。学歴なんてと言いつつもやっぱり強い大学に行きたいという気持ちは強く、3年次には阪大院の見学に行ったりもしていた。
中学時代にテストの点数を競い合っていた友達たちが楽しそうな大学生活を送っているのを見ると、自分も大学に行くしかないと思うよね。
受験校と結果
早稲田大学 指定校推薦:不合格(未受験)←え
電気通信大学 推薦:不合格
岡山大学 一般:不合格
筑波大学 一般:結果待ち
岡山の前に受験した岐阜高専 専攻科は合格したので九死に一生は得ました。まさかこんなことになるとは、、、
早稲田大学
4年前期の段階で、学科内で順位が10%以上で使用可能な早稲田の指定校推薦を視野に入れてた。3年次でいっぱい留年したせいで4位では推薦の基準を満たすことができず、4年後期はかなりの力をテスト勉強に注いだ。
結果として4年でも3位を取得することができ、またこの結果を3月上旬に知ることができたので、この段階で一安心し、願書や志望理由書といった書類の作成に力を入れ始めた。
春休みには実際に早稲田に遊びに行き、早稲田大学の中でも、基幹理工学部 情報理工学科に編入することを決め、4月からは友達とゲームしたり研究室でボードゲームしたりしていた。
GW明けの5/11には願書の提出を行えたため、無事提出し一安心。
早稲田の指定校は2年前に始まったが今のところ全員合格であるため、正直かなり、というか絶対受かると思っていた。
しかし5/13に事件は起こる
担任から一本の電話(teams)
「ちょっとまずいかもしれん」
聞くと、岐阜高専の電気情報工学科には、電子物理システム工学科への募集しかしておらず、情報理工学科への願書を受け付けることができないという連絡が大学側から届いたそう。まじか。なんでやねん。
大学側からの提案で、受験する学科を変えるのであれば、書き直した志願理由書を提出することで受け入れてくださるそう。
しかし、自分が学びたい学問をピンポイントで学べるわけではない。でも早稲田だし。迷う。
電話は17時くらいにきたが、かなり悩んだ。だけど、やりたくないことをやるのはやっぱりよくないよね。
ということで、早稲田大学を辞退することにしました。
次の日はスポーツ大会だったので、サッカーに出場したのち、勉強を始めることになってしまいました。
何が原因か
早稲田の指定校はホームページを眺めても情報が少なく、自分自身でサイトから対象の学科を知ることはできなかった。
12月くらいのタイミングで学生課から担任に届いたメールには、どの学科にどんな募集をかけているかが記してあったが、これを担任が見逃していたのが原因の一つである。
また、学生課へ書類を提出した段階で、学生課も、僕がどの学科を志望しているのかを確認することはできたはずだが、具体的に確認せずそのまま提出してしまったことも問題だった。
とはいえ今更どうにもならないので、別の大学の編入に向けて勉強がんばろう!
正直順位も3位だし、結構余裕でしょ。と、この時は思っていました。
電気通信大学
あいにく学科内順位は高かったため、ぎりぎり電通大の推薦に出願することができました(スポーツ大会中に全力で願書作成)。
ここまで受験に対する勉強をほぼ行っていなかったため、何から手を付ければいいかわからなかった中、一旦徹底研究を解き始めました。
電通大の推薦では、面接と、数学と専門に関する口頭試問が出るという話だったので、自信がある専門は後回しにしてとりあえず数学の勉強を行うことにしました。
研究室の友達に出そうな問題を言ってもらい、ホワイトボードで問題を解くような練習を行ったり、授業で習わなかったベクトル空間に関する勉強を中心に行った記憶があります。
また、研究室の先生とした面接練習がてんでダメだったので、残り一週間くらいのタイミングで、面接にも力を入れようと考え、原稿を作ったりもしていました。
電通大の入試は6/1であったので、2週間くらいしかないなか、全力で勉強に集中できたのかというと、そうでもない気がします。
かなりYouTubeとか見てたし、研究室で勉強しながらおしゃべりしながら見たいな感じだった。こんなんじゃ落ちます(未来の自分より)。
試験は月曜日だったので、日曜日に前乗りし、面接があったので初めて眉サロンに行きました(色気づいてて草)。
受験番号が遅く面接まで待ち時間が長かったので、同じく受験番号の遅い子と話したり、原稿や今まで学んできたことを見直しながら時間をつぶしました。
面接→数学→専門の順番で行われました。
面接10分・口頭試問は各5分でした。(一昨年までは全部10分だったぽい)
面接
名前と受験番号を教えてください
志望動機 ─ 1分
卒研・原理や実績など ─ 6分
(志望動機で研究室について話したことに対して)
「その研究室に行きたいってこと?」「〇〇先生はどんな研究を行っている?」
(卒研でモンテカルロ法を用いたゲームAI構築に関する研究を行っている)
「モンテカルロ木探索とか知ってる?」
「その研究はどう生かせる?」
「ゲーム情報学自体の未来はどう思う?」
進路 ─ 2分
「将来は大学院とかも考えている?」
自己表現 ─ 1分
「では最後に自己表現などあれば」
正直原稿で準備しすぎた感がありました。うまく話したいことを話せた自信はありません。もちろん想定している質問が来るとは限らないし、ちょっと聞き方を変えてくる可能性もあるので、準備しすぎないほうがいいかもしれません(言い切らない)。
話したいことの軸をもって、友達とかにその話を聞いてもらうとかもいい練習になるかも、?
担任との練習では企業向けっぽいアドバイスをもらいましたが、大学の面接は割とどこも研究の話を深堀してくる気がするので、強みは?とかを丁寧に準備する必要はないかと思います。
数学
行列Aを以下のように定義する。
$$
\left( \begin{array}{rr}
1 & -1 & 0 \\ 2 & 4 & 3 \\ 1 & 3 & 2
\end{array} \right)
$$
(1)Aの階数を求めよ。
(2)Aが正則であるかを求め、正則なら逆行列を求めよ。
(3)ker(A)を求めよ。
(4)Aの固有値と固有ベクトルの組を1つ求めよ。
(5)連立方程式Ax=bが解をもつためのbの条件を求めよ。
(5)はちゃんと確認できていないので問題が少し違うかもしれません。
苦手なベクトル空間が出た結果、(3)を解いた段階で教授から
「その核ってどういう意味?」
のようなことを聞かれ、核のイメージ図を描こうとしたら
「そういうことじゃなくてえ」
と言われました。
おとなしく(無視して)(4)をゴリ押しで解こうとしているときに時間が来てしまいました。
帰って復習しているときに(3)間違ってたんだなと気づきました。
友達と問題の解き方を話していると、この問題いい問題だったんだな、と感動。
専門
RNA鎖は、{A,U,C,G} の4種類の記号(塩基)からなる文字列として表現される。これらの記号間には相補性(お互いを支えあう関係)が存在し、AはUと、CはGとそれぞれ対をなす。ある文字列に対し、すべての記号を相補的な(相性の良い)記号に置き換えたものを、もとの文字列の相補鎖と呼ぶ。以下の問いに答えよ。
(1) 文字列 AUGCA の相補鎖を答えよ。
(2) 文字列ωに対する変換θ(ω)を、以下の規則により定義する。
ω=UACGCのとき、変換θ(ω)を求める過程を示せ。
(i)θ(A) = U, θ(U) = A, θ(C) = G, θ(G) = C
(ii)xを任意の文字列、aを単一の記号とすると、θ(xa)=θ(x)θ(a)
(3)θ(ω)を逆から呼んだものが、ωと完全に一致するとき、ωを回文と定義する。この定義を満たす4文字の文字列を一つ示せ。
(4) RNA鎖同士は、互いに相補的な配列を持つ部分で結合する性質がある。標的となる別のRNA鎖と結合させることを目的とする場合、文字列ωが回文になっていると都合の悪いことが起こる。それはなぜか考察せよ。
問題は帰宅後にAIに相談しながら復元しました。
最初見たときは文章量に焦ったものの、問われていることは単純であったため、(3)までを3分くらいで解けたと思います。(4)を考えているときに時間が来てしまいましたが、割と楽しかったです。
言語理論という授業があったため似たようなことをしていたものの、終わりにしゃべった他の高専の子は見たことのない雰囲気の問題であったらしいので、その点では運がよかったなと感じました。
(2)は言語理論の名残で1ステップごと記述していましたが、さすがにだるくなって最後は「一気にやっちゃっていいですか?」と確認してまとめてステップの変化を行いました。
(4)なんてほぼ化学やん。
電通の合格発表は早く、同じ週の金曜日には合否が出ました。
わんちゃん、?と期待していましたが無事不合格でした。さすがにね。
と、疲れたのでここまでを前編とし、残りの受験は後編で述べたいと思います。無事合格することができるのか。
次回「不合格」
デュエルスタンバイ
