キャー💖 ハートよ、ハ~ト!
今回は、福島県桑折町にある半田山(863m)。
この周辺は江戸時代、銀の採掘で栄えた土地だという。となれば天領だったのかと調べてみると、やはり幕府の代官所が置かれていたようだ。

山の麓には半田沼が広がる。
半田山の一部が崩壊してできた沼で、現在は農業用のため池として利用されているという。
沼を起点として向こうに見える山をぐるりと周回しても、所要はおよそ3時間。低山歩きにはうってつけのコースだ。
とはいえ急登もあり、それなりに登りごたえもある。いろんな山野草もあるし、なかなか侮れない山だ。

「あー!せんせー、郁ちゃんもうバナナ食べてまーす!」
…って、遠足前の小学生か(^^;
実はここ、山頂付近から眺めると、麓の半田沼がハート型に見えるということで最近人気になっている山だ。
いやなに、いい歳をしたオッサンが
「キャー💖 ハートよ〜!」
などとキャピるのもどうかとは思うが、オッサンだって見てみたいものはそりゃ見てみたいのだよ。人生、見逃して悔やむより、見てニヤけた者勝ちだし。
今日はいつメンの我々夫婦の他に山のお友達お二人の4名で出発。
いつもの通り(っても、ここはまだ三回目だけど)、北駐車場に車を止め、反時計回りの周回コースをとる。ゴールデンウィークとはいえ今日は最終日なので思ったよりも人は少ない。

北側の駐車場のすぐそばの北登山口から登り始める。このへんはその時期にはヒメサユリも多く咲くというが、その時期にはまだ来たことがない。(ないのかよ)

急登もあってかなり登り甲斐がある山だ

トリガタは鳥形山(高知県)で標準種が採集されたから

春に咲く花だけどスプリングエフェメラルではない。
ハート形の葉っぱは秋になるときれいに色づくし。

今の時期、東北では登山道のどこにでも咲いているという
印象だが、九州では絶滅危惧種に指定している県も多い


山頂には石の祠が何個か祀ってあるが、山頂からの景色はあまり良くない。「ハートレイク」のビューポイントは山頂より少し下ったところにある。
山頂での休憩もそこそこにビューポイントへ向かう。

ビューポイントは2箇所。しかもマジで幅1mくらい、つい「せまっ」と声が出てしまうくらいのピンポイントだ。
このビューポイント以外から沼は見えそうで見えないし、見えても木立が邪魔をしてきれいに見えない。

通称「ハートレイク」💖
沼の本来の形は、べつにハート型でも何でもない。
だが、このビューポイントから眺めると、木々に遮られたり地形の加減だったりで、不思議とハート❤の形に見えるのだ。
今回は少し時期がズレてしまったが、桜の頃に訪れると、沼畔のサクラが一斉に咲き誇り、さらに艶っぽい眺めになる。
最近は「カップルで訪れると恋が成就する」とか、「縁結びのご利益がある」とかで人気らしい……という話も耳にした。
ほんとかなーという気もしないでもないが、
まあ、こういう話は純真な心の持ち主が信じるからこそ御利益があるわけで、もはや心のうらぶれてしまったオッサンな僕には、あまり縁のない世界だけどね。
とはいえ、ハート形の沼を眺めながら、若かりし頃を思い出してひとりニヤつく…そんな山歩きも存外悪くはあるまいて。(かなりアヤシイ図ではあるけれど( ´艸`)
この山にはシラネアオイが多い。

それもそのはず、管理センターの近くにはシラネアオイの保護区があって、斜面一面にシラネアオイが咲いているのだ。
そのせいもあってか保護区以外でも山の中でシラネアオイをよく見かけるのだと思う。

そりゃもう壮観だ

崑崙山脈の白雪に見立てて名付けられたという

平安時代に羅生門で切り落とされた鬼の腕に見立てたものという。
どう見てもそんな怖いものには見えないんだけど。

お寺の屋根の四隅に下げられている装飾物である
「宝鐸」(ほうちゃく)に似ていることから名付けられた


タコの吸盤のように見えてしまう^^;
中部地方から以西では絶滅危惧種(準も)に
指定している都府県も多い

こうやって今回もぐるっと元気に一周してきたわけだが、最後にどうも何か忘れたような気がして仕方なかった。
で、帰宅してから、やっと思い出した。
「そうだレンプクソウだけ見つけ残してきた!」
ということにようやく気づいたのである。
高齢者あるある、ボケたな (ーー;)
ま、いっか、それはまた来年の楽しみにとっておこう。
来春、リベンジ行くぞー、おー!(^o^)/
っと、果たして覚えているだろうか(…という心配はある)
この記事はfacebookに投稿したものを参考にして、note用に書き直したものです。
