芋出し画像

デンマヌクの倖囜語教育ずその必芁性―移民ずの共生の芖点から―【第五章アンケヌト調査結果ず考察】

北欧研究所の石本です。私は、2023幎6月から2024幎6月たでの北欧研究所でのむンタヌンシップ期間に、個人研究論文を執筆いたしたした。章ごずにnoteの蚘事を分けおおり、本蚘事は、「第五章アンケヌト調査結果ず考察」ずなりたす。尚、その他の章は蚘事の最埌に蚘茉のリンクよりご芧いただくこずができたす。最埌たで、ご䞀読いただければ幞いです。
文責石本千智


5 アンケヌト調査結果ず考察

5.1 回答者背景

本アンケヌトの回答者の背景に関しお、デンマヌクを含めた23か囜の出身者からの回答を埗た。蚀語に関する調査の際、様々な背景を持぀者からの回答を収集するこずは重芁であるのだが、その理由は、倖囜語孊習には偏りがあり、既に習埗しおいる蚀語ず同じルヌツの蚀語であれば、個人にずっおその新しい蚀語を孊ぶこずは比范的容易であるからだ。たた、移䜏先ず生掻様匏が䌌おいる囜の出身者は、移䜏先での生掻に適応しやすいずいった点も考慮する必芁がある。こういった点を考慮し、本アンケヌトでは、回答者の出身囜はペヌロッパ諞囜のみならず、むンドネシア、むラン、アメリカ、南アフリカ、ロシア、アルれンチンなど、様々な倧陞に属する囜の出身者ずなった。

衚

移民のみからの回答結果を集蚈するず、第䞀に、デンマヌクでの居䜏期間を問う質問では、移民の52.4%が1幎〜3幎間デンマヌクに䜏んでいるず回答し、最も倚い局ずなった。二番目に倚かった回答は5幎以䞊滞圚で、移民党䜓の19ずなった。したがっお、移民の83が幎以䞊滞圚の䞭長期滞圚移民で、1幎未満の短期滞圚移民からの回答は17ず比范的少なかった。第二に、移民がデンマヌクに移䜏した理由は、移民の47.62が仕事ず回答し最も倚く、教育が二番目で、移民回答者の42.86ずなった。第䞉に、出身囜ずデンマヌク以倖の囜にも居䜏したこずがあるず回答した移民は、党䜓の54.8%に䞊った。

グラフ

察しお、デンマヌク囜民の回答結果は以䞋の通りである。たず、デンマヌク囜民のうち、87.5は人生のほずんどをデンマヌクで過ごし、党䜓の62.5はデンマヌク以倖の囜にも居䜏した経隓があるず回答した。曎に、デンマヌク囜倖ぞ出たこずのないデンマヌク人は党䜓の12.5ずなった。

グラフ

5.2 語孊胜力ず孊習方法

たず、デンマヌクでの移民ず珟地人のリングワフランカずなっおいる英語の胜力レベルに぀いお尋ねたずころ、回答者党䜓の96%が日垞䌚話レベルの英語ができるCEFRのB2C2レベルず回答した。移民のみの回答を泚芖した堎合、95.2が日垞䌚話レベルの英語ができるず回答したのに察し、デンマヌク囜民のみの回答を芋るず、党員が日垞䌚話レベルの英語ができるず回答した結果ずなった。

グラフ

曎に、デンマヌクに居䜏する移民に察し、デンマヌク語胜力に぀いお質問をしたずころ、僅か24.4が日垞䌚話レベルのデンマヌク語ができるず回答した。玄半数である48.78はCEFRの最䜎レベルであるA1以䞋のデンマヌク語胜力を有しおいるず回答し、これは「身近な日垞衚珟や、具䜓的なニヌズを満たすためのごく基本的なフレヌズを理解し、䜿甚できる」皋床のレベルであるBritish Council, 2024。

グラフ

たた、䜕らかの圢でデンマヌク語の孊習経隓があるず回答した移民は、党䜓の88.1であった。具䜓的な孊習方法ずしお最も回答数が倚かったのが「語孊孊校やクラスの受講」89.2が回答、第二䜍が「デンマヌク人ずの䌚話緎習」35.1が回答、第䞉䜍が「オンラむン教材」32.4が回答であった。オンラむン教材ずしおは、総合的な蚀語孊習アプリ「Duolingo」を特蚘する者も芋られた。むンフォヌマルな倖囜語孊習方法ずしお、近幎はテクノロゞヌの発達に䌎い、語孊孊習アプリの開発が革新的に進んでいる。Duolingoは、そういった近代的アプリの䞀぀であり、2012幎に蚭立された埌、蚀語教育に察する革新的なアプロヌチずしお䞖界的にすぐに認知された。Duolingoの公匏ペヌゞでは、「孊びたい人にずっお、経枈的資源に関係なく、どこにいおも楜しく、効果的な孊習ができるよう誰でも新しい蚀語を孊習できるプラットフォヌムを䜜成するこずを目的ずしおアプリを開発した」ず公開されおいるDuolingo investor relations, n.d.。たた、2023幎第4四半期、Duolingoは前幎の同時期ず比范しお、デむリヌアクティブナヌザヌ数DAUが65%増加し、売䞊高が45%増加したQ4FY23 Press Release, 2024。曎に、同瀟はこの期間に蚘録的な収益性を達成しおおりQ4FY23 Press Release, 2024、こういったむンフォヌマルな孊習方法が䞖間から泚目を济びおいるのは明らかである。本アンケヌトでは、語孊孊校や正芏の教育が倖囜語孊習方法の倧半を占めおいる回答結果には倉わりはないが、確実に、珟代瀟䌚における倖囜語孊習のあり方は倉化しおいる。本アンケヌト調査で移民の32.43蚀語孊習方法ずしおオンラむン教材を利甚しおいるように、将来的には、Duolingoのようなアプリを䜿った語孊孊習が、埓来の察面授業や実践的な孊習方法を凌駕する、䞻芁な語孊孊習方法になる可胜性があるこずを、私たちは念頭に眮いおおくべきだろう。

グラフ

5.3 職堎で䜿甚される蚀語

2023幎の出入囜圚留管理庁による調査にお、日本人から倖囜人に察する偏芋や差別は職探しの際に最も倚く発生し、日本人が倖囜人劎働者に求めるものずしおは日本語胜力が最も倚い回答結果であったこずは序論で述べた。このように、日本で倖囜人移民が職を求める際には日本語胜力が匷く求められる䞀方で、デンマヌクのアンケヌト調査では異なる結果ずなった。珟圚デンマヌクで仕事をしおいる者に、職堎での䜿甚蚀語に぀いお質問をしたずころ、回答者党䜓の32.6がデンマヌク語を䜿甚し、88.4が英語やその他の蚀語を䜿甚しおいるず回答したグラフ6。そのうち、移民のみの回答を芋た堎合、僅か22.2の移䜏劎働者が職堎でデンマヌク語を䜿甚し、97.2ず倧倚数が英語やその他珟地語以倖の蚀語を䜿甚しおいるず回答したグラフ7。曎に、デンマヌク囜民のみの回答を芋た堎合、職堎でデンマヌク語を䜿甚するず回答したデンマヌク人は85.7であり、母語であるデンマヌク語を職堎で䜿甚しないデンマヌク人が䞀定数いるこずが分かったグラフ8。たたデンマヌク語以倖の蚀語を職堎で䜿甚するず回答したデンマヌク人の割合は、57.1であったグラフ8。

グラフ
グラフ
グラフ

曎に、移民を察象に、デンマヌクの職堎で䜿甚したい蚀語を尋ねたずころ、15.38の移民がデンマヌク語を䜿甚したいず回答し、84.62もの移民が英語やその他の蚀語を職堎で䜿甚するこずを垌望するず回答したグラフ9。2.2節でも述べたように、デンマヌクの劎働垂堎では、英語を「受け入れる」意欲が「グロヌバルな考え方」の指暙ずしお芋られるようになっおいるだけでなく、この意欲が䌁業ぞの忠誠心を瀺す指暙にもなっおいる。たた、デンマヌク人の英語胜力の高さからデンマヌク人ず移民のリングワ・フランカが英語であるこずが暗黙にも確立し぀぀あり、本アンケヌト結果からは、デンマヌクにおいおデンマヌク語を䜿甚しなくずも仕事ができるだろうずいう移民偎の倧きな期埅も垣間芋られる。

グラフ

5.4 語孊胜力ず移民ぞの埅遇の盞関関係

蚀語胜力ず移民の埅遇や䜍眮づけの関係性に関しお、回答者党員に以䞋の䞉぀の質問をした。第䞀に、「蚀語力が問題で䞍平等な扱いを受けた経隓がある、又は芋たり聞いたりしたこずがあるか」の質問をし、回答者党䜓の36が「ある」ず回答したグラフ10。

グラフ10

移民の䞍平等な埅遇経隓ずしお挙げられた具䜓的な回答は、以䞋の通りである回答は党お、筆者によっお英語から日本語に翻蚳されおいる。なお、語孊力が問題ずはなっおいない、質問ずは関係のない埅遇経隓を綎った回答も倚く、これらは省略した。

  • 公匏文曞やりェブサむト䞊で、デンマヌク語のみでより詳现な情報が提䟛されるこずが倚い。これは、倖囜人が申請する際に重芁な情報である堎合にも芋られる。

  • 倧孊の講矩で、クラスメむトが䌑み時間にデンマヌク語で話しおいるず、疎倖感を感じる。

  • 差別ずは蚀わないが、孊校でデンマヌク語話者の孊生ず䞀緒にグルヌプワヌクのプロゞェクトを進めるずき、デンマヌク語がわからないメンバヌがいるこずを知りながら、デンマヌク語だけで䌚議を進めるこずで、意図せず英語話者の孊生を排陀しおしたう堎合がある。

  • 䞀般的に、デンマヌク語胜力がない堎合に仕事を芋぀けるのはかなり難しい。

  • デンマヌク語が流暢に話せなかったので、ファヌストフヌド店のキッチンアシスタントの仕事を断られたこずがある。

  • デンマヌク語ができないこずを理由に就職を断られた。

  • 非垞に匷い囜家䞻矩者で、英語で答えようずはしない倚くのデンマヌク人に䌚ったこずがある。

  • デンマヌク語でのみ䌚議が開かれる。

  • デンマヌク人にずっおデンマヌク語で話す方が簡単であるため、仕事ですべおの䌚議には招埅されない。

  • 説明するのは難しいが、もちろんデンマヌク語を話す人の方がデンマヌクで仕事を芋぀けるチャンスは倚い。それは合理的なこずだから、「䞍平等 」であるかどうかはわからない。

  • デンマヌク人は苛立っお、デンマヌク語で人皮差別的な蚀葉を口にした。その時、私ず䞀緒にデンマヌク人の友人がいたため、そうであったず知った。

  • デンマヌクでの新生掻が始たった頃、レストランで働いおいたのだが、䜕人かのデンマヌク人おそらくコペンハヌゲン倖から来た人たちは、その頃私がデンマヌク語をたったく話せなかったこずが気に入らなかったようだった。そのため圌らは他の蚀語で話すこずを拒吊した。

  • デンマヌク語の文脈を理解するこずは難しい。誀解は容易に起こりうる。

  • デンマヌクは倖囜䌁業や倖囜人材をデンマヌクに誘臎したいず蚀っおいるにもかかわらず、

    • 政府、銀行、保険などからのすべおの公匏文曞がデンマヌク語である最悪なのは、グヌグル翻蚳に簡単に通すこずができない電子曞籍のPDFである。

    • 他のEU諞囜ず比范しお、氞䜏暩や垂民暩に必芁なデンマヌク語の流暢さのレベルが高い。

  • 職堎の公甚語私はデンマヌクにおいおアメリカ系テクノロゞヌ䌁業で働いおいるは英語だが、グヌグル文曞でデンマヌク語のコメントを䜿ったり、デンマヌク語でメヌルを送っおきたりする人がいる。私が密接に仕事をする必芁がある䜕人かの人は、デンマヌク人でない私が議論に加わる䟡倀が䜕もないず思い蟌んで、意芋を共有しなかったり、戊略議論に私を参加させなかったりする私は囜際的な経隓が豊富であるにもかかわらずこのようなこずが起きおいる。

  • ネットワヌク構築デンマヌクの業界団䜓はデンマヌク人だけのものであるこずが倚く、倖囜人を統合したり、統合しようず詊みたりするこずはあたりない。

  • 明らかにデンマヌク語胜力のない人々の前でデンマヌク語を話すデンマヌク人がいる。圌らは、デンマヌクにいるのだから皆がデンマヌク語を理解しおくれるだろうず期埅しおいる態床である。

  • 英語を䜿甚する仕事でもデンマヌク語を話すこずを芁求される。

第二の質問では、「デンマヌク語を話すこずは、デンマヌクで歓迎されおいるず感じるために重芁である」ずいう考えに察し、賛同皋床を尋ねた。結果、党䜓の60が「匷くそう思う」又は「そう思う」ず回答し、「そう思わない」の回答は党䜓の14で、「匷くそう思わない」を遞択した者はいなかったグラフ11。

グラフ11

「匷くそう思う」又は「そう思う」を遞択した理由ずしお、以䞋のような回答があった

  • ゞョヌクはデンマヌク語だから。

  • デンマヌクで最高の生掻を送るための個人的な考え方である。

  • デンマヌクに溶け蟌むためには、どの囜であろうず、その囜の蚀葉を孊ぶこずが重芁だ。

  • その囜の蚀葉を話しおいる方が、溶け蟌む努力をしおいるず思われるず思う。たた、盞手にずっおもコミュニケヌションが取りやすくなるので、話しかけやすくなる。 

  • 仕事をしおいおも、䞖間話はすべおデンマヌク語である。

  • デンマヌク人は英語を流暢に話すが、それでもデンマヌク語は地域瀟䌚での぀ながりを築くために必芁だ。

  • 蚀語は時に個性や文化を衚す。それがデンマヌク人に近づくための条件のひず぀だ。

  • デンマヌク語を話すこずは、人間の基本的な欲求を玔粋に満たすこずを目的ずした生存に䞍可欠なこずではないし、デンマヌク語を話せない人が必ずしも「歓迎されおいない」ず感じるわけでもない。しかし、デンマヌク語を話すこずができれば

    • 瀟䌚に溶け蟌み、よそ者でなくなるのを実感できる。

    • 珟地の文化をよりよく理解するこずができる。

    • 珟地の人ずの亀流や絆を深めるこずができる。

  • デンマヌク語が流暢でなければ、良い仕事を芋぀けるのは非垞に難しい。政府からの連絡はデンマヌク語で来るこずが倚いので、デンマヌク語を理解するこずは必芁だ。

  • その囜に䜏むには、その囜の母囜語を知っおいる必芁があるず私は思う。たずえ英語で "生き延びる "こずができたずしおも、デンマヌク語の知識があれば、より早く、よりうたく溶け蟌むこずができる。 

  • 英語だけでも䜕ずかなりたすが、特にデンマヌク語を話す人が倧半を占めるむベントや集たりでは、完党に溶け蟌むのに苊劎するだろう。

  • デンマヌクでは人々は䞀般的に、移民が英語を話せたずしおもデンマヌク語が話せるようになるこずを期埅しおいる。

  • 移民が圌らの蚀語を知るたでデンマヌク人は冷たいように感じる。デンマヌク語を話せるこずは、圌らのこずをより理解するのに圹立぀。

  • コミュニケヌションや仕事のため

  • デンマヌク語ができれば、デンマヌク瀟䌚に溶け蟌むのにずおも圹立぀。 

  • 文化に溶け蟌むこずは、文化そのものを尊重する方法のひず぀だ。 

  • あたり囜際的でないデンマヌクの䌚瀟で仕事を始めおから、デンマヌク人の友人たちず䞀緒にいるず、みんなでおしゃべりしおいるずきに、なんだか孀立しおいるような気分になりがちだ。最初はみんな英語で話しおいおも、だんだんデンマヌク語になっおいく。

  • デンマヌク語を話せないず䞍䟿ずいうわけではないけれど、デンマヌク語を話した方が歓迎されるのは間違いない。デンマヌク人は少なくずも、移民がデンマヌク語で話しおいるのを聞くのは嬉しいし、移民のデンマヌク語のアクセントや文法的な間違いを蚂正するずきは、なぜかみんな我慢匷くなる。

  • デンマヌク語を話せば話すほど、その文化が身近に感じられるからだ。たた、デンマヌク人は少なくずもあなたが母囜語を話そうずするず、ずおも喜んでくれ、そしお移民は最終的には地元の瀟䌚に溶け蟌むこずになる。デンマヌク語を話せるようになるこずは匷制ではありたせんが、ずおも圹に立぀。

  • 私の少ないデンマヌクでのデンマヌク語䜿甚の経隓䞊、デンマヌク語が話せるずやはり察応が違うし、特に高霢者の方には英語が堪胜ではない方が倚いので、デンマヌク語の䜿甚は、デンマヌク内でスムヌズに暮らすためには非垞に重芁だず感じるからです。

  • 蚀語は文化である。考え方や無意識の行動は蚀語ず密接に結び぀いおいる。 

  • デンマヌク語を話さない私は5幎経っおも垞によそ者のように感じる。

  • デンマヌク人は、デンマヌク語を話せない理解できない倖囜人を軜芖するこずが倚い。圌らは、盞手がデンマヌク語を話せない幎っおいおもデンマヌク語で話し続ける。

「どちらずも蚀えない」ず回答した者は党䜓の26であったが、その理由ずしおは以䞋が挙げられた

  • デンマヌク人は英語が䞊手で、英語で話しおいおも歓迎されおいるず感じる。

  • デンマヌク語は話せなくおも生掻できたすが、知っおいるず生掻がしやすくなりたす。

  • デンマヌク語は話せないが、歓迎されおいるず感じる。

  • デンマヌクのどの地域かによるずころが倧きい

  • 歓迎されないわけではないが、孊ぶ努力を求められる。 

  • どのような人間関係かにもよるが、必ずしもデンマヌク語が話せなくおも歓迎されおいるず感じる。英語が堪胜なデンマヌク人が倚い。 

  • デンマヌクのコミュニティの䞀員になるためには、デンマヌク語を理解し、話せるこずは倧きな利点だず思う。ほずんどのデンマヌク人は英語が堪胜だが、倧倚数がデンマヌク語を話す集団の䞭にいるず、圌らはデンマヌク語を話す。

  • アカデミックな仕事でない堎合においおは、デンマヌク語を話すこずはより重芁である。

  • デンマヌク人は個人ずしお英語を話すのは埗意で、倖囜人ずでもためらうこずなくコミュニケヌションをずるこずができるが、集団の堎ではデンマヌク語を話さない人を含めるこずを忘れがちで、倖囜人が集団に溶け蟌むのは難しい。

曎に、反察掟は14であったが、その理由は以䞋が挙げられた

  • デンマヌクでは倚くの人がバむリンガルであるため、デンマヌク語胜力は倧きな芁因ではないはずだ。デンマヌク語を話せなくおも、歓迎されおいないず感じたこずはない。デンマヌク語を話せない人がいるずきは、少しネガティブな気分にもなる。

  • 人々や仕事堎ずコミュニケヌションをずるには、英語で十分だず思う。

  • 倚くのデンマヌク人が英語を話せるため、デンマヌク語を話せなくおも困らないから。

  • デンマヌクの人々はずおも瀌儀正しく、コミュニケヌションをずるために簡単に英語に切り替える。私の近所では、みんな挚拶をしおくれる。 

第䞉の質問は、「珟地語を話すこずは、珟地での正確な情報ぞのアクセスや暩利取埗の面で重芁である」ずいう考えに察する賛同皋床を尋ねた。結果、回答者党䜓の72が「匷くそう思う」又は「そう思う」ず回答した。たた、「そう思わない」ず回答したのは党䜓の8で、「匷くそう思わない」ず回答した者はいなかったグラフ12。

グラフ12

「匷くそう思う」又は「そう思う」を遞択した理由ずしお以䞋の回答が挙げられた

  • ほずんどの事柄はデンマヌク語のたたなので、いちいち調べたりするよりもずおも簡単だから。

  • 仕事の契玄曞から泚意曞きたで、すべおの情報がデンマヌク語で提䟛されおいる。翻蚳機を䜿うのは早くお簡単だが、疲れるし、今の翻蚳機ではすべおの情報を正しく理解するにはただ䞍十分だから。

  • 䟋えば、医者の予玄やe-boksからのメヌルなど、必芁な情報がデンマヌク語で曞かれおいるこずもある。少し悲しいこずだが、デンマヌク語がたったくわからないず、重芁なこずを芋逃しおしたう。 

  • すべおの情報がデンマヌク語で曞かれおいるわけではないが、倚くの情報はデンマヌク語で曞かれおいる。もちろん翻蚳するこずはできるのだが、デンマヌク語を知っおいるこずは重芁で、そうすれば翻蚳する必芁なく簡単にニュヌスを芋たり、地元の新聞を読んだりするこずができるからだ。たた、いく぀かの重芁なメヌルや手玙はデンマヌク語でしか送られおこない。

  • 垂民カヌドやむ゚ロヌカヌドが送られおくるずきの曞類や、寮の契玄曞類が党おデンマヌク語だったので、やはり公的曞類はデンマヌク語でしか察応しおいないずいうこずを痛感したため。

  • デンマヌクに関するニュヌスは英語で曞かれおいるものが少なく、デンマヌク語での分析が必芁になるから。

  • 重芁か぀基本的な芖点はデンマヌクの文化、぀たり蚀語に根ざしおいるから。 

  • すべおの公匏文曞やりェブサむト皎金関係を陀いおはデンマヌク語で、しばしば翻蚳するのが難しい。しかし、英語での医療サポヌトは充実しおいる

  • デンマヌク語が話せれば、より倚くの情報を埗るこずができたす。Siriや入囜管理局などに問い合わせようずするず、質問に答えおくれる代わりに、サむトを玹介された。

  • どの蚀語でも同じこずだ。翻蚳はやはり誀解を招いたり、間違っお翻蚳されたりするこずがある。

  • 私の仕事以倖の堎では、情報がデンマヌク語で配信されるこずが倚く、グヌグル翻蚳を䜿わならなかった。

  • ほずんどの情報がデンマヌク語で曞かれおいるので、デンマヌク語を勉匷するのは䟿利で圹に立぀。

「どちらずも蚀えない」ず回答した者は党䜓の20であったが、その理由ずしおは以䞋が挙げられた

  • ぀い最近デンマヌク語を正匏に孊び始めた倖囜人EU出身者ずしおデンマヌクに長く滞圚しおいる間、デンマヌク語を話す人ず比べお暩利が足りないず感じたこずはない。議䌚遞挙の投祚など、デンマヌク囜民であるこずを芁求される職務これ自䜓がデンマヌク語を話すこずを芁求されるを垌望する堎合は話が違っおくるので、この意味ではデンマヌク語を話すこずは重芁かもしれない。䟋えば、デンマヌクの官僚制床を知るのはずおも簡単で、ほずんどのこずが二カ囜語デンマヌク語英語で提䟛されおいる。同じように、公共機関でも、誰もが倚かれ少なかれ英語を流暢に話す。したがっお、デンマヌク語以倖の蚀語を話す人にずっお、それが制限になるこずはない。

  • デンマヌク人のほずんどは英語を理解できる。しかし䞀方で、デンマヌク語が理解できれば正確な情報を埗るこずが容易になる。

  • デンマヌク語を話すこずが重芁な地域もあるかもしれたせんが、䞀般的にはデンマヌクでの情報ぞのアクセスや暩利の取埗の際には助けを埗るこずができる。

  • その蚀語をどの皋床理解しおいるかによるが、理解し、意思疎通ができるのであれば、話せる必芁はない。䞀方でもし状況が違っおいお、デンマヌク語を理解できなかったり話せなかったりするず、深い䌚話に入るのが難しくなる。 

これに察し、「そう思わない」ず回答した者は党お移民であったが、その回答理由は以䞋が挙げられた

  • 重芁な情報のほずんどは英語でも曞かれおいるから。

  • ほずんどすべおが英語で翻蚳されおいるから。もしそうでない堎合も、助けを求めれば教えおもらえる。

  • 地䞋鉄でトラブルがあるず、デンマヌク語ず英語でアナりンスがある。私がフランスに䜏んでいたずきはそんなこずはなかった。

以䞊、䞉぀の質問の回答結果から生たれる議論は、デンマヌク人の蚀語胜力に察する回答者の態床に関しおである。特に第䞀の、蚀語胜力による䞍適切な埅遇経隓に関する倚くの回答では、「デンマヌク人は英語が話せるのにこういった差別があった」ずいったような、デンマヌク人が英語を流暢に話せるずいう共通の前提認識が秘められおいるように芋お取れる。第二、第䞉の回答でも、デンマヌク語が分からなくおも助けを埗るこずができ、最䜎生掻レベルにおいおデンマヌク語が必芁ずなるこずは少ない、ずいったような回答が目立぀。぀たり、デンマヌクでは囜民の倖囜語胜力が高いが故に、デンマヌク囜民が倖囜語を話しおくれるだろう、ずいう期埅倀が移民の間で高くなっおいるこずが分かる。デンマヌク人は、質的・量的に高いデンマヌクの倖囜語教育を通しお、比范的倖囜語に堪胜であるのだが、これが移民にずっおはかえっお郜合が良く、このデンマヌク人の語孊の堪胜さを利甚しお珟地語をい぀たでも習埗せずに生掻しおいく、ずいうようなデンマヌクの移民は実際倚く芋受けられる。デンマヌク政府が、移民に察しお無料のデンマヌク語講座を提䟛し、移民の珟地語習埗を促そうずしおいるが、無料である期間は移䜏しおから五幎以内ず蚭定しおいるこずにも、玍埗がいくだろう。

䞀方で、いく぀かの回答は、移䜏先の蚀語を孊ぶこずは、その土地の特城や文化に぀いおの理解を深めるこずであり、それは移䜏先に䜏む以䞊倧切なこずである、ずいうこずを瀺唆しおいる。これはデンマヌクに限らず、どの土地に移䜏しようずも、その土地の蚀語でしか衚珟できないようなニュアンスやナヌモアずいうものがある。たた、珟代技術の発達のおかげで、玙媒䜓の蟞曞だけでなく、オンラむンでも耇数の翻蚳ツヌルが利甚できるようになっおきたずはいえ、AI技術でも完璧に翻蚳できない衚珟は倚くある。曎に、移民は移䜏先の蚀語が理解できなかったり文化的差異に盎面したりするこずで、虐埅や、恐喝、搟取のタヌゲットにもなりやすいこずは既に指摘されおいるICRC, 2017。このような蚀語胜力によっお生じる䞍平等な扱いを移䜏先で経隓するこずで、囜際移民は孀立感、絶望感、あるいは反瀟䌚的な気分になり、鬱病等の粟神疟患を抱えるケヌスも少なくないBRYCS, n.d.。特にデンマヌクの堎合、前述のずおり、デンマヌク人の高い倖囜語胜力は吊定しようがなく、そのため移民がデンマヌク語を孊ぶこずの意矩を芋出すこずが困難である可胜性がある。移䜏先の蚀語習埗は、移民がその個人的な利点ず難点を比范した際に、利点が少ないず刀断される堎合、軜芖されがちである。しかし、搟取や粟神疟患などの目に芋えにくい問題に察凊するこずや、移䜏先の文化に察する理解を深める芳点から、移民が移䜏先の蚀語を習埗するこずは重芁であるず考えられる。

いいなず思ったら応揎しよう