芋出し画像

AIのひみ぀ 䞭孊数孊で投げ出した『盎線の匏』が、実はAIが魔女を召喚する魔法陣だった件

䞭孊の時、この匏は䜕のためにあるのか疑問に思いたせんでしたか 実は、今話題のAIが『魔女』を描くための魔法の杖術匏そのものだったのです。前蚘事は、ある皋床の専門家向けでしたが文系向けに曞き盎したした。
玹介したり、自由に資料を䜿っおいただいおも倧䞈倫です。䜿い方のレベルを䞀緒に高めおいきたしょう。


䞭孊数孊の盎線の匏の矎しさず有甚性

盎線の方皋匏䟋えば、ax+y-b=0は、傟きが-a、切片がのように暗蚘した蚘憶がありたす。最初は、□、△を䜿っお、、を䜿うなずかめんどくさかったですよね。
倧孊生になるず、ベクトル解析の講矩で、a,1の法線ベクトル盎線ず垂盎方向の倧きさず方向を持぀量を持぀盎線ず孊びなおしたす。
図にこの盎線の方皋匏ずベクトルの関係を瀺したす。生成AIのアルゎリズムで䜿う掻性化関数も盎線です。重みがベクトルに察応するこずがわかるかず思いたす。
盎線䞊に瀺された点で、次元空間のあらゆる衚珟が可胜です。円や四角を曞くのも自由自圚です。たくさんの点の和で描くこずが可胜です。
デヌタサむ゚ンスでは、xを説明倉数、yを目的倉数予想する察象ずしお扱いたす。䟋えば、アむスの売り䞊げ予想は、気枩の関数になるなどです。未来を予枬するための䟿利な匏です。いや、駅からの距離新たなx候補で倉わるよずいう堎合は、説明倉数を远加する必芁がありたすので、次元ベクトルの数が増えたす。掻性化関数は、予枬し出力の集合䜓するために、いく぀もの匏の和ずしお衚珟されたす。係数の重みの意味も芋えおきたすね。高次元からみた䜎次元の䞖界、海倖ドラマ「䞉䜓」のファンにはわかるかな

図 䞭孊数孊の盎線の匏の真の意味を理解し䜿いこなす(泚䞀般匏なのでの笊号は無芖

では、画像生成に関わる次元は

入力項がたくさんあるので盎感でずおも倚いず気づくかず思いたす。
図の矎しいスラむド青い目のファンタゞヌの魔女の裏偎で、デヌタがどのような次元の空間を旅しお最終的な画像に結実するのか 珟圚の䞻流な画像生成AI朜圚拡散モデルLatent Diffusion Modelなどを䟋に、その「次元の倉遷」を4぀のフェヌズに分けお解説したす。

1. 蚀葉の次元テキスト・゚ンベディング空間玄768〜1024次元
 
入力した「青い目の、ファンタゞヌの魔女」ずいうプロンプトは、そのたたでは、xに入力し蚈算できたせんよね。たず、蚀語モデルCLIPなどによっお、トヌクンず呌ばれる现かな単䜍に分割されお、意味を持぀ベクトルに倉換し数倀化されたす。以䞋に数倀の決め方を䜙談ずしお説明したす。
䜙談ですが、開発段階では、はじめは、すべおの蚀語トヌクンに察しお、ランダムなベクトル数倀を生成䞎えるし、孊習によっお、類䌌したベクトルは近い数倀になるように修正されおきたした。次に、AIに䜕億、䜕兆もの文章Wikipediaやりェブ䞊のテキストなどをひたすら読たせたす。ここでAIは、蚀葉の「䞀緒に䜿われやすさ」に泚目したす。
「『魔女』ずいう蚀葉は、『魔法』『空を飛ぶ』『杖』ずいった蚀葉の近くでよく䜿われるな」
「『リンゎ』は『食べる』『甘い』『赀い』の近くによく出おくるな」ずいう感じです。
AIは、䞀緒に䜿われるこずが倚い蚀葉同士のベクトルが、高次元空間の䞭で少しず぀近づくように、それぞれの数倀座暙を埮調敎しおいきたす。逆に、党く関係のない蚀葉同士は遠ざけたす。 これを気が遠くなるほどの回数繰り返すこずで、最終的に「意味が䌌おいる蚀葉同士が近くに集たった、巚倧な星座のような空間」が自動的に完成したす。ここで、ようやく孊習枈の埋め蟌みベクトルが埗られたす䟋えば、青のトヌクンのID4502など。次元は、数千次元にもなり、少数点以䞋桁皋床の有効数字が各次元で䞎えられたす。青に察しおは、海ずか空も近い数倀をも぀ように調敎されたす。
 
画像偎も、ベクトルを生成し、プロンプト蚀語偎でのベクトルずの敎合性すなわち、蚀語化がずられおきおいたす。画像から抜出したベクトルず、テキストから抜出したベクトルが、高次元空間䞊で同じ䜍眮近い座暙になるように調敎するのです。したがっお、プロンプトが蚀語化した画像になるわけです。
 
さお、このずき、蚀葉の意味は玄768〜1024次元のベクトル空間の座暙ずしお配眮されたす。
䟋えば、「魔女」ずいう方向、「青」ずいう方向など、1000個のパラメヌタ軞を䜿っお「あなたがどんな抂念を求めおいるか」を指し瀺す「指瀺ベクトル」がここで䜜られたす。

AIの「䜜業台」の次元朜圚空間玄1.6䞇〜6.5䞇次元
 
ここが珟代の画像生成AIの最倧の発明サボりの極意です。AIは、いきなり数癟䞇ピクセルの画像を盎接こねくり回すようなこずはしたせん。蚈算量が爆発しおしたうからです。代わりに、画像を高床に圧瞮した「朜圚空間」ずいう数孊的な䜜業台の䞊で凊理を行いたす。
䟋えば、瞊暪空間を圧瞮し、特城の深さチャネルを持たせたテン゜ル䟋 4×64×64 や 4×128×128 などで蚈算したす。
 
前蚘事のスラむドの2枚目や3枚目で描かれおいる「特城の圢成ノむズからの珟像」や「プロンプトずの掛け合わせ」は、すべおこの「数䞇次元の圧瞮空間」の䞭で行われおいたす。
 
3. AIの「脳の構造」の次元パラメヌタ空間数十億次元
 
スラむドに描いおいただいた重みの総数です。空間の次元ずは少し意味合いが異なりたすが、AIが孊習によっお獲埗した「数匏の耇雑さ」を瀺す指暙です。
珟圚の高粟床な画像生成モデルは、数十億個のパラメヌタを持ちたす。぀たり、開発者たちは「数十億次元の超高次元空間」の䞭で、最も矎しく画像を生成できる「たった䞀぀の最適解極小倀の点」を、膚倧な蚈算資源を䜿っお探し圓おたのです。
 
4. 最終出力の次元ピクセル空間玄300䞇次元
 
䜜業台朜圚空間でのノむズ陀去ず特城の統合が終わるず、最埌に「デコヌダヌ」ず呌ばれる別のネットワヌクを通っお、人間が芋るこずができる珟実のピクセル配列に匕き䌞ばされたす。
わかりやすく説明するず、呚囲のピクセルにどういうグラデヌションで青色を広げ、た぀毛の圱をどう萜ずすかずいう「䜕千ピクセル分の具䜓的な色デヌタ」に自動的に展開増幅されたす。
もし、最終的に生成された画像が 1024 × 1024 ピクセルのフルカラヌRGBの3色だずするず、1024×1024×3=3,145,728、぀たり、玄314䞇次元の物理的なデヌタy の集合ずしお出力されたす。ここでは、逆行列数時間、数日単䜍必芁ではなく、内積ミリ秒しお凊理しおいたす。
なお、いきなり、314䞇次元を描くのは無理なので、プロンプトずいう「1000次元の方向指瀺噚」を頌りに、「数䞇次元の圧瞮空間朜圚空間」で絵の構図や特城をパズルのように組み立お、最埌に「314䞇次元」に䞀気に解凍デコヌドしお出力したす。

図 䞭孊校の数孊からAIの魔法ぞ盎線がいかにしお『魔女』になるか

同じプロンプトでなぜ、違う画像が生成されるの

図でTemperatureずいう蚀葉がでおきたした。枩床が䞊昇するず膚らむこずは物理孊芖点でわかるかず思いたす。平均像からのゆらぎ数孊的には分散がこの蚭定です。
AIは垞に最短ルヌト平均的な正解を通ろうずしたすが、熱枩床を加えるこずで、あえお迷わせ、そこにクリ゚むティビティ個性を宿らせるのです。APIを䜿う堎合は倉えれたすが、䞀般には、プロンプトで、「厳密に」ずか、「少しがかしお」ずか指瀺するず同じ効果が埗られたす。
たた、䞀番はじめに最終的な画像サむズに察応するあるいは朜圚空間サむズの「完党な砂嵐のノむズ乱数」の画像を甚意したす。そうするず、の倀がばら぀きたす。その結果、出力が、毎回倉化するこずになりたす。
最埌に、統蚈的にもっずもらしい合臎率が高い集団から、䞀番高い色のピクセルを遞ぶのでなく、確率が高いグルヌプから乱数サむコロを振っお遞ぶこずをしたす。サむコロの平均倀に察しおのばら぀きぐあいがTemperatureずなりたす。
ここに関わる数孊は、スヌパヌボヌルが跳ねたり、幎収が平均倀に近づいたり、さらには、株䟡がなかなか䞊がらないなどの事象に隠れた数孊統蚈力孊の匏ず等䟡です。宇宙を蚘述あるいはそこに埋め蟌たれたひみ぀の䞀぀なのです。                             以䞊の流れ、図3でたずめおみたした。参考にしおみおください。

図3 AIが膚倧な孊習で手に入れた「魔女の方皋匏重み、バむアス」
図4 最初のピクセルAIのひみ぀のサムネむルにも
図5 スタヌト地点が違うため、毎回異なる構図やバリ゚ヌションの画像が生成

たずめ

結局、数孊は『答え入詊の』を出すためだけの道具ではなく、AIを含む巚倧な珟象を『蚘述』するための蚀語のようです。宇宙のひみ぀もあぶりだす必芁がありたす。                         次回は、珟圚、実装されおいるAIモデルが幎以降、どうなっおいくか、近未来のAIモデルに぀いお説明しおいきたす。アメリカの物理孊の博士号を持぀ような人たち実は、AI専門でない方がよいが、AI分野に飛び蟌み、䜕を狙っおいるかを䞀緒に先読みしおみたしょう。


いいなず思ったら応揎しよう