正しい感じ方?
ホメオパシーからみえる健康的生き方ー正しい感じ方?
どう感じていますか?
ホメオパシーの診察で一番大切なのは、「どう感じているか」です。
ホメオパシーでは、「こう感じている」ということそのものが、その人を表す大切なものだからです。
だから、ホメオパシーの診察では「感じていること」を矯正することはありませんし、いいとか悪いとか判断することはないんです。
ホメオパシーの大きな違いはレメディがあること
ときどき、「ホメオパシーの効果はカウンセリングによるものではないですか?」と聞かれることがあります。
確かに、診察では様々なことを伺うので、時には深い話になることがあります。
それでも、わたしがカウンセリングとホメオパシーが違うと感じる大きな理由は、診察の目的が心の中をお話していただくことではないからです。
どんなふうに苦しいと感じているか、というお話を伺うこともありましたけれど、その苦しみの原因を探ることは、ホメオパスのS先生はされていませんでした。
そこに目を向けると言うよりも、そういう感情を持っている、ということそのものが大切なことでした。
ホメオパシーがカウンセリングではない、もう一つの理由は、「レメディ」を処方されることです。
診察の目的は、「レメディ」を1種類に絞り込んで、その方に本当に合ったものを選ぶことです。
そのためには、何よりも重要な手がかりになるのは、「どう感じているか」ということでもあるのです。
だから、診察で必ずしも心の中を全てさらけ出さないとレメディは見つからないというわけでもありません。
さまざまな「症状」を伺うのは…
感情は、こころで感じていることだけではないかもしれません。
実際には、感情を感じるときに、わたしたちは身体でも感じます。
言葉にはそういった表現がたくさんあることからも、それを感じます。
腹が立つ。
腹の底から笑う。
身の毛もよだつ。
胸が温かくなる。
などなど、そういった身体の感じ方も大切ですし、これも本当に人それぞれのものがあったことを思い出します。
怒りがある、と感じました。
と患者さんが仰ったとすると、
その「怒り」をどんな風に感じますか?
と、ホメオパシーでは伺います。
ある人は、「頭に血が上る感じがして、心臓がバクバクします」と仰るかもしれませんし、ある人は、「身体が震えて、涙が出てくる」と仰るかもしれません。
そういった「感じ方」の違いが、ホメオパシーでは大切にされています。
でも、そこにはやっぱり背景があることを感じます。
そういうふうに感じるのは生来の気質が関係していると感じるからです。
そういった、その方が本当に感じていることを大切にしていくと、その方の持っているエネルギーが感じられて、それに合ったレメディによってそのエネルギーが整い、変化が起こることがあるのを、わたしは感じてきました。
レメディを飲んでの変化
レメディを飲んで起きた反応も、ホメオパシーでは大切にみます。
レメディが合っていたかどうか、本当に作用しているかどうかを判断するためです。
最も多かった変化は、「眠たくなった」です。
次に多かったのは、「こんなことを思い出して、こんな気持ちが湧いてきた。」です。
めちゃくちゃ悲しくなって、泣きました。
ものすごく腹が立ってきて、ひとりでぷんぷんしていました。
そういったお話を伺いました。
そうすると、どうやら、気がついて感じたという、それだけで、その気持ちが溶けてしまうことがあるようでした。
さらには、そのあとで、「症状」が変化することもありました。
わたしは、「わたしは、こう感じている(いた)んだ」ということを自分で理解する。
それがとっても大切なことなんだな、と感じるようになりました。
だから、逆説的ですけれど、
「症状」を抱えるまでにならないうちに、「自分が感じていること」をそのまま、感じきることがとても大切なのだと考えるようになりました。
白黒つけずに感じること
これが結構、難しくて、そんな風に感じてはだめ!と自分で考えてしまうことがとっても多いです。
相手を責めてはいけない。
相手にも事情があるのだろう。
どうしてそんなことをするのだろう?
と、わたしはすぐに頭に浮かんでしまいます。
合理的に考えて、感情を処理しようとしてしまうのは、
感じる力がわたしはとても強いようで、子どもの頃のように、そのままをそのまま感じてしまうと、とってもとってもしんどい経験を重ねてきたからだと思います。
そうすると、感じたことそのものを感じないようにしてしまうことがよくあります。
今では、できるだけ、自分が感じた感情をそのままを受け止めることを意識しています。
でも、同時に相手にぶつけるかどうか、表に出すかどうかは一線を引いています。
自分の行動は、コントロールすることもできます。
相手に伝えたほうがいいな、と思ったら、できるだけ、「わたしはこう感じたよ」と、自分を主語にして伝えることにしてみたり。
それでも、相手に通じないことがあります。
そんなときには、通じない相手なんだな、ということを受け止めたり。
でも、自分には正直でいることを心がけて、そう感じているんだね、と受け止めることが大切だと感じています。
まずは、どんな悪態でも、どんな酷いことでも、そう感じたなら、そう感じたということを受け止めてみようと実践しています。
「わたしはそう感じたんだな」ということを、白黒つけずに感じてみませんか。
それが、自分を大切にすることにも、きっとつながると思います。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
いつもの記事は火曜日と金曜日の午前中にUPします。
また読みにきてくださいね。
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