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sato140120
詩 開かれた世界
今日の空は、青く澄んでいて、綺麗である。
そして、一面青い空全体を、繊細な筋の雲が棚引いている。
箒で掃いた痕跡のような、流麗な筋を、雲が幾重にも棚引かせている。
その背後には、濃密でありながらもほんのりと明るい、青い空がある。
そんな世界が、自分にとっては、開かれた世界という理想のように思えてくる。
自分は今、地上に立って、この青空を眺めている。
自分は、土で出来た地上から、この澄んだ青空を眺めている。
自分はまだ地上に縛られている。
自分には良い面もあれば、悪い面もある。
良い面は時として自分を美しく見せるが、時々悪い考えが生じる。
そんな自分はまだ、地上にいる人間だ。
地上に腰を据えているが、一方で、自分は視線を研ぎ澄ませて、彼方の青空を眺めている。
自分はまだ、開かれた心を有していないのではないか。
開かれた自由な人間になるには、まだ心の困難をあまりにも多く抱え込んでいる。
それも一種の泥臭さだろうか。
だからこそ、自分は、光に満ちた澄んだ青空を眺めながら、自分の未来における自分の、開かれた心の理想を、脳裏に思い浮かべるのである。
自分は果たして自由になれるだろうか。
自分はその、自由の願いを、澄んだ青空の世界に託すのである。
