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自然治癒力がうまく働かなくなるのはなぜ?

ホメオパシーからみえる健康的生き方ー自然治癒力がうまく働かなくなるのはなぜ?


診察室で


クラシカルホメオパシーの診察は、初診で1時間半から2時間近く、再診でも30分以上の時間をかけてします。

どうしてそんなに時間がかかるのでしょうか?

それは今、あなたが困っている「症状」だけではなくて、あなたがどんな感受性を持っていて、どんな身体を持っていて、どんな人生を送ってきたかにまで、注意深い目を向けるからです。

そのためときに、戸惑ったり、うんざりすることもあるかもしれません。

あなたがどう感じているか、ということをたくさん伺うからです。

あなたにしかわからないことに、注意深く目を向けていただく必要があります。

あんまり楽じゃないかもしれませんが、それもあなたに合った1種類のレメディを見つけるために、とっても大切なことなんです。

「症状」の先


頭痛が起きている肉体的なメカニズムは、血管が何らかの原因によって拡張して、神経を刺激しているから、ということかもしれません。

ホメオパシーではもう少しつっこんで、どうしてこの人の血管は拡張しているのか?に目を向けます。

そうすると、ストレスが影響しているかもしれません。

今度は、何がその人にとってストレスなのか?ということにも目を向けます。

そのため、その患者さんの気質や体質、人生経験もとても大切な要素になっていきます。

何がストレスになっているかは、その方の気質だけではなく、今置かれている環境や人間関係、その方が体験してきた人生というのも無関係ではないかもしれません。

勉強ができなければならないと、肉親にずっと圧力をかけられ、責められて学生時代を過ごしてきた方と、

勉強は得意なものをのばせばいい、苦手なものは苦手でいいとおおらかに学生時代を過ごしてきた方では、

社会人になって、職務の必要上、なんらかの資格を取らなくてはならなくなったときのストレスは変わってくるかもしれません。

それに、圧力をかけられていたとしても、それを気にしない気質の方と、それに強く影響を受ける気質を持っている方では、受け止め方も変わってきます。

そういったことをホメオパシーでは本当に大切に考えています。

だから、何をどう感じているかは、いい悪いはなく、とてもとても大切なことで、あなたがどんな気質を持っているのかを知る重要な手がかりです。


通訳を通して最も深く感じていたこと


わたしは、ホメオパスのS先生の通訳することを通して、

こころとからだがどんなに密接につながりあっているか、深く感じていました。

先ほどの例を出すと、強い圧力を感じながら、勉強を重ねて来たにも関わらず、受験では第一志望に合格しなかったとすると、

そのときには、自分に対して強い怒りを感じるかもしれませんし、失望感を抱くかもしれません。

そうすると、そういった強い感情はこころだけではなく、肉体にも影響をすることがあるのではないか、とわたしは深く感じてきました。

そのときには大きく動揺したり、深く傷ついたとしても、時間の経過とともに乗り越えていくことがあります。

自分で内面を見つめて納得した上で、乗り越える場合もあるでしょうし、見ないようにして蓋をすることもあるのではないでしょうか。

そういった経験が、ときに、こころではなく、からだに「症状」として影響をすることがあることをわたしはホメオパシーの診察を通して感じてきました。

犯人捜しは本当に必要?



ホメオパシーのレメディの本には、この気質の人は「怒り」からこんな症状が出る傾向がある、や、「失望感」を抱いたことから、こういう症状が出る、といったことも事細かに書いてあります。

そして、お話を伺った上で患者さんに対して、処方されたレメディで、穏やかに良い変化が起こることを、わたしは目の当たりにしてきました。

本人がこの感情が原因だと自覚されている場合もあれば、お話していくうちに思い当たった様子であることもあれば、本人は全く感じていないのではないか、と思うこともありました。

わたしが、そう思うだけで、確信がないのは、S先生はそういう「原因」をはっきりとさせることを重要だとは感じておられなかったからです。

あなたはこう感じていますか?と、S先生が確認することはありませんでした。

患者さんに伝えることもなかったのは、少し意外な気持ちがしたほどでした。

なぜなら、症状を起こす原因はひとつではないし、確証もないからではないかと、今のわたしは考えています。

そして、S先生はいつもこう仰っていました。


大切なのは、「原因」を見つけることじゃないんだ。

大切なのは、その人の自然治癒力が再びしっかりと働くことなんだ。

診察の目的は、「原因」を探すことじゃない。

その人に合ったレメディを探すことなんだよ。

症状と感情


同じ感情でも、出る「症状」は違うことがあります。

ある人は、「悲しみ」が原因で、咳だけが続いているのかもしれません。

ある人は、「悲しみ」が原因で、膝が痛いのかもしれません。

ある人は、「感情を抑え込みすぎていること」が喉の違和感に影響しているかもしれませんし、別のある人の喉の違和感は、恐怖からきているのかもしれません。

もしくは、別の要因が筋肉に影響をしているからかもしれません。

それは、あなたがどんな感性を持っていて、

どんな生命エネルギーを持っていて、

どんな肉体を持っていて、

どんな人生経験を送ってきたか。

それによって変わってくるとクラシカルホメオパシーでは考えて、診察にあたっています。

「症状」の原因になるものは、様々に考えられます。


その人の食生活や生活習慣も関わってきますし、そのときに置かれている環境も影響します。


引っ越しして、風土が変わったことが影響することもあります。

身体に負担になるものを意図せず重ねて摂取していたからかもしれません。

どんなにこころとからだが密接につながり合っていると言っても、単純に感情だけが自然治癒力に影響しているわけではないのではないか…とも感じています。

とはいえ、「こころとからだの間にはつながりがある」ことも、知っていていただけたら嬉しいです。

そもそも感情そのものが、人によって違うことが特に大切なことだと感じます。

わたしはどう感じているかな?何をストレスに感じているのかな、そう感じる背景には何があるのかな、と、注意深く目を向けていることは、とても意味があることだと感じます。

何しろ、それはあなたにしかわからないことですから。

同じ出来事が起こっても、同じ気持ちになるとも、同じ影響を受けるとも限りません。

そして、その影響を受けたとしても、それがどんな「症状」に現れるかも、本当に人それぞれです。

だからこそ、自分が何に影響を受けやすいのか知っておくことは、自分を大切にするために、とても大切な第一歩なのだと思います。




ここまで読んでくださってありがとうございます。


いつもの記事は火曜日と金曜日の午前中にUPします。

また読みにきてくださいね。

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homeopathy_mami 応援していただけると嬉しいです!ホメオパシーのお話を通じて、ホメオパシーを知ってもらえることが私の望みです。ホメオパシー的な健康の考え方を知っていただくことでもっと健康に安心できれば!きっと自分らしくイキイキと生きていける、そして世界はより良い場所に☺︎