自衛隊の階級の呼称への疑問
自衛隊の階級章の呼称を旧軍と同じにするとか・・・。
陸将は中将、一等陸佐は大佐、三等陸尉は少尉、二等陸曹は軍曹、三等陸曹は伍長で陸士長は上等兵・・・。
これ厳密には違うと思う。

陸将は陸軍中将、一等陸佐は陸軍大佐、三等陸尉は陸軍少尉、二等陸曹は陸軍軍曹、三等陸曹は陸軍伍長、陸士長は陸軍上等兵となる。
しかしだ、自衛隊は軍隊ではないのだ。
なので陸軍大佐ではない、陸上自衛隊大佐という呼称が正しいだろう。
長い階級章名だね・・・。
一等陸佐は陸が入っているから陸自の一佐って判るよね。
一等海佐は海軍大佐じゃなく、海上自衛隊大佐、一等空佐は空軍大佐じゃなく航空宇宙自衛隊大佐(爆笑)になるの?
メチャクチャ格好悪くない?
陸自大佐もなんか変だし・・・。

細かく言うと曹長を上級曹長はおかしいと思う。
曹長は曹長でいい。
一等陸曹は一等軍曹、二等陸曹は軍曹、三等陸曹は伍長でいい。
海上自衛隊は一等海曹は一等兵曹とかにするの?
海曹長ってさ・・・旧軍の兵曹長みたいだけれど、兵曹長って今の階級だと准尉に相当する階級なんだよね。
准士官だった兵曹長の呼称は曹長にして、先任伍長は兵曹長がなるの?
海自って准尉は士官待遇・幹部の一番下で海曹じゃないんだよね。
陸自の准尉は陸曹の延線上だから「最先任上級曹長」も准尉だけれど、海自で准尉になったら先任伍長にはなれないんだとか・・・。
そういう細かいことって意外と大事なんだよね。
こういう議論はさ、まず自衛隊を軍隊にすることから始めないと矛盾だらけなんだよね。
そもそも三自衛隊の成り立ちからして違う陸海空自衛隊だから・・・。
陸上自衛隊は旧陸軍とは無関係の新しい組織であると公言して作られた自衛隊であることを忘れてはならないし、海上自衛隊は旧日本海軍の伝統を継承した海軍の後継組織であることを誇りにした組織であることから陸自と海自は違うんだよ。
警察予備隊時代は旧海軍の士官も居たし、海上警備隊、海自上自衛隊へ組織が変わっても、保安隊、陸上自衛隊へ海軍兵学校出身の元海軍士官がそのまま残ったケースだってある。
航空自衛隊は戦後に新しく組織され、旧軍の陸海軍の航空関係の軍人たちが多く居た組織ということもあってちょっと陸海とは違うからね。
階級章の呼称一つにだって意味があり、旧軍と同じにってすると矛盾とか必ず出て来る。
普通科を歩兵、施設科を工兵、特科は砲兵は良いけれど、警務科は憲兵にするのかい?

護衛艦も艦種を明確にするの?
海上自衛隊はどうするのかな?「自衛艦」は「軍艦」と呼ぶの?
艦種も今は「護衛艦」に統一しているけれど、「戦艦」「空母」「巡洋艦」「駆逐艦」に変更するの?
私としてはその方が判りやすくていいんだけどね。
今は艦艇名で気象の名前だから「駆逐艦」の「護衛艦」なのかな?川や山の名前だから「巡洋艦」の護衛艦なのかな?国の名前だから・・・戦艦じゃないし・・っていろいろ考えちゃってたんだよね。
艦艇名で旧海軍からの伝統でそういうのあるからね。
まず、自衛隊を本物の軍隊にすることが先決だと思うんだけどな・・・・その前に憲法改憲だよね。
それなしに語れない・・・・・。
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