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詩 開かれた世界

 今日の空は、青く澄んでいて、綺麗である。

そして、一面青い空全体を、繊細な筋の雲が棚引いている。

箒で掃いた痕跡のような、流麗な筋を、雲が幾重にも棚引かせている。

その背後には、濃密でありながらもほんのりと明るい、青い空がある。

そんな世界が、自分にとっては、開かれた世界という理想のように思えてくる。

自分は今、地上に立って、この青空を眺めている。

自分は、土で出来た地上から、この澄んだ青空を眺めている。

自分はまだ地上に縛られている。

自分には良い面もあれば、悪い面もある。

良い面は時として自分を美しく見せるが、時々悪い考えが生じる。

そんな自分はまだ、地上にいる人間だ。

地上に腰を据えているが、一方で、自分は視線を研ぎ澄ませて、彼方の青空を眺めている。

自分はまだ、開かれた心を有していないのではないか。

開かれた自由な人間になるには、まだ心の困難をあまりにも多く抱え込んでいる。

それも一種の泥臭さだろうか。

だからこそ、自分は、光に満ちた澄んだ青空を眺めながら、自分の未来における自分の、開かれた心の理想を、脳裏に思い浮かべるのである。

自分は果たして自由になれるだろうか。

自分はその、自由の願いを、澄んだ青空の世界に託すのである。

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