歩いて楽しむ。ちょうどいい京都1泊2日
北海道から関東へ戻って暮らして1年と2ヶ月になる今年の6月、京都旅行をすることになりました。
8年ぶりの京都があまりにも楽しかったので、今回のnoteはその覚え書きです。
京都をちょこっとちょうどよく周りたいという方への参考にもしていただけたら嬉しいです。
プロローグ
20代の頃から京都が大好きで、北海道で暮らし始めるまでほぼ毎年1、2回旅行へ行っていました。
母と、友人と、夫と。
一人旅も何度かして、たくさんの思い出がある街、京都。
前回は2018年の初夏、神奈川を離れる前に…と、母と二人で。
京都を観光しつつ、二人のお気に入りの琵琶湖のホテルに宿泊しました。
今回の旅の計画をし始めた当初は、大好きなライラックが咲く5月に札幌へ行こうと考えていたのですが、随分とご無沙汰していた京都へ行きたい気持ちも浮上してきて、究極の選択に悩んでいたところ「行っていない歴が長い京都へ行こう!」という夫の一言で決定。
出発
朝6時半過ぎの新幹線で新横浜を出発。
北海道から関東への帰省はほとんど飛行機だったので、新幹線に乗ることも久しぶりでした。新横浜駅のホームからの景色も京都までの車窓からの景色も懐かしく、あっという間の2時間。
2時間で到着だなんて、電車とバスを乗り継ぎ、横浜から箱根まで行く時間とそんなに変わらない気がしてなんだかおかしいね。なんて話しながら。
8時40分、京都駅に到着。
久しぶり過ぎて、改札内のお土産店でさえワクワクしながらあっちの店、こっちの店を転々とする私たち。
ここだけでもう京都感満載だわ〜 帰りにあれも買いたいし、これも買いたい!
と、呑気な気持ちで地上出口へと向かったのですが、早速出口迷子に。笑
烏丸口へ出て、京都タワーが目の前にドドーーンと出迎えてくれるはずが、ようやく辿り着いた階段を登って地上に出てみると八条口でした。
慣れたものだと思っていたのですが、8年というブランクの洗礼…。
南北連絡通路を通って烏丸口を目指す途中、以前あった「SUVACO」(京都伊勢丹が運営していた駅中商業施設)がなくなっており、「京名菓・京菜処 京」というお土産やお弁当を扱うお店が集まったゾーン に変わっていました。
「SUVACO」の雰囲気が好きだったので、ちょっと寂しく思ったのですが、美味しそうなものがたくさん並んでいて、ここでまたテンションが上がったままようやく京都タワーとの再会を果たしました。

プラン
一泊二日。そして久しぶり。
行きたい場所はたくさんあるけど、行った場所はゆっくりと見たいし、写真も撮りたい。
・久しぶりなので、私の定番としている寺社と風景に逢いに行く
・過去の経験から、移動手段は混雑しそうなバスは使わず、地下鉄と徒歩
・宿も楽しむ!
・旬の紫陽花が咲く風景を見たい
以上の4つことを条件にして、今回の旅の過ごし方を決めました。
まずは荷物を預けるために宿へ向かいます。
京都駅で「地下鉄1日券」を購入。
地下鉄烏丸線で烏丸御池駅を目指しました。
以前は「地下鉄・バス1日券」を購入していましたが、バスは混雑して時間がかかることが懸念される為、自然と地下鉄を選ぶようになりました。
今回はなるべく徒歩で移動できるような場所を選んで、コンパクトに楽しむことにしていたので、「地下鉄1日券」も元を取れるかどうかと思いましたが、暑くなりそうだったのでひとまず。

烏丸御池駅で降りて宿へ向かう際に、楽しみにしていたのが御池通りの紫陽花。早速出迎えてくれたアナベルたちに感動!
道路を挟んだ進々堂さんのある側の歩道には青い紫陽花が咲いていて、「御池ブルー」と呼ばれていると知り、ここを歩いてみたいと思っていたのでした。御池ブルーに対して、この白い紫陽花たちは「御池ホワイト」呼ばれているそう。
久しぶりの京都の街並みは以前と変わらず。
広い道路に背の高い街路樹の緑。ちょっと横に目をやると路地には歴史を感じる町家が佇んでいる。
まっすぐ伸びた道路の先、鴨川方面には東山が見える。
また「ただいま、京都!」と呟きそうになる懐かしい景色。
もちろん、新しくできたホテルやお店もあって、新鮮さと懐かしさにますますテンションアップ!
荷物を預けながら、宿の1階に入っているカフェで遅めの朝食を済ませ、1日目の散策へ出発です。
南禅寺→金戒光明寺→真如堂→カフェ→四条辺りの街中をぶらぶら
というのが1日目のプラン。

南禅寺
まずは宿から歩いて10分弱の京都市役所前から地下鉄東西線に乗り、蹴上駅へ。蹴上駅からも徒歩10分ほどで南禅寺に到着です。

南禅寺といえば水路閣で撮影されている方が多く、私も京都を訪れるようになった頃は水路閣に惹かれていたような気がしますが、三門の重厚さと柱の向こうに見える景色とが相まった姿に、凛々しさと安心感を覚えるようになっていました。
岡崎神社・金戒光明寺・真如堂
南禅寺を後にし、金戒光明寺まで歩きます。
ちょっと高台にある金戒光明寺。以前はバスを使用しなければ行けないと思っていたのですが、調べてみると南禅寺から徒歩で22分。余裕です◎
初めての試みで、1番早いルートを行くはずが間違えたりしながら20分ほど歩き、やっと着いたー!と思ったら、たくさんのうさぎさんたちが出迎えてくれて、はて、金戒光明寺でうさぎさんを見た記憶はないのだが…。

着いた場所は、うさぎが神使いとされている岡崎神社でした。
それにしても、狛うさぎやうさぎの絵馬、うさぎのおみくじなど、境内のあちこちにうさぎがいて、とてもかわいかった〜。
岡崎神社の脇の坂道を登り、10分ほどで金戒光明寺へ到着。また10分弱歩いて真如堂へ。

8年前に見た、境内に咲いたたくさんの紫陽花と、梔子と紫陽花が浮かんだ花手水がとても印象的だったので今回も訪れたかったのです。
今回が確か4度目の真如堂。この界隈は街から離れていることもあってか、私が訪問する時はいつも静か。

東山区のカフェ
清々しい青もみじと紫陽花に後ろ髪惹かれつつ、真如堂を後にして、平安神宮近くのカフェを目指します。
以前だったらバスを使うのが当然だっただろうルートも、今回は徒歩。
真如堂からてくてく坂道を下って、歩くこと20分弱、丸太町通を横切る横断歩道を渡ると平安神宮横の岡崎通に着きます。
この日のルート、各目的地まで10分〜20分程度で到着するので、ちょっとした散歩といった感じで苦にならず、通ったことのない道を歩く楽しさであっという間でした。

平安神宮から少し歩いて到着したカフェ。
雑誌やSNSでよく目にしていたので、混んでいるかな…と思ったのですが、なんと貸切状態!
目の前を川が流れるカウンター席に座ると足元に水面のキラキラ。
半透明のカーテン?のようなものが、いい具合に歩道の人目を遮ってくれて、ふわりと風に靡きながら、目にも涼しく心地良く…。

夫と二人、アイスコーヒーで「ふぅっ」と一息。
いや、想像の数倍居心地の良くて二十息くらいしたかな。

寺町京極商店街
カフェを出たら歩いて地下鉄東西線の東山駅へ。
東山駅から再び市役所前駅に戻り、宿のチェックインを済ませたら、夕暮れ時間は街歩きタイムです。
京都に来たら必ず歩くのは寺町通と新京極通のアーケード。
京都らしいカフェやお店もあれば、関東ではテナントとして入っているようなアパレルの路面店があったり、いつもガヤガヤ賑わっていて、そのガヤガヤ感がまた良い。
気になったのはリニューアルされていた鳩居堂さん。本館と別館が向かい合わせにあるのですが、新装された別館では〈レターバイキング〉なるものがありました。
今となっては手紙を書いて出すこともほぼなくなってしまいまったけれど、昔レターセットを集めていた私としては、ときめいてしまう風景。
様々なデザインの便箋と封筒が並んでいて、便箋は10枚、封筒は3枚を好きな組み合わせで選べるというスタイル。
とってもとっても魅力的だったのですが、使わずに仕舞われているものがまた我が家に増えてしまう…。と現実的になり購入は見送りました。
自分たちのお土産はすぐ消費する食べ物が1番!笑
1日目のまとめ
1日目、地下鉄を使用したのは
①京都駅から宿の近くへ行く時の
京都駅→烏丸御池駅
②南禅寺へ行く時の
市役所前駅→蹴上駅
③南禅寺からぐるりと散策して帰る時の
東山駅→市役所前駅
暑さと疲れを懸念して「地下鉄1日乗車券」を購入したのですが、利用したのはこの3回のみ。元は取れておらずとも、歩いて楽しめることを再確認できたといいうことで◎
洛東エリアに絞って周ったので、コンパクトなこのプランは大正解でした。
宿泊した宿は、地下鉄の駅や四条河原町周辺の街なか。鴨川や高瀬川にも近く、交通に買い物、景色も楽しむことができる、私たちにとっては何かと便利で良い立地でした。
宿のお話はまた別の機会に書こうと思っています。

我が家的ちょうど良い京都、いかがでしたでしょうか。
2日目はまた後日に!
