見出し画像

富士山登頂記

初めて富士山に登りました。いつも通り?1人で登ったので、誰かにドヤって話すときのために忘れないようメモしておきます。


感想

まず感想、もう二度と行きません。

もう嫌だもう嫌だ、早く終わってくれとずっと思いながら登ってました。下りも長かった〜。

なにせお金がかかる。今回の富士山登頂ツアーにかかった費用が1人で6万円オーバー!

  • 新幹線 12000 往復 = 24,000円

  • バス 2500 + 1700 往復 = 8,400円

  • 宿 14,500円

  • 入山料 4,000円

  • トイレ、水 1,500円

  • 登山靴、雨具、防寒着レンタル代 8,500円

  • 合計 60,900円

前のタイ旅行は合計3万円台、韓国旅行にも余裕で行けるご予算でしょうね。

死ぬほどつらい思いをしてこっちがお金を払うのがなんともやり切れないのです。きっとマラソンに似てる(走ったことないけど)。

そう、1日目から高山病(?)で歩けなくなって宿にたどり着けないんじゃないかと本当に目の前が真っ暗になったし、宿ではシャワーもない、歯磨きもできないという苦行を強要され、あげく、隣の人のいびきでろくに寝れないまま山頂にアタックすることになってしまったのです。

体調万全で臨みたかった!

ただ、海外の人も多かったので、少しだけお話して仲良くなれたのと、やはり富士山からの景色は絶景でした。

達成感も得られました。総じてとても良い体験でした。(どないやねん)

順にポイントについて話していきます。

大阪〜富士スバルライン五合目まで

まず予約、富士山の山小屋は人気なので、宿の予約がとれないとのことでしたが、平日だったからかわりと簡単に取れて、2日前に思い立って決めて、空いていた八合目の宿が取れました。

宿がたぶん一番難しくて、ここさえクリアできたらあとは電車とバスです。私は大阪からだったので、電車でJR三島駅→川口湖ライナーで河口湖駅→路線バスで富士スバルライン五合目まで行きました。

所要時間は5時間くらいかな。特にバスの乗り継ぎが悪くて、結構かかります。

高山病への対処がすべて

さて、登山については日ごろから慣れていくのが良いのですが、一つだけ富士山特有のものがあります。高さです。

六甲山や金剛山で「山の登り方」にいくら慣れていても、高さによる酸素の薄さは真似ができない、予習することができないのです。

私の場合、五合目(標高2305m)についたら、体を慣らすために昼食をとり、1時間過ごしてから出発しました。

セオリー通りのことをこなしたはずです。

しかし、出発して1時間ぐらいで呼吸が苦しくなり、頭が痛くなって吐き気がして、手足に力が入らなくなりました。

調べて知っていた典型的な高山病の症状です。

え、これは無理なやつだ!

なにせ手に力が入りません、頭がフラフラします。朦朧とするなかで、一般的にはどれくらいで順応するのか調べてみたら、なんと1日〜3日と出てきました。

宿の予約は今日、4時間後です。ぜんぜん間に合いません!

もしかしたら聞き方を間違えたのかもしれませんが、今Googleに聞いても似た答えを示されます。そんなものですか?

ヤバい! マズい! なんとかしないと!
とは思うのですが体がいうことをきかないので何もできません。

そんなこんなで30分以上動けずにじっとしていたら、少しずつ手に力が入るようになってきて、少しなら歩けそうになってきました。

強い便意もあったので少し上がったところのトイレに行き、15分ほどこもりました。下痢をしていてすべて出たと思います、かなりスッキリしました。

そんなこんなで、合計1時間弱ほとんど動かずにゆっくりすることで、吐き気も消え、登山を継続できそうな雰囲気が出てきました。

そこから先は、牛歩のような歩幅で、ゆっくりゆっくり進みました。

宿は八合目です、途中何度絶望したかわかりませんが、でも、ゆっくりでもやめない限りは少しずつ進むものです。

あたりが暗くなりかけて、予約した山小屋が見えたとき、たどり着いたときの安堵は一生忘れないでしょう。

教訓としては、高山病舐めるな!
と、「とにかくゆっくり登ること」です。

今回はたまたまなんとかなりましたが、一般的には頭痛、吐き気か出たらそれ以上高度を上げないのが原則らしいです。(すみません)

歩幅は10cm〜15cmで十分です。よく見たらまわりもそれくらいで歩いています。それで標準の10mを50秒で進むスピードです。

3.2kmで262分(4時間22分)

山小屋は旅館ではない!

これは本当に下調べが足りなすぎた話でお恥ずかしいのですが、山小屋って旅館みたいなものかと思ってました。

部屋と布団があって、浴衣にアメニティが揃っているイメージ。

でも、実物を見てみたら、斜面から突き出した仮設の小屋みたいなものが山小屋です。

個室のあるタイプの山小屋もあるのかもしれませんが、この日空いていて私が選んだのは二段ベッドのみのタイプ、しかも一段に二人寝て、一応カーテンで間仕切られているものでした。

ロッカーもない、電気もない(スマホ充電は一階の共同スペースにあるのみ、盗まれないのかな?💦)

そして水が基本は出ないことを忘れていました。洗面もない、歯磨きもできない、ハードコンタクトレンズも洗えない。

シャワーができない!

この汗だくでシャワーなし? と愕然としました。

持ち物

ここまでで課題が見えてきました。

私が気づいた、富士山登山に必要な持ち物は次の通りです。

  • タオル着替え等(ランドリーがない、手洗いもできない)

  • バンドエイド(靴擦れ用)

  • 身体拭き用シート

  • 歯磨きシート

  • 耳栓、アイマスク(隣の人のいびき対策)

  • 携帯トイレ(万が一の時に)

  • モバイルバッテリー(これだったら最悪盗まれても構わない)

  • 高山病になったら山小屋予約をキャンセルする覚悟(迷惑だけど自分の命には代えられない)

お風呂セットはいらない、虫除けもいらない(虫がいない?)

とにかくケガをしないように

私の登る前日に72才の女性が下りでコケて頭を打って動けなくなり、作業用の重機で運ばれたそうです。

どんな慣れている人でも、気圧のせいで動きが制限されます。子どもがケガをしても、大人がおぶって下りるのは難しいでしょう。

まして大人がケガをしたら?!

というわけで、どんな山でもそうかもしれませんが、特に富士山ではケガをしないように心がけましょう。

END

いいなと思ったら応援しよう!