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開業の決め手と、消えない不安のはなし


「先輩仲人」100人に、本音を聞いてみました

IBJでは今、加盟している結婚相談所のオーナーさんに向けて「IBJ加盟店実態調査2026」というアンケートを実施しています。開業のきっかけ、当時の不安、今の経営状況などを、実際にIBJで開業した仲人さんたちに答えてもらうものです。

このアンケート、実は今も回答を受け付けている最中です。締め切りより先にこうして記事にしているのは、開業を考えている方にとって、「今まさに開業している人の本音」は、鮮度が命の情報だと思うからです。

集計が完全に終わるのを待つより、集まったところから届けたい。そう考えて、今回は先着100名の回答をもとに、開業の決め手と、開業前後の不安について書いてみます。

決め手は「規模」だけじゃなかった

決め手を複数選択で聞くと、会員数・ネットワークの規模を挙げた人が一番多く、ブランドの知名度、システムの使いやすさが続きました。

ただ、自由記述を読んでいくと、選択肢だけでは拾いきれない決め手もたくさん見つかります。

資金繰りの相談のつもりで問い合わせただけだったのですが、担当の方から「少人数制で、会員様の入会人数を制限してやっている仲人さんもいらっしゃいますよ」と聞いて、自分が求めていたのはこれだと直感しました。

少人数制で、サポートの手厚い、成婚数にコミットした相談所を作りたかったんです。気づいたらその日のうちに申し込みをしていました。
──開業4年目の方

大きなネットワークに惹かれた人もいれば、逆に「少人数でも手厚くやれる」と聞いて安心した人もいる。決め手は一つではないようです。

他の相談所・他の連盟と比べたうえで選んだ、という声もありました。

他の連盟のお話も聞きに行きましたが、IBJが一番大きな会社で、上場していて安心だと思いました。
──開業5年目の方

比べてから選んでいる、というのがポイントです。IBJだけを見て決めたわけではなく、他の選択肢にもきちんと足を運んだうえでの結論だった、という人が一定数います。

長く続けている方の中には、開業説明会そのものが決め手になった、という声もありました。

開業説明会で、実際に開業している方の話を聞いて、自分にもできると確信しました。
──開業11年目の方

不安とどう付き合っていくか

開業前に一番不安だったことを聞くと、「集客できるか」がもっとも多く挙がりました。そして今、開業から数年たった人たちに「今まさに苦労していること」を聞いても、答えはやはり「新規のお問い合わせを増やすこと」でした。

つまり、開業前の不安も、開業してからの悩みも、同じ「集客」がずっとトップに居座り続けているということです。

ここは誠実に書いておきたいのですが、不安が完全になくなるわけではありません。

集客はまだまだ不安だらけの、永遠に続く課題です。不安はずっと残り続けています。
──開業12年目の方

12年目でもこう言い切る人がいます。「いずれ不安がなくなる日が来る」という前提のほうが、実はズレているのかもしれません。

不安の中身も、時期によって形を変えていきます。

開業時は、本業が副業禁止だったのでどうするかが一番不安でした。そこは副業できる環境を整えてもらえて解決したのですが、それ以上に集客の悩みが大きくなりました。
──開業2年目の方

一つの不安が片づくと、次の不安が顔を出す。それでも、こう言い切る人もいます。

前に進むしかない。未経験なので、失敗して当たり前だと思っています。
──開業7年目の方

不安をゼロにする方法を探すより、ここまでは大丈夫というラインを先に引いておく、という準備をした人もいました。

「1年間赤字が続いたら廃業する」「それ以上は運営資金を追加しない」と、最初にルールを決めて開業しました。あらかじめ撤退ラインを決めていたことで、漠然とした不安に振り回されず、最初の1年は目の前の集客や会員サポートに集中できました。
──開業5年目の方

不安をゼロにする方法を探すより、こうして自分なりの備えを一つ用意しておいたほうが、現実的に動きやすいようです。

「完璧な確信がなくても、決めていい」という結論

今回の声を並べてみると、決め手も不安の乗り越え方も人それぞれでした。

大きなネットワークに安心する人もいれば、少人数の手厚さに安心する人もいる。撤退ラインを決めて動く人もいれば、失敗前提で走り出す人もいる。開業したてで今まさに不安の真っただ中にいる人もいれば、10年以上たっても集客の不安は消えないと語る人もいる。

共通していたのは、「完璧に不安を消してから始めた人はいない」ということでした。これは結婚相談所に限った話ではなく、何かを経営する人にはついて回る感覚なのかもしれません。

100%の成功などない。それを分かっていながら一歩踏み出す決断力。今回の100人の声からは、それを強く感じます。

このアンケートはまだ回答受付中です。集まり次第、続きの声もこのシリーズでお届けする予定です。

まとめ:決め手は人それぞれ、確信がなくても踏み出していい

結婚相談所の開業を決める理由は、ネットワークの規模だったり、少人数に手厚い経営の実例だったり、他社と比べた末の安心感だったり、説明会での確信だったりと、人によって様々でした。

そして、開業後も何かしらの不安は完全には消えないというのが実際のところです。それは結婚相談所というより、何かを経営する人につきものの感覚なのだと思います。100%の成功などない中で、それでも最初の一歩を踏み出す人がいるのです。



決め手も不安の乗り越え方も人それぞれ。
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出典・データ詳細

  • 本記事の決め手・不安の声は、「IBJ加盟店実態調査2026」(2026年8月時点・回答受付中、先着100名の自由記述)より、引用許諾を得たものを掲載しています

  • 決め手・不安の選択式集計も同調査によるものです(調査は継続中のため、今後の集計で数値が変わる可能性があります)

  • 開業に関する最新情報:https://www.ibjapan.com/kaisetu/