塀の中で活動する篤志面接委員
篤志面接委員とは?
「篤志面接委員(とくしめんせついいん)」という言葉を、初めて聞く人も多いのではないでしょうか。
篤志面接委員は、刑務所や少年院などの矯正施設を訪れ、受刑者や少年院にいる人たちの相談に乗ったり、専門的な知識や経験を生かして指導や助言を行ったりする民間のボランティアです。
矯正施設の職員とは違う立場から、一人ひとりの悩みや課題に向き合い、本人が自分の問題を見つめ、社会復帰に向けて成長していけるよう支えます。
篤志面接委員の活動
活動内容はさまざまです。
たとえば、家庭や仕事、人間関係についての相談、法律相談、進路や就職に関する助言などがあります。
また、書道、音楽、美術、スポーツなどのクラブ活動や、教養を身につけるための指導を行うこともあります。
委員には、教育や文化、法律、福祉、医療、更生保護など、それぞれの分野で知識や経験を持つ人が選ばれています。
篤志面接委員の役割は、ただ話を聞くだけではありません。
本人が抱えている悩みや生きづらさを整理し、自分の行動を振り返り、社会に戻ったあとに同じ過ちを繰り返さないための力を身につけられるよう支えることです。
塀の中にいる間から、人とのつながりや社会との接点をつくり、再出発に向けた準備を支える。
それが、篤志面接委員の大切な活動です
篤志面接委員は全国にどれくらいいる?
令和6年末現在、刑務所や少年院などで活動する篤志面接委員は全国に約1,250人います。
保護司の数と比較すると、篤志面接委員として活動する方は少ない印象かもしれませんね。
保護司という存在を知っている方はいても、篤志面接委員の存在をご存知の方はまだまだ少ないかと思います。
私は仮釈放前指導や刑執行開始時指導などを行っていますので、これからこちらでの体験談もお話できたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
