見出し画像

公開日とか、発売日とか、初日エネルギー

昨日、楽しみにしていた『オデュッセイア』IMAX先行上映の初日初回上映に、行ってきました。

(最古の物語にネタバレも何もないですが、以下ネタバレなし…だと思います)

今までのノーランの作品が見事に結実した3時間と感じました。3時間、全然長くなかったです。
個人的には、今までのノーラン作品で一番面白かったです。一番王道でしたし。
時間ギミックもきれいに整理されているので、いつもの「え、今のあれ、何?」とわけわかんない時間がなくて(ノーランを観るのに物足りないっちゃ物足りない気もする)、とても観やすかった。

IMAXカメラでの圧倒的な映像美、人でない生き物の不穏な質感、軍隊のビジュアルの外連、あまりにも豪華出演陣など色々トピックはあるのですが、ノーランをずっと(文句言いながら笑)観ている身として今回は感無量というか、映画自体の感動と同時に、ノーランの道のりを思い返して感慨が込み上げて、凄い作家だなと思いましたよ。
昔はいわゆる中二病的なところが強く出てたじゃないですか。ずっと鼻持ちならないと思って観ていた監督ですが、『テネット』がバカすぎて(笑)一気にノーランが好きになって、特に近作はどんどん思想的なものが表に出てきて、前作の『オッペンハイマー』は結構びっくりしたんですよね。今回『オデュッセイア』でも同じ話をしていて、ああこういう人なんだな、と。

同時代でこの監督の作品をリアルタイムで追いかけ、劇場で観れるって、とても幸せなことだなと、今回強く思いました。
『オデュッセイア』あと1回は行きますわ。原作も読みたい。


以下、細かい話。

・マット・デイモンのあの時の顔、忘れられませんね。映画館を出てから、やっぱりこの人、凄い俳優なんだなと改めて思いました。

・女性は頭身のおかしな絶世の美女ばかり出てくるので(アン・ハサウェイにゼンデイヤにシャーリーズ・セロンって笑)、これが神話だ!と言われたら、そりゃ神話ですよねっていう感じです。水辺で薄着のシャーリーズ・セロンって、ディオールの広告でそういうのあったよね?

・トロイの木馬、城に曳き入れるまでに、大分臭いがしていたのでは、、、と思いました。絶対臭いよ。

・今回一番どうやって撮ったの?!と思ったのは、鎧さんでした。全部リアルに撮る人だよねノーラン。

・ワンちゃん!

・映画で出てくる「ローブ姿」の人って、あんなに綺麗にローブで顔が隠れるんですか。シスの暗黒卿とかもそうですが、ローブを羽織ったことがないので、あんな漫画みたいに格好良くなるものなのかなと思って。

・最後のカタルシスは、バーフバリが戻ってくるのに匹敵するカタルシスでした。




先日のリドリー・スコットの『ラスト・サバイバー』も初日鑑賞、映画館で観るべき映画でしたし、本っ当に素晴らしい映画でした。


これまで、観たい監督の映画(リドスコ、ノーランは確実)、あとスターウォーズ、MCUなどは、なるべく初日初回行きたいので、出来る限りそうしてきました。

先週のリドスコ、今週のノーランと初日鑑賞が続いて、「毎作品、初日初回に観たいと思って仕事を調整したり楽しみにチケットを買っている人が、地球上にめちゃくちゃ沢山いるんだな。こんなクセつよ映画作家なのに、凄すぎる」としみじみ思ったんですよ。クセ強いし、嫌いな人は嫌いですよきっと。

翻って、私自身の作品も早々にご予約して下さったり、初日に聴きたいと行動して下さる方がいることを考えると(数はどえらい違いますが)、本当にありがたいことと思うと同時に、分不相応なこととすら思って、発売日前になんだか申し訳ないなと思ってきました。いやあ、本当すみません、恐縮です。

私、映画は初日初回に行きたいし、聴きたい新譜も初日にはゲットしていますし(1日前には店頭に並ぶので、1日前が多い)、私自身がわりと初日を意識して初日エネルギーを使ってきたのかもと思いました。

これ、好きなものは他の人の感想が耳に入る前に自分で摂取して、まっさらで味わいたいからで、芸術貧乏性ともいえるかもしれません。
映画については、評論家の評論は見るけれど、"考察"は見ないです。これも、見たら勿体無いから。職業評論家の評論は知見としてより鑑賞が深くなるけど、考察は見ちゃうと私の未来の鑑賞体験が削がれる気がする。

とりあえず、オデュッセイアを読んでからノーラン版2回目鑑賞に行きたいと考えており、Kindleで買いました。これから読みます!



来週9月9日発売『Layer』アルバム詳細はこちら↓


いいなと思ったら応援しよう!

Hitomi Nishiyama 西山瞳 記事や音楽を気に入って下さったら、サポート頂ければ嬉しいです。今後の活動に使わせて頂きます。