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「やらない理由」ではなく「一歩、踏み出す理由」を見つける癖をつけると、人生は豊かになる

なにもやりたくない。だから、誰も自分に提案などしてくれないでくれ。声を掛けられることすら億劫なので、放っておいてくれ。

本気でそう思っていた時期がある。

近しい人が「こんな仕事があるんだけど、やってみない?」と優しく声を掛けてきても「自分には到底できません。すみませんが、お断りします」と、にべもない言葉を吐いた。

今、思い返すとこれらは典型的な回避型のマインドだ。

頑固で消極的で他責的。自分で自分を変えようとは決してしない。

その頃の僕の根っこにあったのは、大きな不安と無価値観だった。

当然、そんな逃げ腰の生き方では早々に行き詰る。停滞を感じ、陰鬱とした未来がやってくるのが嫌で、僕は自分を変えようとした。

周囲から「愚痴が多い」「ネガティブな言動ばかりで疲れる」と言われていたので、口癖から変えていった。

やらなくていい理由ではなく、「どうすれば、やれるのか?」を真剣に思案するようになった。

人の脳は言葉による指令によって動き出す。AIへのプロンプトみたいなものなのだが、「自分が最初の一歩を踏み出しやすい理由を探してください」という命令を送れば、具体的なアイデアが出るようになっているのだ。

それまでは、「どうすれば、やらなくていいのかを考えてください」というプロンプトばかり送っていた僕の人生は、様変わりした。

もし今あなたが、本心ではやりたいけど「自分になんかできっこない」と決めてかかっているものがあるとしたら、それは非常にもったいない。

普段から考えを変えるには、まず思考を変える。

人は誰でも、おびただしい数の対話を自分としている。

そこで自分がみじめになるような言葉ではなく、胸を張れるようになるものを日常から探していく。

人が変わるのは一瞬ではなく、ゆっくりとだ。

変容に必要なのは、覚悟である。

あなたが勇気を出して一歩踏み出したのなら、僕は心から応援したい。


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