見出し画像

「おせっかい」が少子化を変える?成婚白書から見る、結婚相談所の役割


「結婚相談所が、少子化対策?」と思った人へ

結婚相談所と少子化対策。一見、遠いテーマに見えますよね。

でも実は、この2つは深くつながっている——そんな話が、IBJの「成婚白書 2024年度版」で論じられています。

今回はその内容を、できるだけやさしく読み解いてみます。婚活カウンセラーという仕事に関心がある人にとっては、この仕事が持つ“社会的な意味”が見えてくる話でもあります。

はじめにひとつだけ。結婚は、しなければならないものではありません。しない生き方も、同じように尊重されるべきものです。そのうえで、「結婚したいのにできていない人」をどう支えるか、という視点で読んでみてください。

日本では「結婚」と「出産」が直結している

まず、いまの日本の状況から。

2024年の出生数は約72万人で、調査開始以来いちばん少ない数字になりました。婚姻件数も、直近2年は年間50万組を下回っています。

ここで白書が注目するのが、日本ならではの特徴です。

日本は、結婚していない男女の間に子どもが生まれる割合(婚外子率)が約2.3%と、とても低い国です。事実婚が一般的な欧米とちがって、日本では「結婚した夫婦から子どもが生まれる」のが大多数なんです。

つまり日本では、結婚するカップルが増えることが、そのまま少子化対策につながりやすい。だからこそ「結婚支援」の意味が大きい、というわけです。

「結婚したい気持ち」は、減っていない

意外かもしれませんが、結婚を望む気持ち自体は、昔から大きく変わっていません。

ある調査では、未婚者の約8割が「いずれ結婚するつもり」と答えています(2021年・出生動向基本調査)。

それなのに、生涯未婚率は上昇を続けています(2020年で男性が約28%、女性が約18%)。

「結婚したい気持ち」はあるのに、実現できない人が増えている。その背景には、出会いの機会が減ったこと、将来へのお金の不安、そして「つい先送りしてしまう」心理があると、白書は指摘します。

問題は、気持ちそのものより、「結婚にたどり着くまでのプロセス」が難しくなっていることなんですね。

昔は「おせっかい」が、背中を押していた

ここで白書がおもしろい視点を出します。行動経済学の考え方です。

人は「いつか結婚したい」と思っていても、つい目先の仕事や趣味を優先して先送りしたり、居心地のいい今のままを選んでしまったりしがち。これは誰にでもある、心のクセのようなものです。

ではなぜ、昔は多くの人が結婚できていたのか。

それは、親戚や職場、ご近所の“おせっかいさん”が、迷う人の背中をそっと押していたから。行動経済学では、こうした「そっと後押しする働きかけ」をナッジと呼びます。

ところが今は、人と人のつながりが薄くなり、その“おせっかい”が機能しにくくなっています。白書では、これが結婚が減っている一因ではないか、と見ています。

その「おせっかい」を担うのが、結婚相談所

まっすぐな並木道で主人を待つ自転車

そこで期待されるのが、結婚相談所の仲人・婚活カウンセラーの存在です。

会員一人ひとりの迷いや不安に寄り添い、必要なタイミングで背中を押す。これはまさに、現代版の“おせっかい力”と言えます。

実際、白書のデータでも、お見合いの機会が増えるほど成婚する組数が増えています。出会いの場をつくり、行動を後押しすることが、結果に直結しているんです。

その積み重ねとして、2024年にIBJで成婚したのは過去最多の16,398組。これは日本の婚姻件数のおよそ3.3%、つまり30組に1組にあたる規模です。

だから、婚活カウンセラーには「社会的な役割」がある

こうして見ると、結婚相談所や仲人の仕事は、単なる民間のサービスにとどまりません。

少子化・未婚化という社会の課題に、現場から向き合う存在。白書でも、結婚相談所のサポートを、行政の結婚支援策の中心に据えるべきだ、という提言がされています。

これから婚活カウンセラーを始めようと考えている人にとって、これは大きな意味を持つはずです。収入ややりがいだけでなく、「社会的に意義のある仕事」として取り組める。そんな仕事は、そう多くありません。

もちろん、大切なのは押し付けないこと。結婚を望む人の選択を、そっと支える——その姿勢があってこそ、この“おせっかい力”は活きてきます。

まとめ:少子化対策は、「人の後押し」から

少子化対策というと、制度や補助金の話になりがちです。

でも成婚白書が示しているのは、「結婚したい人が、ちゃんと実現できる環境づくり」の大切さ。その中心には、人が人を後押しする力があります。

その担い手のひとつが、婚活カウンセラーという仕事です。


ここまで読んで、「自分にも、その“おせっかい力”ってあるのかな?」と少しでも思ったなら——まずは気軽に、自分のタイプを知るところから始めてみませんか。

LINEでできる「仲人タイプ診断」では、あなたが仲人になったら、どんな強みを活かして人の背中を押せそうかが分かります。

少子化や未婚化といった大きな話も、もとをたどれば「目の前の一人を、どう後押しできるか」から。その第一歩として、自分の“おせっかいタイプ”を、気軽にのぞいてみてください。

LINE登録して仲人タイプ診断をやってみる。LINE限定資料も配布中!

あわせて読みたい


※この記事は、IBJ「成婚白書 2024年度版」で公開されているデータ・論考をもとに紹介しています。
出典:

https://www.ibjapan.jp/information/wp-content/uploads/2025/04/2024IBJseikon_hakusyo.pdf