【白黒】カラーテレビの住人になりたくて
「日本人はみんな、白と黒が大好きだ!」
周囲を見渡しそう思う。
街を歩いていて、
「なんか、白と黒ばっかりだな」
と思ったことはないだろうか。
ふと周りを見渡してみる。
着ている服。
履いている靴。
乗っている車。
気づけば、街は白と黒で埋め尽くされている。
でも、きっと本当に
「白と黒が好き」というわけではないのだろう。
悪目立ちしない。
使い勝手がいい。
何にでも合わせやすい。
そんなことを色々と総合的に考えた上で、
人々は合理的に
「モノトーンピーポー」になっているのだ。
ただ、僕には忘れられないものがある。
美術の教科書の後ろの方に載っていた、
あの「色相環」。
赤、青、黄色、緑、紫。
色がぐるりと並んでいるだけなのに、
なぜだかものすごくワクワクした。
もし、みんなそれぞれ
「好きな色」があるのなら。
もっと素直に、
その色に溺れながら生きても
いいんじゃないだろうか。
目の前に立っている人は、青。
隣に座っている人は、赤。
向こうから歩いてくる人は、黄色。
そんなふうに、
街を歩くだけで色んな色が目に飛び込んでくる。

さながら、毎日がカーニバル。
そんな日常になったら、
街ゆく人の感情も、表情も、
今より少しだけ豊かになるかもしれない。
白でも、黒でもいい。
もちろん、赤でも青でもいい。
好きな色があるのなら、
その色を好きなまま生きればいい。
あなたも今日から、
「好きな色ピーポー」として
生きていかないか。
あなたの好きな色、教えてください!
