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他人様(ひとさま)が来る

新しい冷蔵庫を迎え入れることになった。

家電量販店の設置の方が来ても、
スムーズに通れるように。

そして。
古い冷蔵庫の上や裏からさぁ、
「ボロっ」と埃が落ちてこないよう、
恥ずかしくないようにねっ。

……家の中の整理をしている。
(気づけばクローゼットの中まで。)


我ながらさぁ。
iPhoneの箱を取っていたり、
スタバの紙袋なんかも
後生大事に丁寧にとっていた。

なぜこんなモノまで?
……この際、処分することにする。

「いつか使うかも」は、
一生使わないことが多いもんだよねぇ。


困ったのが香水瓶。
……これさ、トイレに置いて使い切るか。

使い切らないと、
瓶も捨てられないもんね。


買う時は簡単だけど、
捨てる時は仕分けしたりして大変だ。

あとさぁ、
何でも突っ込んでおける
「テンポラリーな布製の箱」。

……これは要注意だねぇ。
(テンポラリーじゃなく、ずっと床置き。)

だからこの際、
思い切って捨てようと思う。


……大変だけどさぁ。

たまに「他人様」が部屋を訪れる
刺激は大事だね。

普段、なんとなく気になっていたのに、
知らん顔していたモノを
処分するきっかけになるからさぁ。


年に何回か、
消防設備の点検の人や、
雑排水清掃の係の人が入室する。

……あれはきっと、
私みたいなテキトーな人が
ピリッとするための儀式なんだと思う。
(いや、違うと思うよ?)


でもさ、
モノが無くなりスッキリすると、
気分まで清々しくなるから不思議よ。

さてさて。

この状態を
……何日保てるやらだよ?

だってさ、
「余白」があると、
「何か置きたくなる」のが
人情だと思っている。

オバジでした。

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