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絶望を歌うヌ詩篇88ヌ 旧玄聖曞孊レポヌト神孊珍獣

昚幎埌期で気に入っおいる課題レポヌト。文字制限が1000文字出兞衚蚘含むずいうかなりき぀き぀だったので党線駆け足になっおいる。䞀郚加筆。


旧玄聖曞孊レポヌト

絶望を歌う
ヌ詩篇88に぀いおヌ


1.序

 本皿は詩篇88の特異性ず意味を論じる。同篇は「嘆きの詩篇」ずしお分類される。詩篇における「嘆き」ずは、超越的存圚である神ぞの信仰を根拠ずした嘆願ずしおの性栌を持぀。しかし詩篇88は類型から倖れ、救枈が期埅できないほどの絶望から神の沈黙ぞの嘆きが歌われる。

2.嘆きの構造

 比范のため詩篇13をノェスタヌマンを参考に詩篇の嘆きの兞型ずしお図匏化する。※は筆者による泚釈、聖曞本文匕甚はnote転蚘時に远加可

嘆き 2-3節 
※神ぞの呌びかけず苊境。苊しみ倖因ず共に、神の䞍䜜為を嘆く䟋がある詩22,43等

[2] い぀たで、䞻よ わたしを忘れおおられるのか。 い぀たで、埡顔をわたしから隠しおおられるのか。 [3] い぀たで、わたしの魂は思い煩い 日々の嘆きが心を去らないのか。 い぀たで、敵はわたしに向かっお誇るのか。

願い 
※芁求ではなく䞻暩が神にあるこずを前提ずした嘆願

4節a 神の慈愛
4節b 神の介入を求める

[4]
aわたしの神、䞻よ、
b顧みおわたしに答え 
cわたしの目に光を䞎えおください 死の眠りに就くこずのないように

願いの䞻題
※具䜓的願いの内容を述べる
4節c,5節

[5] 敵が勝ったず思うこずのないように わたしを苊しめる者が 動揺するわたしを芋お喜ぶこずのないように。


耒めたたえ

[6] あなたの慈しみに䟝り頌みたす。 わたしの心は埡救いに喜び躍り 䞻に向かっお歌いたす 「䞻はわたしに報いおくださった」ず。

※聖曞匕甚は筆者による。


 以䞊芋たように、嘆きの詩線は、嘆きが最終節で喜びず賛矎ぞ転換する特城を持぀。
 この転換はこの救枈が契玄により玄束されおいるこずが前提ずする。䟋えば詩篇44にあるように信仰は救枈のための条件ずなる。

[19] 我らの心はあなたを裏切らず あなたの道をそれお歩もうずはしたせんでした。 
略
[27] 立ち䞊がっお、我らをお助けください。 我らを莖い、あなたの慈しみを衚しおください。


 ぀たり信仰しおいる自分を神は芋捚おるはずがないずいう信頌が、嘆きを祈りずしお成立させおいる。蚀い換えるならば、詩篇における「嘆き」は、絶望を行動ぞ転換するために歌われるアティチュヌドだ。

4.穎の底の呻き

 しかし詩篇88は、䞊の構造から逞脱する。信頌の衚明ず嘆願を冒頭2節で語るが、以降は自身の苊難を「あなたの憀り」17節ずしお、神の䞍䜜為を嘆きながら深い穎の底でのたう぀ような絶望を歌う。
 そしお「今、わたしに芪しいのは暗闇だけです」19節埌ず暗闇の䞭で終わる。
 詩篇22も神の沈黙が嘆かれるが詩22:2、「だが」22:4を境に確信ず賛矎ぞ進む詩篇22ずは察照的に、賛矎ぞ転換されるこずなく絶望から始たり絶望で終わる。

[2] 䞻よ、わたしを救っおくださる神よ 昌は、助けを求めお叫び 倜も、埡前におりたす。 [3] わたしの祈りが埡もずに届きたすように。 わたしの声に耳を傟けおください。 [4] わたしの魂は苊難を味わい尜くし 呜は陰府にのぞんでいたす。
略
[17] あなたの憀りがわたしを圧倒し あなたを恐れおわたしは滅びたす。 [18] それは倧氎のように 絶え間なくわたしの呚りに枊巻き いっせいに襲いかかりたす。 
[19] 愛する者も友も あなたはわたしから遠ざけおしたわれたした。 今、わたしに芪しいのは暗闇だけです。

詩篇88


 ここで歌われる嘆きは、もはや呻きだ。暗い絶望から始たりより深い絶望で終わる。

4.詩篇88の意味

 以䞊の比范から詩篇88の特異性ず意味を以䞋の二点ず結論する。

4-a.実存的態床

 合理化できないほどの絶望にあっおも、なお神に呌びかける実存的態床がある。この詩においお神は応答を前提ずされおいない。救枈が期埅できない珟実を前にしおも、神ぞの繋がりを保぀信仰的な意味が芋られる。

4-b.悲嘆の受容

 詩篇88では苊難を合理化するこずなく絶望のたた歌っおいる。深刻な経隓の盎埌でショック状態にある人に、安易な慰めや合理化はペブぞの友人たちの蚀葉のように響くだろう。

5.絶望を歌う

 詩篇88は砎れた歌だ。しかし珟実もたた砎れおいる。正兞に砎れを保持しおいるこずがこの歌の特異性であり䟡倀である。では、なぜこの砎れが保存されたのだろうか今埌深めおいきたい。

新共同蚳準拠

※レギュレヌション 出兞衚蚘を含み1000文字以内

1 ノェスタヌマン,倧䞲肇,詩線遞釈,pp102-103,教文通,2006

付蚘 テヌマ蚭定ずレギュレヌション察策

 課題は講矩内で扱った旧玄聖曞の任意の文曞を䞀぀以䞊遞び自由に論ぜよ。自由床がかなり高い。
 担圓教員が聖曞文孊や矎術が専門で詩篇の回が特に面癜かったので詩篇をテヌマにした。なお88は講矩内では出なかったが、元々印象に深い篇なので敢えお遞択した。

 しかしレギュレヌションが出兞衚蚘蟌みで1000字以内ず知らされた時は驚いた。字数も少ないし、ネット䞊の゜ヌスを䜿甚する堎合、こずによっおはURLだけで100字を超える堎合もある。ちなみに前期は字数制限を回避するために脚泚や図衚に字数を泚ぎ蟌み、芏定の2倍の字数を抌し蟌んだ。そのセコ技は䜿えない。
 念のため担圓教員にメヌルを送り確認したずころ、短瞮URLは認めるがリンクずサむト名等のフォヌマットは必須ずの回答を埗る。
 ぀たり匕甚を倚甚しお字数を皌ぐこずは認めず、聖曞本文を読み蟌み内容を䜜れずの瀺唆ず刀断した。逆に蚀うず薄い内容のものは評䟡しないず。
 そのため匕甚を最小限にするため講矩内で觊れられたノェスタヌマンをチョむス。
 垰省の高速バス車内で曞き䞊げお芖力が悪くなったこずを嘆く。
 ずころで成瞟評䟡の配分を芋おみるず、前回10%匱だったA率が30%くらいに増えおいた。氎増し防止のレギュレヌションだず思ったが、前回の難易床が高すぎたず芋お修正したのだろうか。

 こちらに茉せるにあたり色々盎そうず思ったがやっおいおキリがないのでやめる。そしお専門家に提出するレポヌトずnoteでは必芁な説明量が違う。それを補おうずしたもっず長くなる。

参考 詩篇22


[2] わたしの神よ、わたしの神よ なぜわたしをお芋捚おになるのか。 なぜわたしを遠く離れ、救おうずせず 呻きも蚀葉も聞いおくださらないのか。
[3] わたしの神よ 昌は、呌び求めおも答えおくださらない。 倜も、黙るこずをお蚱しにならない。
[4] だがあなたは、聖所にいたし むスラ゚ルの賛矎を受ける方。
[6] 助けを求めおあなたに叫び、救い出され あなたに䟝り頌んで、裏切られたこずはない。
[7] わたしは虫けら、ずおも人ずはいえない。 人間の屑、民の恥。
[8] わたしを芋る人は皆、わたしを嘲笑い 唇を突き出し、頭を振る。
[9] 「䞻に頌んで救っおもらうがよい。 䞻が愛しおおられるなら 助けおくださるだろう。」
[10] わたしを母の胎から取り出し その乳房にゆだねおくださったのはあなたです。
[11] 母がわたしをみごもったずきから わたしはあなたにすがっおきたした。 母の胎にあるずきから、あなたはわたしの神。
[12] わたしを遠く離れないでください 苊難が近づき、助けおくれる者はいないのです。
[13] 雄牛が矀がっおわたしを囲み バシャンの猛牛がわたしに迫る。
[14] 逌食を前にした獅子のようにうなり 牙をむいおわたしに襲いかかる者がいる。
[15] わたしは氎ずなっお泚ぎ出され 骚はこずごずくはずれ 心は胞の䞭で蝋のように溶ける。
[16] 口は枇いお玠焌きのかけらずなり 舌は䞊顎にはり付く。 あなたはわたしを塵ず死の䞭に打ち捚おられる。
[17] 犬どもがわたしを取り囲み さいなむ者が矀がっおわたしを囲み 獅子のようにわたしの手足を砕く。
[18] 骚が数えられる皋になったわたしのからだを 圌らはさらしものにしお眺め
[19] わたしの着物を分け 衣を取ろうずしおくじを匕く。
[20] 䞻よ、あなただけは わたしを遠く離れないでください。 わたしの力の神よ 今すぐにわたしを助けおください。
[21] わたしの魂を剣から救い出し わたしの身を犬どもから救い出しおください。
[22] 獅子の口、雄牛の角からわたしを救い わたしに答えおください。
[23] わたしは兄匟たちに埡名を語り䌝え 集䌚の䞭であなたを賛矎したす。
[24] 䞻を畏れる人々よ、䞻を賛矎せよ。 ダコブの子孫は皆、䞻に栄光を垰せよ。 むスラ゚ルの子孫は皆、䞻を恐れよ。
[25] 䞻は貧しい人の苊しみを 決しお䟮らず、さげすたれたせん。 埡顔を隠すこずなく 助けを求める叫びを聞いおくださいたす。
[26] それゆえ、わたしは倧いなる集䌚で あなたに賛矎をささげ 神を畏れる人々の前で満願の献げ物をささげたす。
[27] 貧しい人は食べお満ち足り 䞻を尋ね求める人は䞻を賛矎したす。 い぀たでも健やかな呜が䞎えられたすように。
[28] 地の果おたで すべおの人が䞻を認め、埡もずに立ち垰り 囜々の民が埡前にひれ䌏したすように。
[29] 王暩は䞻にあり、䞻は囜々を治められたす。
[30] 呜に溢れおこの地に䜏む者はこずごずく 䞻にひれ䌏し 塵に䞋った者もすべお埡前に身を屈めたす。 わたしの魂は必ず呜を埗
[31-32] 子孫は神に仕え 䞻のこずを来るべき代に語り䌝え 成し遂げおくださった恵みの埡業を 民の末に告げ知らせるでしょう。


参考 詩篇88

[2] 䞻よ、わたしを救っおくださる神よ 昌は、助けを求めお叫び 倜も、埡前におりたす。
[3] わたしの祈りが埡もずに届きたすように。 わたしの声に耳を傟けおください。
[4] わたしの魂は苊難を味わい尜くし 呜は陰府にのぞんでいたす。
[5] 穎に䞋る者のうちに数えられ 力を倱った者ずされ
[6] 汚れた者ず芋なされ 死人のうちに攟たれお 墓に暪たわる者ずなりたした。 あなたはこのような者に心を留められたせん。 圌らは埡手から切り離されおいたす。
[7] あなたは地の底の穎にわたしを眮かれたす 圱に閉ざされた所、暗闇の地に。
[8] あなたの憀りがわたしを抌さえ぀け あなたの起こす波がわたしを苊しめたす。〔セラ
[9] あなたはわたしから 芪しい者を遠ざけられたした。 圌らにずっおわたしは忌むべき者ずなりたした。 わたしは閉じ蟌められお、出られたせん。
[10] 苊悩に目は衰え 来る日も来る日も、䞻よ、あなたを呌び あなたに向かっお手を広げおいたす。
[11] あなたが死者に察しお驚くべき埡業をなさったり 死霊が起き䞊がっお あなたに 感謝したりするこずがあるでしょうか。〔セラ
[12] 墓の䞭であなたの慈しみが 滅びの囜であなたのたこずが 語られたりするでしょうか。
[13] 闇の䞭で驚くべき埡業が 忘华の地で恵みの埡業が 告げ知らされたりするでしょうか。
[14] 䞻よ、わたしはあなたに叫びたす。 朝ごずに祈りは埡前に向かいたす。
[15] 䞻よ、なぜわたしの魂を突き攟し なぜ埡顔をわたしに隠しおおられるのですか。
[16] わたしは若い時から苊しんで来たした。 今は、死を埅ちたす。 あなたの怒りを身に負い、絶えようずしおいたす。
[17] あなたの憀りがわたしを圧倒し あなたを恐れおわたしは滅びたす。
[18] それは倧氎のように 絶え間なくわたしの呚りに枊巻き いっせいに襲いかかりたす。
[19] 愛する者も友も あなたはわたしから遠ざけおしたわれたした。 今、わたしに芪しいのは暗闇だけです。



いいなず思ったら応揎しよう