とある牧場での恋
LOVE PSYCHEDELICOのアルバム、『THE GREATEST HITS』の中で、『These days』という曲があります。
歌詞はこちら
ベスト3に入るくらい、好きな曲です。
ちなみにdry townも好きです。
アコースティックギターが奏でるカントリーミュージックから、牧歌的な風景が浮かびます。
These daysは、マツリカ解釈では、少し変わった形のとても切ないラブソングです。
愛の唄を歌おうメッセージ I wanna be a cowgirl
風に揺られながら 君へ ふと I love you, yeah
主人公は「あたし」。女の子なのかな?
カウガールになりたいと言っています。
大好きな男の子がいて、彼に「愛してるわ」と何度も伝えますが、
“あなたから見えるようで見えないのは I love you”と、彼からの「愛してるよ」はなかなかもらえません。
彼のそばにいて、心を支えながらも、
想いが届くとは限らない。
恋とは、なかなか難しいものです。
彼女は、こんなふうに笑うのかもしれません。
仕方ないわ。
だって、あたし馬だから。
君があたしに乗る hard days
いつからか触れ合うように lullaby
二人でまだ見ぬ hard way
この胸を駆け抜ける
『君があたしに乗る』という表現、
どうしてカウガールになりたいのか、
愛しているのに、どこか届かない距離感。
少し大胆な解釈かもしれませんが、もしかすると、“あたし”は人間ではなく、彼に乗られる側――牝馬なのではないか。
私はそう考えました。
人間のカウガールになって、好きな人のそばにいたい。
ただ、恋をしただけ。
でも、人と馬。
もしそうだとしたら、その恋には越えがたい距離があります。
でも、曲の最後。
I love you, yeah,ta-la-la~♪と、
悲壮感漂うようには、聴こえません。
むしろ、のんびり楽しそう。
これはこれで幸せと、ゆったりとした時が流れているように感じました。
そんな二人の、these daysです。
カントリーミュージックの弾むようなリズムは、馬の優しいトロットに聞こえます。
再度歌詞を引用。
愛の唄を歌おうメッセージ I wanna be a cowgirl
風に揺られながら 君へ ふと I love you, yeah
聞こえ方が違ってきませんか?
彼女は彼を背中に乗せ、たてがみを風にくゆらせ、囁きます。
「愛してるわ。」
