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但馬国一宮②(粟鹿神社)

粟鹿神社
御祭神 天美佐利命 日子坐王 日子穂穂手見尊
社格 旧県社

豊岡から南東に下り、朝来(あさご)の粟鹿神社に向かう。高速道路が近くを走っていて少し戸惑う。が、すぐにそれと分かる深い緑の山が神社があることを指し示している。とてつもなくのどかな場所だ。

思わず見惚れる里の風景
門に対して斜めから入るのは初見かも


最初に見たのは勅使門といい、かなりの年代物だ。少し調べてみた所では、応仁の乱(15世紀)をも掻い潜り、今にその姿を留めるという。

勅使門
暫し見入ってしまう
拝殿
本殿

とりあえず参拝してから周囲を眺める。とんでもない古社だなという印象。

まず、粟鹿という名が面白い。これには諸説あるようだ。あと、御祭神が何だか難しい。あまり適当なことは書かないが、私的に理解したのは、9代開化天皇の皇子、「日子坐王(彦坐王)」の子孫が息長氏(近江・但馬周辺を本拠とした氏族)で、神功皇后の父方の流れだということである。つまり、先に見た出石神社が神功皇后の母方の里で、こちらが天皇家の血筋である父方の里である。まさに但馬のロイヤルファミリーだろう。

緑が目に刺さるようだ
苔むす社
よく見れば大変に美しい


摂社の茗荷神社に目が止まる。嘗て茗荷がここに自生していて、作物の吉凶を占ったとある。後に語呂が「冥加」と同じで、縁起が良いとされ、神社の神紋にもその形跡が残る。

茗荷神社


社務所に誰もおらず、御朱印はもらえないのかなと思ったが、宮司宅においで下さいとの紙を見て伺う。とても良く対応していただきありがたかった。後で気づいたのだが、ページ隅に綺麗な折り紙を添えてくれていたのだが、何だかその心使いに日本人の心根のような今にも皆が忘れかけそうなものを見た気がした。

御神木
お爺さんのような感じ
見応えがある御神木だった

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