手作りをやめたんじゃない。「毎日手作りしなきゃ」をやめました
「家族には、できるだけ手作りのものを食べてもらいたい。」
今でも、
その気持ちはあります。
私は、
手作りすることが嫌いになったわけではありません。
むしろ、
自分で作ったものを家族が食べて、
「おいしい。」
と言ってくれる時間が好きです。
それでも私は、
あるものを手放しました。
それは、
「毎日ちゃんと手作りしなきゃ」という気持ちです。
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私にとって、手作りは愛情の形でした
私自身、
母の手料理を食べて育ちました。
共働きだった母が、
毎日作ってくれたごはん。
お弁当。
家で揚げてくれた揚げ物。
大人になった今、
そこにどれだけ時間と手間がかかっていたのかが分かります。
だから私の中にも、
「家族にごはんを作ること=愛情」
という感覚があったのだと思います。
それ自体は、
今でも大切にしたいと思っています。
でも私はいつの間にか、
「作りたい」が、
「作らなきゃ」に変わっていました。
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頑張れば頑張るほど、余裕がなくなった
育休から仕事に復帰して、
時間に追われる毎日。
それでも、
ごはんはちゃんと作りたい。
家事もやらなきゃ。
子どものことも。
仕事も。
そうやって全部を抱えていたら、
どんどん余裕がなくなりました。
そして、
娘から言われた、
「ママ笑ってくれるの?」
という一言。
あの言葉で、
私は考えるようになりました。
家族のために頑張っているのに、
その頑張りのせいで、
家族の前で笑えなくなってしまったら、
私は何のために頑張っているんだろう。
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お惣菜の日があってもいい
それから少しずつ、
私は「頼ること」を覚えました。
お惣菜を買う日があってもいい。
冷凍食品を使ってもいい。
疲れているなら、
簡単なごはんでいい。
昨日の残り物でもいい。
そして、
未来の自分のために、
余裕のある日に作ったものを冷凍しておいてもいい。
最初は、
少し罪悪感がありました。
でも、
手間をかけた量と、
家族への愛情の大きさは、
同じではないんですよね。
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冷凍ストックは、「ちゃんとするため」ではなくなった
だから私にとって冷凍ストックは、
「ちゃんとした食事を用意するためのもの」
ではありません。
むしろ、
ちゃんとできない日があっても大丈夫にするためのもの。
朝、
時間がない。
今日は疲れている。
何も考えたくない。
そんな日の私を、
元気だった日の私が少し助けてくれる。
それくらいの存在です。
ストックがない日には、
別のものに頼ればいい。
冷凍庫をいっぱいにすることが目的ではありません。
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手作りは、今でも好きです
不思議なもので、
「毎日作らなきゃ」を手放してから、
私は以前より、
手作りを楽しめるようになった気がします。
作らなければいけないから作るのではなく、
「今日は作りたいな。」
と思った日に作る。
パンを焼きたい日は、
米粉パンを焼く。
焼きたてを食べて、
家族と「おいしいね」と言う。
残ったパンは、
冷凍庫へ。
そうすると、
手作りが「家事」だけではなく、
私の好きな時間に戻ってきました。
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母と同じじゃなくてもいい
母がしてくれたことを、
私は今でもすごいと思っています。
そして、
感謝しています。
でも、
母と同じようにできないからといって、
私の愛情が足りないわけではない。
母には母の暮らしがあって、
私には私の暮らしがある。
私は、
私のやり方で家族を大切にすればいい。
今はそう思っています。
毎日手作りじゃなくてもいい。
頼ってもいい。
休んでもいい。
そして、
余裕がある日には、
好きなものを作ればいい。
手作りをやめたんじゃない。
「毎日手作りしなきゃ」をやめただけ。
その小さな違いが、
私の暮らしをずいぶんラクにしてくれました。
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