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【創䜜倧賞2025応募䜜品・恋愛小説郚門】「僕は君に恋しおる 舞×ナヌゞン線」第䞃話 奜きだからに決たっおる

ナヌゞン

 本圓は今日も電話しお声を聞きたかった。けれど、そうも蚀っおいられない出来事が起きおしたった。問題が解決するたでは萜ち着けそうもない。

 午前䞭、サザン×に埅望のドラマヌが加わるずいうニュヌスが飛び蟌んできた。それ自䜓は朗報だった。しかしその名前を聞いた瞬間、朗報は悲報に倉わった。

「  なんでこうなったのか、䞀いちから順に説明しおもらいたすよ」

 玍埗がいかないオレは  オレたちきょうだいは、暢氣なプロデュヌサヌのショヌタさんに事情を聞くべく、ドラマヌず䞀緒に事務所に来るよう蚀い぀けた。忙しい、を連呌され、結局先方がやっおきたのは午埌九時過ぎ。散々埅たせたにもかかわらず、ショヌタさんはい぀もの調子で飄々ひょうひょうず話し始める。

「どうもこうもないよ。事情を話したら、期限付きでメンバヌに加わっおもいいず蚀っおくれたから来おもらおうっお話さ。別に普通のこずだろう それずも䜕 ナヌゞンがドラムに戻る」

「  それはあり埗たせん」

「だったら受け容れるこずだ」

「だからっお  。音村和雄を連れおくるこずないでしょう」
 オレはショヌタさんの隣でニダニダしおいる男を睚み付けた。

「おい、ナヌゞン。ドラマヌずしおの通り名はゞャッキヌだ。本名で呌んでくれるなよ」
 男は軜々しい口調でオレにいちゃもんを぀けた。たすたす腹が立぀。

「は 芪父っお呌ぶよりゃマシだろうが。どうせたたメンバヌず喧嘩したんだろ 居堎所がないからっお、よりによっおサザン×に加入 その発想が蚱せない」

「勘違いするな。俺はこの人に声をかけられおここにいるに過ぎない。長くいる぀もりはさらさらねえし、仲間が戻っおきおもいいず蚀っおくれりゃあ、い぀だっお戻る぀もりだ。぀たり、ここでの掻動は小遣い皌ぎみたいなもんなんだよ」

「䞀䜓なんお声をかけられお話を受けたんだ おれはそれが氣になっお仕方がない」
 リオンも父芪を前にしお憎々しげに蚀った。

「そい぀は蚀えねえ。お前らの前では尚曎な」

「どうせ、アタシたちの様子が芋られるずかなんずか蚀われお、のこのこやっおきたに違いないわ。なんだかんだで心配性だものね」
 セナが蚀っおやるず父芪は「ふんっ」ず錻を鳎らした。

「さすがはセナ。読みが鋭いな。あぁ、そうずも。可愛い嚘のセナが俺よりも幎䞊のおじん、、、に悪さをされおねえか芋おやろうず思っおな。話を受けた䞀番の理由はそれよ。なんか文句、あっか」

「    」
 挑発されお反応したのは智ずもさんだ。父芪はセナが誰ず付き合っおいるか知らないはずだが、智さんの様子を芋おピンずきおしたったようだ。

「おや もしかしお、あんたがセナを誑たぶらかしおるのか 若い嚘に手を出そうなんざ、いけねえ野郎だな」

「悪いが、僕ずセナはそういう関係じゃない。  もしそういう話を再び持ち出すようなら、いくら盞手がメンバヌの父芪ずいえど、䞀緒にやるこずは出来ない。お匕き取り願おう」

「わっはっは。冗談だよ、冗談。ちょっくら揶揄っただけじゃねえか。仲良くやろうぜ、兄さん」

「  おい、ショヌタ。本圓にこの人しかいないのか ただ時間はあるだろう 他の人を探せないのか」
 笑えない冗談を飛ばされた智さんが愚痎をこがした。ショヌタさんは銖を暪に振る。

「瀟長呜什で、今月䞭にはドラマヌを決定しろず蚀われおるんですよ。これたでだっお䜕人ものドラマヌを圓たっおきたけど、誰䞀人ずしお銖を瞊には振っおくれなかった。でもこの人はオヌケヌだずいう。自分だっおね、いい加枛疲れたしたよ。そろそろドラマヌ探しも終わりにさせおくださいよ。自分の本分はあくたでもミュヌゞックバンドのプロデュヌス。今はマネヌゞャヌ業も兌ねおるけど、仲間集めは専門倖なのでね」

 実は䞉ヶ月埌に「ゆうび奏瀟」の名を冠しお「サザン×」の単独ラむブを執り行う方向で話が動いおいる。既に堎所の目星は぀いおおり、ドラマヌが決定次第、チラシ甚の写真撮圱などの準備に移るこずになっおいるが、そのドラマヌがなかなか芋぀からなかったため、瀟長はずっず苛立っおいたのだった。

 単独ラむブは党員が叶えたい倢。是が非でも成功させたいずみんなが願っおいる。だからこそメンバヌに加わるドラマヌぞの条件は厳しくしおいたのだ。なのに、やっおきたのが父芪なのだから憀慚するのは圓然だ。

 しかし、苛立っおいるオレらきょうだいに察し、長幎メゞャヌで仕事をしおきた麗華さんは至っお冷静に話を進める。

「ゞャッキヌ、ずお呌びすればいいかしら メンバヌに加わるず衚明しおくれたこずにたずは感謝するわ。だけど、あたしたちだっお誰でもいい蚳じゃないのよ。そこにドラムセットがあるから䞀床腕前を披露しお䞋さらない あなたを受け容れるかどうかはその埌で決めさせおもらうわ」

「おう。もちろんその぀もりだぜ、姉さん。俺だっおオヌディションもなしに新しいバンドに入ろうなんお思っちゃいねえよ」

 ゞャッキヌ、、、、、はそう蚀うなりドラムの怅子に腰掛けた。そしおスティックをくるくるっず回すず氣持ちよさそうに音を鳎らし始める。

 悔しいけれど、やっぱりうたかった。オレがドラムを叩けるのは䜕を隠そう、幌少期から父芪の真䌌をしおきたからだ。しかし、どう足掻いおも远い぀けなかった。オレはゞャッキヌほどドラムに倢䞭になれなかったからだ。

 ゞャッキヌは寝おも芚めおもスティックを握っおいるような人。調子がいいずきには本圓に䞀日䞭ドラムの前にいたりする。耳もいいので、数回聞けばすぐにどんな曲にも合わせられるのが最倧の匷みだが、やはり䞀番のお氣に入りはメンバヌの䜜った曲。なぜなら䜕時間挔奏しおも飜きないからだ、ず本人から聞いたこずがある。

「あたしは受け容れる。あの人を」
 䞉十秒ほど聎いたずころで麗華さんが蚀った。
「  ナヌゞンにもお父さんが凄腕のドラマヌだっおこずは分かっおるんでしょう 単独ラむブをやるなら断然、ドラマヌも優秀な人材がいいず思うんだけど」

「そりゃあ分かっおたすよ。だけど、ほんっずに口が悪いんっす、あの人。どうしようもないくらいに。オレは䞀緒にやれる自信、ないです」

「うヌん  。こういう䞖界にはよくいるタむプだず思うけどな。ほら、智くんだっお結構尖っおるけどナヌゞンずはうたくやれおるじゃない」

「智さんの口の悪さは䞻に瀟䌚に察しお、でしょう オレらに軜口を叩くゞャッキヌずは違いたす」

「  ねぇ、智くんはどう思う」
 話を振られた圌は腕を組んだ。

「テクニックは申し分ない。だけどナヌゞンの蚀うように、口の悪さは目に䜙るな。あの口を閉じおもらえるなら䞀時的な加入を認めおもいいが  」

――入れよう。これはチャンスだ。――
 智さんの蚀葉を遮るように手話で䌝えおきたのはリヌダヌの拓海さんだった。

「認めるのか、あの男の加入を」

――お前は仲良しクラブを目指しおんのか 違うだろ 俺たちが成そうずしおいるのは、俺らの音楜でこの腐りきった䞖界を倉えるこず。癒やすこず。だろう せっかく入っおくれるっお蚀っおんだ。性栌の悪さには目を぀ぶっおあの人を受け容れおやろうじゃないか。  俺はワクワクしおるぜ。目を閉じれば、あの人がバックで挔奏する䞭、俺らの音楜をぶ぀けるむメヌゞが湧いおくるっおもんだ。――

「拓海の決定には埓うず誓った僕だが、この話は䞀旊保留にしおくれ。䞀晩考えたい」

――分かった。じっくり考えおみおくれ。ナヌゞンの方もそれで頌む。――

「    」
 オレは返事をしなかった。だが、数日以内に結論を出す方向で話はたずたっおしたった。

「いい回答を埅っおるぜ」
 ゞャッキヌはそういうなり、来たずき同様ショヌタさんず共に事務所を出お行った。

 䞍満を顔に衚しおいるず、智さんに肩を抱かれる。
「この埌二人で飲み行こう。金は僕が払うから。な」

「二人、ですか みんなもいるのに」

「僕がお前の䞍満を聞いおやるっお蚀っおんだよ」

「兄さた 䞍満ならアタシたちにもあるんだから  」
 こんな話をしおいたら案の定、セナが䌚話に割っお入った。隣にはリオンもいる。しかし智さんはセナの頭にポンッず手を眮いお説き䌏せる。

「ナヌゞンず二人で話したいんだ。悪いが、今日はリオンず垰っおくれないか」

「だけど  」

「セナ。僕が君にしおやれるのは、歌を歌うこずず挔奏するこず。君のこずは奜きだけど、い぀でも䞀緒にいられるわけじゃない。日頃から蚀っおいるこずだ。分かるよな」

「  うん」

「いい子だ」
 智さんはセナの頬にキスをしたが、セナは䞍満そうだった。それを芋お麗華さんが蚀う。

「そっちが男同士なら、こっちも女二人で飲みたしょ。セナの愚痎はあたしが聞いおあげる。どう あたしず二人きりなら、普段蚀えないこずも蚀えるでしょ」

「レむさたず二人きりかぁ。それならありかも」

――おいおい、俺ずリオンは仲間はずれかよ――
 今床は拓海さんが愚痎をこがした。が、こちらは麗華さんの睚にらみ䞀぀で収たった。





 仲間ず別れ、智さんの案内で小さなバヌに入店する。普段みんなで行く居酒屋ずは違い、静かな雰囲氣。ここならゆっくり話せそうだ。

「この前、セナず二人で来たんだ。倧人の店っお感じで、いいだろう」

「そうですね。  そんな店にオレず来ちゃっお良かったんですか」

「バヌはカップルだけが利甚する店じゃないぜ これだから若いのはなぁ  」
 智さんに笑われながらカりンタヌ垭に着く。

 冷え切った身䜓を枩めるため、ホットカクテルを泚文する。出されたマグカップを䞡手で包みながら話をする。

「愚痎っお蚀ったっお、拓海さんも麗華さんもゞャッキヌをメンバヌに加えるこずに前向きです。期日も迫っおいるし、ほかにドラマヌが芋぀からない以䞊、受け容れるしかないんじゃ  」

「それが䞍満だっお話じゃないのか 感情に蓋をしおでもバンドの将来を、今なら単独ラむブの成功を優先しろず拓海は蚀いたいんだろうが、それが出来るんだったら最初からメゞャヌを目指しおるっお」

 智さんはりィスキヌの入ったグラスを煜あおった。

「僕は、僕のたたでこの䞖界を倉えたい。倉革を促したい。僕が倉わったんじゃダメなんだ  。もしここに拓海がいたならきっずこう蚀うだろう。お前の内面を倉えれば䞖界も倉わる。だから先に倉わるのはお前の方だ、っおな。でも、僕は拓海が死にかけたのを機にすでに倉わっおる。お陰で、この䞖界もそこたで悪い堎所じゃないかも  くらいには思えるようになったよ。それでもさ、受け容れられないず思っおるうちは氞遠に受け容れられないんだよ。ゞャッキヌもきっず同じで、自分の䞻匵は曲げたくないはずだ。そんな人ず僕らずが䞀緒のステヌゞに立おるず思うか 正盎、無理だず思っおる」

「同感っす やっぱり話が合うのは智さんだけだなぁ」
 心から敬意を衚するず、オレの空いおいるマグカップを芋お「遠慮するな。もっず飲めよ」ず店員を呌んだ。

 智さんず同じものを泚文し、提䟛されるのを埅った埌、再びオレから話を始める。
「拓海さんや麗華さんは単独ラむブの成功だけに焊点を圓おおいるのに察し、智さんは自分の䞖界芳を貫こうずしおいる。どっちに぀いお行きたいかず蚀われれば、オレは智さんかなぁ  」

「  ありがずう。たぁ、拓海だっお最初から今みたいな考え方だったわけじゃないよ。りむング時代はあい぀の方が尖っおたず蚀っおもいい。だけどおそらく、病氣で死にかけお、声を倱っおから少しず぀考えが倉わっおいったんだろう。  拓海はオトナになった。だけど僕らやゞャッキヌはずっず子䟛のたた粋がっおる。ぶ぀かるのは圓然のこずさ」

「なら、どう折り合いを぀ければ  」

「そうだなぁ  」
 智さんはりィスキヌグラスに目を萜ずしお思案する。
「ラむブの成功だけを考えるなら、このたたゞャッキヌを受け容れればいい。そうすりゃ、いらぬ衝突は避けられるはずだ。けど、すれ違っおいる理由を远及したいなら酒を酌み亀わすしか無いだろうな」

「あヌ  。ゞャッキヌず飲むのはやめずいた方がいいっすよ。あの人、ザルなんで。こっちが朰されたす」

「ほう。いいじゃないか。どっちが匷いか、察決しおみたいもんだ」

「いやいや  。あの人、嚘がいい人を連れおきたら絶察に朰すっおい぀も蚀っおたすからね。智さんがセナの思い人だず分かるや、意地でも勝ちに来るず思いたすよ。メンバヌ加入の話はどこかぞ行っおしたうかもしれたせん」

「䜕が䞀番面倒くさいっお、ゞャッキヌがセナの父芪っおずころだよ  」

 話はゞャッキヌの加入の話から智さんの恋人、セナに移っおいく。圌は空になったりィスキヌグラスを匄びながら蚀う。

「  僕は、呚囲が思っおいるような圢でセナず付き合い続ける぀もりがないからさ。仮にゞャッキヌが僕ずセナの仲を認めたずしお、そこでも僕らは意芋を違えるこずになるだろう」

「  それっお、結婚はしないっおこずですか」
 智さんずは将来的に矩兄匟になるかもしれないず思っおいただけに、その発蚀は衝撃的だった。

「結婚するこずに䜕の意味がある 若い頃ならずもかく、僕に家庭を持぀氣がない以䞊、結婚には䜕の興味も湧かないよ」

「  セナには話しおるんですか」

「もちろんだよ。それでもあの子は僕を慕っおくれおる」

「それ、付き合っおるっお蚀えたす え 智さんはセナのこず、どう思っおるんですか たさか、ふりで䞀緒にいるっおこずはないですよね」
 匷い口調で蚀ったら、智さんの偎も苛立ちを露わにする。

「奜きだからに決たっおるだろ。それ以䞊の理由がいるのか 逆に問う。ナヌゞンはなんで舞さんあのこず付き合っおる 結婚したいからずか、子䟛が欲しいからずか、そんな理由じゃないはずだ」

「    」
 奜きだから。それしか浮かばなかったオレに反論する資栌はなかった。智さんは続ける。

「䞀緒にいたい。理由がそれだけなら結婚にこだわる必芁なんおない。そうだろう 拓海ずレむちゃんだっおそうだ。あの二人は恋人のたた、䞀生を終えようずしおいるよ」

「それは  。それは二人が人生を折り返しおるからでしょう セナはただ二十二です。少しはあい぀の氣持ちも考えおやっおくださいよ」

「ナヌゞン」
 智さんは鋭い目぀きでオレを芋た。
「い぀だったかお前自身が蚀っおいたじゃないか。バンドのメンバヌは家族みたいなものだず。僕にずっおセナはそういう存圚。もちろんナヌゞンも、みんなもな。  効想いは結構だが、僕はセナを傷぀けるような行動はしたくないんだよ。家族なら尚曎。そう思うのはごく自然なこずじゃないか」

 若いセナが情熱的な恋愛を求めおいるのに察し、幎を重ねた智さんは静かな恋愛をしたいず願っおいる。その枩床差を埋めるこずは出来ないように思われた。

 そのずき、ある蚀葉が頭の䞭に響き枡る。

 ――舞のこずを頌む。ナヌゞンなら舞を笑顔に出来るず信じおる  。
 先日悠斗さんに蚀われた蚀葉だった。䞀瞬にしお舞さんの笑顔も脳裏に浮かぶ。

そうだ  。オレがなんで舞さんを奜きかっお、笑顔が可愛いからだよ。オレの蚀葉や行動で笑っおくれるからだよ。それでお互いが幞せになれる。だから䞀緒にいたいんだ。抱き合ったり結婚したりっおのは、その笑顔の先にあるもの。それありきで恋愛を語るべきじゃない  。

「  智さんはひたすらにセナの幞せを願っおいる。そういうこずなんですね」
 オレの蚀葉を聞いた圌は満足そうに頷いた。

「セナず付き合うようになっお僕の考えも少し倉わったんだよ。以前は䞖盎しの぀もりで歌を、挔奏を䞖に攟ちたいず思っおた。でも今は、セナず䞀緒に笑っお暮らせる䞖界を䜜りたい。単独ラむブはその足がかりなんだよ。  ゞャッキヌを受け容れられないのは、盞性の問題だけじゃない。その挔奏で聎衆をどう魅了したいのか。どんな䞖界にしたくお挔奏するのか。それが分からないうちは、䞀緒にはやれない」

「じゃあ、さっきそう蚀えば良かったじゃないですか」

「いや、あの堎で今の蚀葉は出おこなかった  。そうか  。僕が玍埗できなかったのはゞャッキヌの䞖界芳が芋えおこなかったからか」
 智さんは自分の発蚀を噛みしめるように蚀った。

 思い返しおみれば、ゞャッキヌはバンドを远われるたび、今回のように単発の仕事をしおは食い぀ないできた。その数はオレが知っおいるだけでも四、五件はあるだろう。なぜそんなにもフラフラした生き方が出来るのか。今たで考えたこずもなかったが、もしかするずそれはゞャッキヌ自身に衚珟したい音楜がないからではないか そんな仮説を思い぀く。

埅およ   っおこずはもしかしお  。
 䞀぀の考えが浮かび、思案する。ず、智さんがにやりず笑った。

「  お前今、䜕を考えおる」

「䜕っお  。ゞャッキヌの話をしおたんだから、ゞャッキヌのこずですよ」

「ふん  。たさか、あの人に僕らの理想ずする䞖界芳を衚珟させようなんお思っちゃいないだろうな」

「思っおたす」

「ふっ  。やっぱりな。僕も同じこずを考えおいた」
 智さんは笑い、りィスキヌをもう䞀杯泚文した。
「ゞャッキヌから衚珟したい䞖界が芋えおこなかった理由。それが仮に、始めからそういうものを持ち合わせおいないからだずすれば、かえっお奜郜合ずいうもの。その挔奏テクニックで僕らの䞖界芳を衚珟しおもらえばいい。それが、僕らがあの人を受け容れる唯䞀の条件だ」

「はい」

「䞀晩考える時間をもらっお正解だったな。これで今倜はよく眠れそうだ」
 頌んだりィスキヌが提䟛されるず、智さんはそれを倧事そうに飲み始めた。


続きは第八話ぞ


※芋出し画像は、生成で䜜成したものを加工しお䜿甚しおいたす。


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いろうた愛ず調和を描く芞術家 芞術家が集う癒やしの堎を提䟛するのが倢。共感者を倧募集䞭💖蚘事を読んでずきたらお声がけを💕䞀緒に愛ず調和の䞖界を物語りたしょう💖