「色と言の葉のしおり」 ー白銅色の見えない光にふれる日ー

◆白銅色(はくどういろ)
HEX:#D2DBE2

やわらかな銀灰色に、
落ち着いた光を宿した色。
派手な輝きではなく、
長い時間をかけて磨かれたような、
静かな美しさをたたえている。
曇り空の向こうにある光のように、
見えにくい場所にある希望へ、
そっと目を向けさせながら、
心の景色を穏やかに照らしていく。
静けさの中にある確かな光で、
焦る気持ちをやわらげながら、
心へ穏やかな余白を広げてくれる色。
白銅色のやさしさ
白銅色のやさしさは、
“見えない光を信じさせてくれること”。
思うように進めない日も、
迷いの中にいる時間も、
必要な時間として受け止めながら、
静かな余白の中で見守っている。
焦る気持ちにも寄り添いながら、
進むことを急がせるのではなく、
今の歩幅で進んでいいことを
そっと思い出させてくれる。
何も言わず、
ただ隣にいてくれる
静かなやさしさ。
白銅色の弱さ
白銅色の弱さは、
“誰かを信じるほど、
自分を後回しにしてしまうこと”。
周りの歩幅にはやさしくなれても、
自分だけは急かしてしまう。
静かな光で誰かを照らしながら、
自分の影には、
気づかないふりをしてしまうことがある。
誰かの希望を信じることはできても、
自分の願いになると、
そっと目を逸らしてしまう。
でもその弱さは、
誰かの光を大切に見つめてきた、
やさしい心をもっている証。
白銅色の強さ
白銅色の強さは、
“静かな光を信じ続けられること”。
目立つ輝きではなくても、
自分の中にある願いを
見失わずにいる。
誰かの光を信じてきたように、
自分の願いにもそっと目を向けながら、
まだ見ぬ未来を急がずに見つめる。
迷いの中にも、
確かな希望があることを
知っているから。
見えるものだけを信じるのではなく、
まだ見えない光まで信じられる、
静かな強さ。
白銅色は、
まだ見えないものを信じる余白をくれる色。

