ミヤコワスレが繋ぐ縁
昨日、ご近所さんが、ご自宅の庭に咲いたというミヤコワスレの花束を私に届けてくださいました。ご近所さんといっても、互いの生活道路はちょっと違って、干渉しない距離感のあるご近所さん。
冒頭の写真の花が、そのミヤコワスレです。ご近所さんは、この季節になると、ミヤコワスレをくださるのです。花の名前は知っていたけれど、実物は見たことがなかったミヤコワスレ。ひと目見て、その花が大好きになりました。楚々たる風情があって実にいいのです。
私が仕事をしていたときは、そのご近所さんにバス停や近所の道でばったり会うことがありました。いつもばったり会うので、会わないときは全然
会わないし。でも、そのお蔭でばったり会うことが楽しみになりました。
活動的で、誰かとつるむでもなく、ひとりでさっそうと歩いている。
お話すると、ニコニコ明るくて、おいしいお店や役立つ情報を教えてくださる。そして、人のうわさ話はしない方。なんというか、毎日を目一杯楽しんで生きているという感じで、一緒にいるだけで元気が出るのです。
私より少し年配の方なので、私の方がずっと元気だと思ったらしく、つい、
「いや、私は、がんで闘病中なんですよ。」と言ったら、目を大きく見開いて驚かれてしまいました。余計なことを言ったかなと思ったけれど、
彼女(ご近所さん)もからだに調子の悪いところがあるとのことで、お互い労わりましょうねという点で一致しました。
そして、昨日、いらしたときに、「お元気そうでよかった。」とほっとした様子で言われたので、あれからずっと私のことを心配してくださっていたのかと、ちょっと申し訳なくなりました。がんの話をすると、聞いた相手は、話をした人のその後の様子が、どこかで気になっているんですよね、多分。
自分も以前、がんになった友人のことが、ずっと心配だった。
誰かと馬が合うとか合わないとかいうのは、一緒にいる時間の長さとは関係ないですよね。彼女は一緒に話をしていて、とても居心地がいい。ただそれだけなんです。私は馬が合うと思っているけれど、彼女はどうかな。
これからも、付かず離れずのお付き合いが続くといい。
ばったり会って、一緒に話す時間がとても貴重です。今回は、ミヤコワスレが仲立ちしてくれたので、楽しい時間が1回増えました。
次はいつ会えるかなあ。
