最新|セレンはかつお一皿で満たせる:25種のセレンタンパク質が体を守る
夕食のかつおの刺身を選ぶとき、その栄養成分まで意識することは少ないでしょう。ところが、かつおは日本の食卓でセレンを満たす力の強い食品です。文部科学省の食品成分データベースでは、秋獲りの生かつお100gにセレンが100μg含まれます。刺身を80g食べれば約80μgとなり、成人の1日の推奨量を一皿で上回ります。
セレンは体内にごく少量しかない必須ミネラルです。それでも、ヒトにはセレンを組み込んだタンパク質の遺伝子が25種類あり、細胞の酸化防御、甲状腺ホルモンの活性化、免疫、エネルギー代謝を支えています。
満尾クリニックの2026年7月の記事では、こうした幅広い働きから、セレンが「健康長寿ミネラル」として注目されていると紹介されました。
重要なのは、特別な食品を大量に足すことではありません。魚介や卵を食べる日本の食卓には、必要量を満たす現実的な道筋がすでにあります。どの食品をどれくらい選べばよいのか。セレンが細胞で働く仕組みから、毎日の量までつなげて見ていきます。
記事の要点
セレンは25種類のセレンタンパク質に組み込まれ、酸化防御、甲状腺ホルモンの活性化、免疫、エネルギー代謝を幅広く支えます。
秋獲りの生かつおは100g当たりセレン100μgで、80gの刺身一皿なら成人男女の1日推奨量を食事から十分に満たせます。
研究結果は摂取前のセレン状態や化学形によって変わり、一律に増やすより食事を基本に必要な人へ適量を補う考え方が重視されています。
ごく少量のセレンが25種類のタンパク質を動かす
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