見出し画像

飲食店Q&AシリーズQ. SNSを毎日更新しているのに集客できないのはなぜですか?

「毎日Instagramを更新しています。」

「毎日ストーリーも投稿しています。」

「TikTokも始めました。」

それでも思うようにお客様が増えない。

これは最近、飲食店コンサルとして相談を受けることが非常に増えた内容です。

SNSは飲食店経営に欠かせない集客施策になりました。

しかし、「毎日投稿している=集客できる」というわけではありません。

実際には、毎日更新しているにもかかわらず来店につながらない店舗もあれば、週に数回の投稿だけで多くのお客様を集めている店舗もあります。

この違いはどこにあるのでしょうか。

今回は、SNSを頑張っているのに集客できない原因と改善方法について解説します。

SNSの目的を間違えている

まず考えていただきたいのは、SNSを更新する目的です。

「毎日投稿すること」が目的になっていませんか。

本来の目的は、

お客様に来店していただくことです。

投稿数を増やすことではありません。

飲食店経営では、投稿の回数よりも「来店したくなる情報」を発信できているかが重要です。

料理の写真だけでは差別化できない

SNSを見ると、多くの飲食店が料理の写真ばかり投稿しています。

もちろん料理は大切です。

しかし、お客様は毎日たくさんの料理写真を見ています。

そのため、

料理だけ。

価格だけ。

営業時間だけ。

このような投稿では印象に残りにくくなっています。

例えば、

料理ができるまでの様子。

スタッフのおすすめ。

仕入れのこだわり。

人気メニューの秘密。

季節限定メニューの開発風景。

このような内容を発信すると、お店の魅力が伝わりやすくなります。

「誰に来てほしいか」が決まっていない

集客施策で最も重要なのはターゲットです。

例えば、

会社員向けなのか。

ファミリー向けなのか。

学生向けなのか。

女性グループ向けなのか。

ターゲットが決まっていない投稿は、誰にも刺さらない投稿になります。

飲食店経営では、「すべてのお客様」に向けた発信よりも、「このお客様に来てほしい」という発信の方が効果は高くなります。

お店の強みが伝わっていない

「当店自慢のランチです。」

「人気メニューです。」

このような投稿は多く見かけます。

しかし、

なぜ人気なのか。

何が他店と違うのか。

どんな人におすすめなのか。

ここまで伝えられている店舗は少なくありません。

例えば、

創業30年の人気メニュー。

毎朝市場で仕入れる鮮魚。

注文後に焼き上げるハンバーグ。

国産食材だけを使用。

このような情報があるだけで、お客様の興味は大きく変わります。

店舗の雰囲気を発信する

お客様は料理だけを食べに来るわけではありません。

接客。

店内の雰囲気。

清潔感。

居心地。

これらも来店理由になります。

そのため、

店内の様子。

スタッフ紹介。

笑顔の接客。

イベント風景。

営業前の準備。

このような投稿も効果があります。

店舗改善に取り組む姿勢を見せることも、お客様からの信頼につながります。

投稿して終わりになっている

SNSは一方通行ではありません。

コメントへの返信。

メッセージ対応。

フォロワーとの交流。

これらも重要な仕事です。

お客様とのコミュニケーションが増えることで、お店への親近感が生まれます。

SNSは広告ではなく、お客様との関係づくりの場でもあります。

リピート率を高める発信をする

SNSは新規集客だけのツールではありません。

一度来店したお客様に、

新メニュー。

季節限定商品。

イベント情報。

営業時間変更。

キャンペーン。

これらを伝えることで再来店につながります。

リピート率を高めることもSNSの大切な役割です。

数字を確認しているか

毎日投稿していても、

何人が見たのか。

何人が保存したのか。

何人がプロフィールを見たのか。

これらを確認していなければ改善できません。

飲食店経営では、SNSも数字で分析することが重要です。

反応の良い投稿を増やし、反応の少ない投稿を改善することで集客施策の精度が上がります。

SNSだけでは売上改善できない

SNSは集客の入口です。

しかし、

料理がおいしくない。

接客が悪い。

店内が汚い。

提供時間が遅い。

このような状態では、お客様はリピートしません。

つまり、

SNS。

接客。

店舗改善。

客単価向上。

原価管理。

これらをバランス良く改善していくことが重要です。

SNSだけで売上改善を目指すことは難しいのです。

飲食店コンサルが考えるSNS活用法

SNSは「投稿するためのツール」ではありません。

「お客様との接点を増やすためのツール」です。

だからこそ、

誰に向けて発信するのか。

何を伝えるのか。

来店後にどう満足していただくのか。

そこまで考える必要があります。

飲食店経営では、集客施策だけを強化しても長続きしません。

店舗改善を進め、客単価向上を意識し、リピート率を高め、原価管理を徹底する。

その上でSNSを活用することで、本当の売上改善につながります。

毎日投稿することよりも、「また行きたい」と思っていただける情報を発信することが、これからの飲食店経営では何より重要なのです。

いいなと思ったら応援しよう!

50代から行政書士を目指す飲食店コンサルタント この記事が少しでも役に立った、共感したと感じていただけたら、チップという形で応援してもらえると嬉しいです。 いただいたチップは、今後も現場に役立つ記事を書くための活動費として大切に使わせていただきます。 無理のない範囲で、気持ちだけでも十分です。ありがとうございます。