最新|うつ症状に関わる栄養は8つ中4つだった:食物繊維・葉酸・マグネシウム・セレン
なんとなく気分が晴れない、何をするにも気が重い。夏の疲れとして流してしまいがちなこうした変化も、続くとつらいものです。
心の調子には、環境や睡眠、運動などさまざまな要因が関わりますが、そのひとつとして日々の食事で摂る栄養が近年あらためて注目されています。では、数ある栄養素のうち、気分と関わっていたのはどれだったのでしょうか。
2026年5月に報告されたアメリカの解析は、うつ症状と関わりうる8つの栄養素を一度に調べ、そのうち4つ、食物繊維、葉酸、マグネシウム、セレンが、うつ症状の少なさと関連していたことを示しました。
8つ調べて、はっきり関連がみえたのは4つという結果は、何を食卓で意識すればよいかを考えるうえで、わかりやすい手がかりになります。どの栄養がどう関わっていたのか、そして4つをどんな食品から摂れるかを見ていきます。
記事の要点
アメリカの成人5,068人分のデータ(NHANES 2017~2018年)を解析した研究では、8つの栄養素のうち、食物繊維・葉酸・マグネシウム・セレンの摂取量が多い人ほど、うつ症状が少ないという関連がみられました。とくに食物繊維と葉酸で関連が安定していたと報告されています。
これは、ある一時点の食事と気分を同時にみた横断的な解析であり、因果関係を確定したものではありません。効果の大きさも控えめと位置づけられています。関連を示した知見として受け止めるのが適切です。
4つの栄養素は、いずれも青菜・豆・海藻・全粒の穀物・ナッツ・魚介といった身近な食品から摂れます。特別なものをそろえる必要はありません。
8つ調べて、関連がみえたのは4つだった
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