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こどもごころを踏みにじられる(251210)

私はこう見えて(どう見えているのだろう)、ずいぶん模型歴が長い。なにせ40年やっているのである。
ガンプラブーム直撃世代ではあるが、それ以前から宇宙戦艦ヤマトを求めてけっこう距離の離れたところに点在する模型店に通い(当時はあちこちにあった。今はたぶん一軒もない)、模型専門誌・ホビージャパンのバックナンバーを古本屋で買い漁り、大々的に自室を改造して模型馬鹿の道を歩んでいた。当時10歳。小学生である。
まあ、あの頃はそんなやつはたくさんいた。生き残らなかっただけだ。ぼろぼろと脱落していくプラモマンたちの屍を乗り越えて、孤高の存在となりつつあった私だったが、魔の手は足元まで及んでいた。親からの弾圧である。
ある日オレの命のコレクションががっさり捨てられて、裏の畑で燃やされたのである。のちの世にいう「昭和の焼き討ち」だ。
幼い私は思った。「絶対に、忘れない」と。一時的に模型活動はなりを潜めたが、ほどなく復活し、より酷くなった。悪化するにきまってる。
もちろん、子供は忙しい。そのほかの活動(オタクとか)にもあれこれ時間をとられるようになり、なにより最大の失策は、高校時代から始めた演劇活動であった。
こいつは、べらぼうに時間を食う。とてもプラモデルなんか作っている暇はない。泣く泣く模型製作の時間を放棄し、しかしホビージャパン、そしてもう一誌、モデルグラフィックス(以下HJMG)だけは毎月購入して、模型心を消さないように、小さな種火を守り続けたのであった。
ときは流れて大学生。もう本格的に芝居バカになりはてたわたくしには、さらに模型に費やす時間などなかった。
卒業、フリーターしつつ演劇活動、もう全然模型の時間がない。しかしHJMGだけは忘れずに買い続ける純情一筋。
そして大人、30も過ぎ、フリーター生活にも区切りをつけ、定職についたころ、初めてもらったボーナスで、買ってしまいました、エアブラシ一式を。エアブラシというのは、スプレーで塗装する道具である。買うとけっこう高いのである。模型関係というのは、購買層の足元を見やがって、なかなかにどれもお高いのである。
そこからまた、模型馬鹿に火がついて、すっかり日々プラモマンである。おくさまも苦笑い、さらに人生の時間を浪費することになったのであった。
あの時、おかんが焼き討ちを敢行したとき、まさかこうなるなどということは予想だにしていなかったに違いない。恐ろしいことである。なにごとも、たとえ小さな子供であろうと、本人の「気持ち」を逆なですることは、たいへん危険なのである。きっとこれも、ある種のトラウマなのであろう。いや、他人事みたいに言うてますが、私のことです。

にやーん

あさねこ。

集中線

朝焼けの駅。

ほぼ崩壊

柵とはなにか。

もう一日終了かよ

仕事に対するモチベーションがゲロ下がっている。ちっともやる気が出ないわ。うーん。でもそれって、…いつものことでは?

ねこ!


ねこ!!

と、つつっと目の前を横切る影。見れば、畑に黒猫。よく目を凝らしてみれば、均し終えた畑の畝に点々と足跡がついているではないか。通路か。生活圏か。

街並み

こんな日はぱあっと散財しよう。ここは地の果て流されて、扇町。ここから見る街は、『AKIRA』っぽい。

何くっても美味い


うまうま


絶品ポテサラ

そして奥様と待ち合わせて、この辺で評判の焼鳥屋へ。これがもうバカうま。さすが、店が若い。勢いがあるなあ。どれも丁寧な仕事がしてあって、工夫が嬉しい。予約なしには入れない店だが、それも仕方なし。また行こう。

にやーん

よき頃帰宅。ねこは奥様に飛び掛かる。

散財

扇町に行ったならまんだらけに寄るものである。で、こちらが本日の戦果です。ジークアクス・ギャンも安く出ていた。押井守単行本は、たぶんしょうもないのではないかと予感。あさのまさひこのプラモ本は、私の青春時代とがばっと重なる一冊。こういうのも、誰かが書き残してくれないと散逸してしまうものなのであろう。なので、今日のエッセイのネタ元。

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作家・俳優・造形作家等多彩な活動を続けるわたくしイワハシが、日々どんな生活してんのかを赤裸々に描きます。ゆくゆくは日記書いて食っていきたいです。

毎日なにしてるんだ俺は? 毎日エッセイを挙げてみることにしました。日々更新を続けている他のSNSへの投稿を再編集してこちらで公開します。筒…

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