見出し画像

【英語運用編】私が英語論文をひとりで通すためにやったこと

環境に左右されずに英語論文を通せるようになりたいなら、英語は避けて通れません。
ただ、多くの人がここでつまずきます。
必要なのは分かっている。けれど、何から始めればいいのか分からない。
単語帳なのか、文法なのか、英会話なのか、論文読解なのか。
手を広げるほど、すべて中途半端になって挫折します。

しかも今は、AIがある程度英語を書いてくれる時代です。
だから楽になった部分はあります。
一方で、「この単語のニュアンスで本当にいいのか」「この言い回しは回りくどくないか」「査読者に突っ込まれないか」を判断する力は、むしろ以前より重要になりました。
英語を丸ごと外注すれば済む話ではなくなっています。

英語力は、一朝一夕では伸びません。
だからこそ怖いのは、頑張っているのに、伸びる方向を間違えることです。

社会人になってからこれをやると、時間も気力もかなり削られます。
実際、英語論文を書きたいと思いながら、何年も入口で止まってしまう人は少なくありません。

私自身、大学生のころから英語論文を読む練習をしていました。
ただ、最初からうまくやれていたわけではありません。
たった一本の英語論文を読むのに、半年近くかかっていた時期もあります。
今振り返れば、かなり非効率なこともたくさんしてきました。

でも、その遠回りをしたからこそ、あとで見えてきたことがあります。
それは、「英語そのものができること」と、「英語論文を通すための英語運用ができること」は、かなり違うということです。
ここを分けて考えないと、努力しているのに論文にはつながらない、ということが起きます。

私は、職場の研究チームや大学院で、英語論文をうまく通せなかった時期があります。
嫌になるほど遠回りもしましたし、嫌になるほどリジェクトも経験しました。
それでも続ける中で、ようやく「どこを、どう鍛えれば通る側に近づくのか」が見えてきました。

英会話には英会話の練習があります。
受験英語には受験英語の勉強法があります。
それと同じで、英語論文を通すには、英語論文を通すための鍛え方があります。
何となく英語を勉強するだけでは、ここにはなかなか届きません。

この記事では、英語論文を書いたことがない人でも、将来そこに届くために、今の段階から始めておくと効くことを整理します。
遠回りしやすいポイントも含めて書くので、少なくとも「何から手をつければいいか分からない」は減るはずです。
英語を頑張りたいのに動けていない人ほど、最初に順番を間違えないことが重要です。



1.絶対にやって欲しい、英語学習最初の一手

英語論文を書けるようになりたいと思ったときに、多くの人は英語学習や英語論文を読み始めると思います。最近は、AIに読ませたり、書かせたりする人も多いと思います。
ただ、将来的に英語論文を書けるようになりたいのであれば、英語学習やAIの活用より先に絶対にやるべきことがあります。

ここから先は

6,401字

¥ 1,200

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

少しでもこの記事がお役に立てると嬉しいです。いただいたチップはすべてこの活動に使わせていただきます。