芋出し画像

うちの倫はルむ16侖

今朝は倫ずすごく良い䌚話ができお、もう䞀日倧満足な気持ちです。
さおその堎面を再珟しおみたいず思いたす。

朝起きおきた倫にすぐさたしゃべりかける私。

私「おはようあのね昚日ね〇〇次男の名前が倜食噚を党郚掗っおくれおね、しかも党郚拭いお食噚棚にしたっおくれたんだよ。すごいず思わない〇ちゃん倫の名前もい぀もやっおくれるけど〇〇が食噚を拭いおくれるずこたでやっおくれるなんおっおびっくりしちゃった」

倫「・・い぀もそこたでやれっお蚀っおるから」

うわ。たた思いがけない返事が返っおきたず思いたした。


ここで泚釈です・・・
ちょっず我が家の、特に私の恥ずかしい日垞がばれおしたうんですけどね・・・

私は、倜食事の埌すぐに食噚を掗い出すこずがなかなかないんですね。で、たたに倫がみかねお掗っおくれたす。

食噚掗いはたたなんですが、倫は食噚をふいお食噚棚にしたうのは毎日必ず朝晩やっおくれるのです。これは私ぞの優しさずいうよりは倫の性栌なんですね笑それならお前もやれよっお感じなんですが私はもう掗うので粟䞀杯なんですね。笑

゜フィア・コッポラ監督の映画「マリヌ・アントワネット」が芋たいず数日前から思い、家族に「芋たい芋るね」ず前宣䌝をしおいたのです。
そしお昚日アマゟンプラむム䌚員の嚘に手配しおもらっお家のテレビで芋るこずになり、いそいそず䞀人゜ファぞ。
たた案の定、食噚も掗わず芋出したしお・・・

するずカチャカチャ音がしお、次男が自分のお匁圓箱をあらう぀いでず本人談ず䞀緒に倕飯の食噚を掗い始めたのですね。
「えヌわヌいいよいいよ。眮いずいお」ずあわおお蚀ったのですけど「いいからいいから」ず掗っおくれたわけです。
しかも拭いお、したっおくれおる

うわあありがずうっおホント心から感謝するずずもに「うヌん。これはやっぱりお父さんの圱響もあるのだろうなあ」ず心の䞭で思いたした。


そしお次の日の朝。
最初の堎面になる蚳なんですけど。

私は倫の答えにどんなものを予想しおいたかずいうず
「おおヌ。〇〇もなかなかやるなあ」ずか
「ぞえヌよかったねえ」ずか
「父の背䞭をみおいたっおわけか」ずか

そんな感じの事を蚀っおくるかなっお思っおいたんです。

だけど
「い぀もそこたでやれっお蚀っおるから」だったんですよね。
なんか偉そうですよね笑
しかももうなんか他の手札がたるで芋えない。
぀たりは照れ隠しでホントの気持ちを隠しおいる蚳じゃないっお感じがするんですよね苊笑。


皆さんも䌚話をしながら盞手の蚀葉を無意識に予枬するこずっおありたすよねそしおあたりに違うず、あれっおいうか、その違和感の積み重ねが盞性になっおいくのかなあなんお感じたこずはありたせんか

たさに倫ずの䌚話っおいたたでほんずにその違和感の積み重ねばヌっかりだったんです。だからお恥ずかしい話ですが、ケンカが絶えなかったんですね。

でもなぜケンカになるか。
それは私がいちいちその違和感を䌝え、倫は絶察にその私の違和感を受け入れないっおいうか認めないから。自分が悪いみたいに蚀われるず思っおいたみたいでい぀も「なんで俺ばっかり責められなきゃいけないんだよ」っお蚀いだしおどんどん話が本筋から離れおいっちゃっおたんですね。

でもわたしが違和感を䌝えるのは「仲良くなりたいから」なんです。

私の倫ずのケンカはい぀も「仲良くなりたい」「わかり合いたい」から。私が正しいっお蚳じゃないし、私が正しいっおいいたいのでもない。
私はこう思う人間なんだ。これからもこういうずころを気にするこずになるし、このこずに぀いおあなたはどう思うのか知りたいずいう事が䌝えたいのです。䌝えなくおは気が枈たないのです。


以前、倫が機嫌が良い時に「〇ちゃん倫の名前どういうこずが仲良しだず思う」ず聞いたこずがあったのですが、「ケンカをしないこず」ず蚀ったのが今でも忘れられたせん。

人が怒り出す、自分が怒る。それがケンカになっおいく。仲が悪くなっおいくずいうのです。
それを聞いおなんだかがっかりしたし、ああ倫らしいず思いたした。

私はたるで反察の意芋でした。

ケンカは仲良くなるためにも必芁だし、自分のこずすらわからないのにケンカもしないで他人を理解しようなんおなんお甘くないなんならケンカしおでも仲良くなりたいっお思うくらいが本気の仲良しなんじゃない

そんな乱暎な意芋を゚ラ゜ヌに蚀ったらたた怒り出したのでやっぱり蚀い合いになっおしたったのですが笑この信条だけは譲れず、その埌のケンカの時や子どもたちにも「お母さんの考え方」ずしお䜕床も䌝えおきたのでした。

だからでしょうか。
今日はその成果を感じるような手ごたえを感じたのです。


ずいうのも、
ここからは朝の䌚話の続きになるのですが、

あ、そうそう。その前に。
私がこの時思い浮かんだのは、昚日芋た映画の最埌の堎面で映し出されたマリヌずルむ16䞖の衚情だったこずを付け加えねばなりたせん。
ルむ16䞖のズレが倫のズレず重なったのです。

怒り狂った民衆から逃げ出し銬車に乗る二人は察照的でした。
ルむ16䞖はニコニコしお優しく劻を芋おいたす。察するマリヌは疲れた衚情に耇雑な笑みをのせ、䞍安げに倫をみおいるのでした。そしお映画はそこで終わる・・・。

その埌の史実は埡存じの通りです。

この映画はマリヌのその若さず明るさが矎しい映像の䞭で際立ち、その奔攟さゆえにフランスずいう囜の情勢が危うくなっおいったずいう、その経緯を確認するかのようにたどっおしたうのですが、いやいや違うず思いなおしたす。倫であるルむ16䞖の人間性のズレずいうものが本圓は䞀番の問題点だったのではないか。


映画の䞭のルむ16䞖はけしお怒ったり人を責めたり暎蚀をはいたりやりたいほうだいだったりはしないのです。悩みを抱え぀぀それを吐き出すこずもなくむしろ枩和で物静かな繊现な人柄をみせたす。マリヌも倫に䞍満はあるもののそのこずに぀いお䞀蚀も口にしないので、ずおも「優しい劻」であり、だんだんにそのこずに安心するようになったのかルむ16䞖も心を開くかのように笑顔をみせるようになっおいきたす。
お互いずおも思いやっおいるのです。
争いなく優しくすごそうず、それぞれの思う「他者を倧切に想う方法」を぀らぬいおいるのです。

だけどどこかがズレおいる。

他者を想うずいうこずはどういうこずなんだろう。
ず考えさせれたす。



私はこの考えを是非倫に話しおみたいず思いたした。
映画の䞭のルむ16䞖を芋おいたら倫を思い出したなんお話したら
たた怒り出すかもしれないし、ケンカになるかなあずチラっず思いたしたが、「これがたた私の考えを䌝えるこずになるし、絶察にこれからの生掻にも必芁になる話」ず確信したした。


朝の身支床をすたしお朝食を食べだした倫の真ん前にすわり
「さっきのね」ずきりだしたす。
倫はこんな時たいおい新聞をみおいるのですが、この時もこちらをみようずもしたせんでした。

「さっきね、〇〇のこず話した時〇ちゃん『い぀もそこたでやれっおいっおるから』っおいったじゃないわたしもっず「ぞえヌよかったねえ。」ずかいうかなっお思ったのにたた思いがけない返事でびっくりしたのね。笑。でね、昚日芋た映画のルむ16䞖を思い出しちゃった。」

そしおなぜ思い出したのかを話したした。

手に手に火の぀いたたいた぀を持ち宮殿にかけ぀ける倧勢の民衆は怒りのかぎり叫んでいる堎面でマリヌはようやく事態を把握し、民衆の心に寄り添いたす。その時はもう遅いのですが、しかし真実を理解し心から反省するのです。しかしルむ16䞖はそんな時も今たで通りに絊仕に䞀぀䞀぀食事を運んでもらいながら少しも生掻や心を倉えず、それが囜の長のするべきずばかりになにも乱れずすごすのでした。あげく、逃げ出した銬車の䞭でも劻にほほえみかけるずいうズレよう。
その衚情を耇雑な想いで芋るマリヌの運呜を考えるず胞が締め付けられそうな思いがしたした。

こういうズレをよく〇ちゃんにも感じるずいうこず、そしおさっきの「やれっお蚀っおるから」ずいう発蚀もなんだかえらそうだし、この䌚話のポむントがどこにあるのか党く考えおいなそうで、それは぀たり私の考えおいるこずを考えようずもしおいないこず、〇〇のお母さんに察する優しい気持ちに寄り添うこずも党くない様子が気になったこず。
昚日の映画には歎史的にもそういうズレがあったのかずいうこずを考えさせられたずいう事などを話したのでした。

たいおいはい぀もここで怒り出すので
すかさず蚀いたした。
「でもね、〇ちゃんの話で私がズレおいるこずもあるのよね。」

倫は「そう、そうなんだよ」ず顔をあげお力匷く蚀ったのでした。
しかし倫はその埌は蚀葉が出おきたせん。
私は代匁するように続けたす。

「前に区の花火倧䌚の日、たっくろな雚雲が空いっぱいに立ち蟌めお、それでも䌚堎にどんどん向かう人を車の䞭から2人で芋た時、私もこの人達みたいに䌚堎に行こうず思うだろうなず思いながらあの人たちを芋おいたけど、〇ちゃんはこんな日には行かないずきっぱり蚀っお、ハッずしたのよね。だっお花火倧䌚は今日だけだし、行くっお決めおいたんだしっお普通思うだろうず思っおいたんだけど、でも最近の自然灜害は異垞だったりするから雚の降り方も川の氎嵩の増え方も予想をはるかに超えるこずがある行ったら死ぬこずもあるかもっお、〇ちゃんず私の芋方のズレを感じ぀぀自分の考え方の偏りみたいのをはじめお感じた。私は初めお自分の行動を客芳的に芋たのよね。そうやっおみんななんかしらズレがあっお圓然なんだよね。
だからさ、他人ずか家族ずかで、はっきり意芋しおくれる人ず暮らしたり垞に身近にいるずいうのは倧事だなっお思う。そしおその蚀葉にちゃんず耳を傟けるこずができる関係があるずいうのがありがたいこずなんだよね。
だっおさ、自分のズレが死に぀ながるかもしれないんだもんね。」

倫はおだやかにうんうんずかすかに笑みをうかべながらうなずきたした。

「私はね、〇〇が食噚を掗っおくれお拭いおたでくれた話をした時ね、〇ちゃんがい぀もそうやっおくれおいるのがこんな颚にしっかり圱響するんだなっお぀くづく思ったのね。だからね、〇〇にもちろん感謝し぀぀、〇ちゃんの日頃にも感謝したの。そういうこずを思いながら話した぀もりだったんだよね。」
倫はそうだろうずいわんばかりの満足そうなドダ顔になっお笑ったのでした。そしお私は蚀いながら、ああ私が「蚀わないでもここたで読み取れるよね」ず思っおいたこず、それこそたた自分のズレに気づき、反省したのでした。

しかし圌は照れ屋なのかたあそれも少しはあるのかな。
でも確実に蚀えるのはこういうずころ、すごくお矩父さんに䌌おいる。そしおお矩父さんずお矩母さんはい぀もいヌっ぀もケンカしおいるのです。

蚀葉で衚珟するずいうこずの重芁さを日頃あたり感じおいないから、そこをもっず倉えたい鍛えたいずいうような発想がそもそもない感じがずおも䌌おいる気がしたす。


こうやっおはっきりあなたの行動がずおも私を喜ばせおいるずいうこずを蚀葉で蚀われるのは悪くないでしょうず。蚀っおみたら、
「そうだね」ずずおも玍埗したように倧きくうなずいおくれたのでした。


私はよく倫や子どもたちに蚀うのです。
「家族は死ぬたで぀づく人間関係だから」


本圓の意味での仲良しの家族でありたいずいう私の信条をたたひず぀説明できたような気がした朝のひず時でした。


いいなず思ったら応揎しよう