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高校生だった姉が、統合失調症と診断された時 元不登校で、ヤングケアラーだった自分①

自分が中学一年生の時、姉は定時制高校に通っていました。
姉は中学ではいじめがあったようで、それでも時間がかかっても学校に行っていました。すごく優しい性格で、人の悪口を言うことがなく、学校が好きなようでした。
定時制高校に進学後は楽しかったようで、よく学校の話をしていました。ただ、勉強面では思うようにいかず、留年が決まった矢先のことでした。

中学時代の同級生からテレパシーで話しかけられるようになったと言い、その人数もだんだん増えていき、
最初は待ち合わせがあるくらいの話から、屋上から飛び降りた方がいいというような内容になっていき、
実際にスーパーが入っている建物の屋上に向かったり、家の2階から飛び降りようとしました。
現実には、中学時代の同級生とは誰とも話をしていませんでした。でも姉の頭の中ではリアルに声が聞こえていたようです。
家中の刃物や紐類はすべて見つからないところに隠しました。
両親もこの時はまだ40代後半で、追いかけたり捕まえたりする体力がまだありました。中学生で小柄だった自分は、少し加勢するくらいでした。

後日、両親の知人の紹介で、姉と両親で精神科に行き、そこではじめて統合失調症という名称を知りました。姉本人は、私は病気じゃないと言っていました。
服薬を続け、幻聴はなくならないにしてもマイルドな内容になっていき、飛び降りようとすることも無くなりました。ただ、しばらくは両親とも不安だったようでした。
その最初にかかったクリニックは、手短かかつズバズバ言う先生と、じっくり話を聞いてもらいたい母との相性が合わず、半年ほどで辞め、病院探しの日々が始まりました。
薬の副作用だったかは分かりませんが、姉は両腕がアトピーのようになって皮膚がボロボロになり、母が毎日包帯を巻いていました。

時は平成の真っ只中、携帯電話やインターネットが普及してきた頃で、パソコンがなかった我が家はあまり世の中の情報と繋がりにくかった気がします。


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