🎦「ニキータ」感想🔫想像力を掻き立てるラスト、現代版フレンチノワール
リュック・ベッソン監督作品。
ニキータは麻薬に溺れ薬局を仲間と襲った挙げ句、警官を殺してしまう。ニキータ以外は全員死亡しており、その生存能力に目をつけた秘密機関は彼女に死ぬか殺し屋になるかという選択をせまる。3年の訓練期間を経て殺し屋になれたニキータ。外に出て生活することを許されるがある青年と恋に落ち、殺し屋と普通の生活との間で揺れる。
ニキータはどこか少女のような少し奔放的な性格でそれがいい味出してました。殺し屋になることを余儀なくされ、半監禁状態で3年を過ごします。
この映画の良さはニキータを殺し屋にしようと目をつけたボブ、ニキータとその恋人の3人の人間模様にある気がします。そしてニキータの感情の変化。
その感情を表すシーンがとても上手い。恋人との旅行先での暗殺ミッションのシーンはセリフから何からもう画面の演出が素晴らしかったです。

初めての暗殺、厨房での銃撃戦はそこに注目しがちですがその前後のシーンが個人的にはよかったです。
ニキータの誕生日。初めて外で食事をすることが許可されます。ボブと2人でレストランに行き、プレゼントを貰って子供みたいにはしゃぐニキータ。
でもプレゼントの箱の中には銃が。その後のニキータの表情の変化が素晴らしいんです。感情は爆発してるのに特にセリフはない。それをものすごく上手く表現していて最高のシーンでした。

すぐに暗殺ミッションが下り、逃げ道を用意してあると言われますが実はそんなもんありません。つまりボブに半ば騙されてしまうのですが(殺し屋として合格かどうかのテスト)帰った後はもう感情むき出しでそこも素晴らしかったです。
やっぱりどこか哀愁漂うというか、ダーク調の映画っていいですねぇ(笑)
ノワールとはまた違う感じだけど現代版フレンチノワールって感じがしてすごくよかったです。
リュック・ベッソンは好きな映画ベスト5に入る「フィフスエレメント」しか観たことないのですが、全然違くてびっくり(笑)ああいうコメディっぽい作品もダークな作品もできるって凄いですね。「レオン」を観てないので早く観なくちゃなと思っております(^。^;)
